こんにちは。ノブです。
自転車を格好良く写真に撮りたい。自転車好きなら誰しもが思うことかもしれません。しかし、ロードバイクなどスタンドのない自転車の場合は工夫が必要。ヘルメットを使って自立させるなど、みなさん苦労されているようです。
ですが、そうした苦労を一気に解決してくれる自立補助具があるんです。それも、ヘルメットのように大きくなく、かつ目立たない。細くて透明でコンパクトになるスタンドが!
もう、おわかりですね。今回ご紹介するのは、SNSで話題となった『めだたんぼー』です。
めだたんぼーとは?
めだたんぼーは、りょうちんさんが個人で開発した写真撮影向けの自立スタンドです。このめだたんぼーを使い、スタンドが使われているとは思えないロードバイクの自立する写真をTwitterに投稿したところ大反響を呼び、バイシクルクラブやスポーツ新聞でも紹介されました。

最初は個人で販売まで行っていましたが、今ではワールドサイクルが販売代理店となるなど、手に入れやすくなってきています。
スペック
■収納時最小サイズ
・約17.5㎝
■重量
約41g(半透明キャップ仕様 マジックテープなし)
■付属品
・スタンド
・マジックテープ 幅15㎜ 長さ25㎝
・まにゅあるっぽいやつ
・私の名刺
※マジックテープはスタンド使用する際に必ず必要です。
■適合
1枚目のKCNCのクランクキャップ、またはshimano純正クランクキャップでの使用は確認済みです。その他メーカーでは直径10㎜の穴があれば対応可能かと思われますが非推奨です。(スラム、カンパ、ローターは要確認)
Twitterにて“#めだたんぼー”で実際に使用されている方の写真からクランクが使えるか見るのも一つの手です。
基本クランクキャップに差し込んでも隙間があり、ゆるゆるですが、斜面や地面が不安定、風が強い場合に隙間があることによって角度を付けられてより安定できるため正常です。
※使用できなかった場合の返品は致しかねます。
出典 青奴工房(BOOTH)

めだたんぼーの特徴
透明アクリル製で、写真にスタンドがあることが視認されにくい
透明アクリルの棒でできているので、背景を透過してめだたんぼー自体がまるで消えたかのように見えます。そのため、自転車自体が自立しているようなフォトジェニックな写真を撮ることができ、これが他のスタンドにはない『めだたんぼー』最大の特徴と言えます。
ただし、あくまで写真撮影用です。一般的なスタンドのような駐輪に使うことはできません。
軽量でコンパクトに収納可能
めだたんぼーは2つのアクリル棒を繋ぎ合わせるようにできているので、半分の約17cmの長さにまとめて収納可能。自転車を自立させるのに必要なベルクロをアクリル棒に巻いておけば、バラバラになることもなく、40gと軽いので持ち運びの負担もありません。
めだたんぼーの使い方
マニュアル(っぽいやつ)も付属して、使い方がレクチャーされています。

まずは、付属のベルクロでリア側のブレーキを押さえます。

続いて、2つのスティックを結合。といってもカチッとハマるわけではなく簡単に差し込むだけです。それをBBの穴に通して完了。とても簡単ですね。ちなみに今回購入したのは、ステルス性と軽さに特化した透明クッション仕様の方です。

めだたんぼー写真セレクション
あとは写真を取るだけ。撮影はiPhoneで行いましたが、自立した自転車が被写体にあるだけで風景写真のクオリティがひとつ上がったように感じられます。






まとめ
このように『めだたんぼー』を使うと簡単、かつスタンドを目立たせることなく、ロードバイクを自立させて写真を撮ることができます。軽くてコンパクトなので、サドルバッグやジャージの背中のポケットにも入れて持ち運びもしやすい。
それに大型サドルバッグなど多少重量がある装備(上の写真では13~14kg)でも安定して自立してくたので、自転車旅のような遠方へツーリングに出かけて絶景を写真に収めるのがとても楽しくなりました。
ただ、製作者のりょうちんさんも指摘しているように、がっちり固定されているわけではないので、強風などコンディションが悪いときは使用を控えた方が無難かもしれません。
多少使う場所や環境を選ぶものの、サイクリングに写真という楽しみが加わるアイテムですので、サイクリングやツーリング好きなら持っていて損はないと思います。
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