モンベルパワーヘッドランプは自転車用ヘルメットライトに転用できるか?

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こんにちは。ノブです。

キャンプ泊をするときに必要になる明かり。もちろん、小型のランタンは持っているのですが、夜の道を歩いたり調理など細かな作業をするならヘッドランプも欲しいなと常々思っていました。
そこでモンベルのパワーヘッドランプを購入してみたのですが、これがアウトドアだけでなく、自転車のナイトライドにも使える万能なヤツでした。
今回はモンベルのパワーヘッドランプをキャンパー目線ではなく、サイクリスト目線でレビューしてみたいと思います。

モンベル パワーヘッドランプのスペック紹介

スペック

【重量】55g(90g) ※( )内は電池を含む重量です。
【カラー】ブラック(BK)、オペラ(OPERA)、プライマリーブルー(PRBL)、ホワイト(WT)
【防水規格】IPX6
【付属品】電池:単4形アルカリ乾電池3本
【給電方法】乾電池式(単4×3本)
【明るさ/照射距離/照射時間】電球色、LOW、HIGH、点滅の4種※詳細は次項または出典を参照のこと。

出典モンベルオンラインショップより

モンベル パワーヘッドランプを選んだ理由

モンベルには、パワーヘッドランプ以外にもいくつかヘッドランプがありますが、決め手になったのは、光量と軽さのバランスの良さです。90gと軽量でありながら、200lmの光量があり、40時間点灯可能。それにIPX6と防水性も高い。このスペックを見たとき、「これはナイトライドでも使える!?」と思い、自転車ライトへの転用も視野に入れて購入するに至りました。

パワー ヘッドランプコンパクトヘッドランプミニ ヘッドランプ
明るさ照射距離照射時間明るさ照射距離照射時間明るさ照射距離照射時間
電球色20lm5m120時間5lm5m80時間5lm6m72時間
LOW35lm30m90時間15lm22m73時間10lm16m60時間
HIGHT200lm90m40時間45lm36m27時間20lm25m40時間
ブースト335lm120m
重さ55g(90g)46g(69g)27g(32g)

外観レビュー

それでは、モンベルのパワーヘッドランプをインプレしていきます。

本体以外の付属品は、単四電池3本、ベルト、そして取扱説明書。

電源スイッチは本体の下側に付いています。なのでヘルメット着用状態でも押しやすい。電源スイッチの他にブーストモードのボタンがあり、押している間は335lmまで明るくできます。

背面にはベルトを通すためのスリットがあります。

横から見た方が分かりやすいですね。

電池は本体上側から開けて入れることができます。

重量チェック

本体、電池、ベルトを含めた重さは91.7gでした。

本体、電池だけだと71.6g。これだけ軽ければ長時間着けていても負担は少なそうです。

自転車ヘルメットへの装着方法

付属のベルトを巻く方法もありましたが、ズレそうだったのと少しでも軽量化したくて結束バンドを使用しました。結束バンドで強く締めつけるとヘルメットの表面が傷ついたりする可能性がありますので、自己責任で。

取り付けて、横から見た状態。

5段階で角度が調整でき、最大角度だと手元を明るく照らすことができます。これなら頭の移動を最小限にして手元が確認できそうです。

結束バンドで取り付けた状態でも電池交換は可能でした。

防水性能について

モンベルのパワーヘッドランプの防水性能はIPX6。これはあらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない、という雨天に対して極めて強い耐性があることを示しています。ブルベなどで夜間の雨天ライドになっても支障はなさそうですね。

明るさのチェック

電球色モード

電球モードで足元を照らすには光量が足りませんが、手元を照らすのにちょうどよい感じです。ブルベならQシートを確認するなどの用途で重宝しそうです。

LOWモード

足元を照らすとその部分ははっきりと視認できますが、少し遠くを見ようとすると光がぼんやりとして障害物の有無を正確に確認するにはちょっと物足りない感じでした。
キャンプで手元を照らしたりするには最適ですが、ナイトライドでは使えなくはないが少し不安があり、HIGHモードを使いたくなる印象でした。

HIGHモード

十分な光量で、LOWモードに比べて視線の先にある物体が何かを把握することができ、この200mlのHIGHモードがナイトライドでも使えそうです。ただ、自転車専用のライトに比べると若干光が分散してしまっているような印象でした。

連続照射時間のチェック

続いては、連続照射時間をチェックしていきたいと思います。
検証前に、モンベルパワーヘッドランプの商品ページにある『照明器具の単位について』を引用しておきます。

照明器具の単位について
明るさを示す値、ルーメンとは?
照明器具は、LEDの種類やその他の仕様により、消費電力に対する明るさが異なるため、従来のワット(W)表記のように、消費電力では明るさを示すことができません。また、ルクスやカンデラという光学単位が表す数値は限られた方向や範囲だけに限定した明るさを表すため、モンベルでは明るさの単位として「ルーメン」を使用しています。ルーメンとは光源から発せられる光の総量を表した光学単位で、方向や距離に関係なく光源の本来持っている全ての性能を表現できます。

照射距離とは?
0.25ルクス(満月の明かりと同等照度)以上で照らすことのできる距離を指します。

照射時間とは?
「ヘッドランプ」と「ランタン」に対し、それぞれに照射時間の測定基準を設けています。
ヘッドランプ:歩行時に1m先の足元に適切な明るさを確保するために、測定距離をライトから2mと設定しています。2m先の照度が0.25ルクスに減衰するまでの時間を照射時間としています。
ランタン:使用用途により、照射対象位置が変化するため、初期の明るさに対し10%の明るさに減衰するまでの時間を照射時間としています。

上記から、HIGHモードを40時間点灯すると、2m先の照度が0.25ルクスにまで減衰してしまうことが理解できました。
では、その減衰の推移はどうなるのでしょうか?

検証方法

検証場所は暗室として確保できる浴室で、壁からの距離は50cmで測定しました。2mの距離を確保できれば良かったのですが、とりあえず減衰の推移を測るだけなので、50cmでも良しとしました。
そして、測定の単位はルクスです。調べてみると、ルーメンは専門的な機器でなければ測定できないようです。
また、測定に使ったのは照度計はこちらです。

検証結果

それでは測定結果から。専門家ではない人間が行っていますので、出てきた結果は参考程度でお願いします。
縦軸が光の明るさで単位はルクス。横軸が時間です。

点灯直後は高い値を示していましたが、開始4時間で一気に200lx前後落ち、その後、19時間までは150lx~200lxで推移(これは測定器の位置のズレによる変化で、光源の中心に置かないと上下左右1.0cm違うだけでかなり変化)し、26時間経過時には二桁まで落ちました。最終的に40時間経過で一桁台の5lxという結果となりました。
とりあえず、この結果から分かることは、4~19時間までの間がこのライトの通常の点灯状態であろうことです。残念ながら、200lmあるかまではわかりませんが、パワーヘッドランプを自転車のヘルメットライトに転用するなら、19時間前後の範囲で運用するのが適当のようです。

以下は、検証時の様子です。壁に当てたから光の様子から光量が落ちていくのが分かるかと思います。

1時間後

4時間後

19時間後

26時間後

36時間後

40時間後

ナイトライドで使ってみた

今年1月の200kmブルベで初投入。ブルベカード確認に電球色モードは重宝しました。実走でも暗い間は場所によってHIGHモードを利用してみましたが、走行中に視線の先の明るさを確保する用途として十分に機能。
そして、11時間半の間、パワーヘッドランプがヘルメットに付いた状態でしたが、特に重さによる不快感を感じることもありませんでした。

まとめ

200mlと光量のあるヘッドライトとしては非常に軽く、しかも雨でも使えるIPX6の防水性能はとても優秀です。
そして、HIGHモードを利用する際は、19時間前後であれば夜間に視界を確保する程度には使えそうだということがわかりました。これなら日照時間の短い冬の夜でも一晩余裕で乗り切ることができるので、問題はなさそうですね。
キャンプや登山ギアとしてモンベルのパワーヘッドランプを使うことが多いと思いますが、ナイトライドのヘルメット用サブ照明の候補としては、割と有用なのではないかと思いました。

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この記事を書いた人
ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに2017年春からロードバイクを始めたキャンプと旅とサブカル好きなサイクルツーリスト。
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。

2019年に日本一周15,594km(172日間)を完走。2020年はブルベに初参加しSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
Birdy Standard Disc

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