こんにちは。ノブです。
今回は反射材のお話です。
最近、自転車通勤をするようになって毎日交通量の多い道路を走っているのですが、自転車の夜間走行は昼間に比べて視認されにくくなってしまうため、危険度が格段に上がると身に染みて思います。
運転手には注意深く観察して安全運転を心がけて欲しいところですが、自転車側でも最大限アピールしないといけません。
そんなときに見つけたのが、黒い反射テープ。黒なのに反射? どのようなものなのか興味が沸いたので、買って試してみました。
WAKI 黒い反射テープ
スペック
暗いときライトを反射して本体が白く光りしっかりと自分の存在を伝えます。
- 用途
- 通勤・通学スタイルに最適。
自転車、ヘルメット、バイク、ベビーカー、靴のかかとなどの平らな面に。
- 材質
- テープ・ポリエステル(ガラスビーズ加工) 粘着・アクリル系粘着剤
- 質量(g)
- 7
- 内容量
- 1巻
- 注意
- ※以下の部分には接着できません。
水に濡れている箇所・油分で汚れている箇所・ザラザラ面や凹凸の激しい面
表面がシリコーン処理、フッ素処理されている箇所
※ポリウレタン製の靴ソールに貼る場合はできるだけ表面が平らなものにご使用ください。
※曲面や凹凸が激しいものは接着力が弱くなります。
※テープ本体を伸ばしながら貼ると、ひび割れをしたり、反射性能が低下しますのでご注意ください。
※気温10℃以上の環境で貼り付け作業を行ってください(寒い場合には粘着面をドライヤー等で温めてください)。
※接着面を指で触れたり、貼り直しをすると接着力が極度に低下します。
※テープをはがす際に、相手側の素材を傷つける恐れがありますの、貴重品やこわれやすものへの使用は避けてください。
※特に革靴等に使用される場合は目立たない場所で一度お試しください。
※電気絶縁や皮膚に直接貼る等、用途以外での使用はおやめください。
※保管の際は乾燥した涼しい場所で直射日光を避けて保管してください。
出典:モノタロウより
WAKI 黒い反射テープを選んだ理由
自転車通勤時に自転車や靴の背面に反射材を貼って後続の車に対してアピールしたい。でも、昼間は目立って欲しくはないという我儘なことを考えた結果、昼に目立たず、夜に光が当たることで反射する黒いテープの存在を知り、購入に至りました。
外観レビュー
それでは、レビューしていきます。今回購入した黒い反射テープは幅18mm×長さ1mのもの。他に幅50mmのタイプもあるのですが、自転車の用途だとこちらの方が適していると思います。
裏面。ざっと気になるところをピックアップすると、濡れているところ、ザラザラするところ、シリコンやフッ素加工されている箇所への貼り付けはNG。あと、テープを伸ばしながら貼るとひび割れる恐れがあるそうです。
こうして見る分には光沢のある黒いテープにしか見えません。果たして、どのように光を反射するのか楽しみです。
昼間の見え方
自転車のクランク
反射材でアピールするなら動く部分が良いはず。自転車の黒い部分でかつ走行時に動かすのは、ペダルかクランク。今回、ペダルは貼りにくかったのでクランクに貼ってみました。
比較用にクランク上部に蛍光の反射シールを貼ってみましたが、目立ち方が全然違いますね。近くで見ると黒とはいえ濃度の違いが出てしまっていますが、遠くから見る分には特に気になりません。
靴の背面
また、靴の背面にも貼ってみました。こちらも比較用に蛍光の反射シールも貼ってみましたが、やはり黒い反射テープは目立ちにくいです。
夜間の見え方
自転車のクランク
上が蛍光の反射シール、下が黒い反射テープです。黒い反射テープも白く反射してアピールできています。
ただし、光の角度がちょっとズレてしまうと黒い反射テープはほとんど反射してくれないようです。蛍光の反射シールは角度を気にせず光ってくれていました。
靴の背面
さらに靴の背面にもライトを当ててみました。当てる角度がバッチリだと黒い反射テープも蛍光の反射シール同様に目立っています。
ですが、ちょっと角度を変えるだけで黒い反射テープは反射しなくなりました。うーん……。
実際に使ってみての感想
黒い部分に貼ることで、昼間は目立たずに夜間の車のライトによる反射でアピールできる点はとても良いですが、光の照射角度によっては反射せずに車に対してほとんどアピールできない点はあまりいただけません。
100均の蛍光の反射シールと比較してみてもアピール具合は蛍光色にはまったく敵いません。黒い反射テープは最早、反射したらラッキーな感じです。
自転車通勤の補助として使うつもりでしたが、導入するメリットは感じられませんでした。ただ、とても興味深い商品なので、反射可能な光の照射角度が改善されれば改めて導入を検討したいと思います。
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