こんにちは。ノブです。
ブルベのような長距離サイクリングでは、パッドと肌が擦れて股ずれが起こることがあり、そうなると痛みや痒みで走行に影響が出てしまいます。
今回は、去年のブルベから使用していたASSOSのシャモアクリームをレビューしていきます。
ASSOS シャモアクリーム
購入動機
これまでは、Chapeau!のシャモアクリームを使ってきました。丁度使い切ったこともあり、別のシャモアクリームも試してみたいと考え、定番ではありますが、ASSOSのシャモアクリームを購入してみることにしました。
パッケージについて
2021年秋からパッケージがリニューアルされていて、デザインから変わっています。内容量も140ml→200mlとなりました。写真はリニューアル前に購入したもので140mlです。
ですが、リニューアルしたのはパッケージのみで、中身は一緒とのことです。
クリームとしては固形物感が強めで、指で掬っても崩れません。Chapeau!のシャモアクリームは水分量多めのしっとりとしたタイプだったので、真逆な感触です。
指で擦り続けてみると滑らかになりました。
どれくらいの距離から使う?
シャモアクリームを使うのは200km以上を走るときが多く、それ以下なら塗らずに走っていることがほとんどです。
特にブルベは自転車に乗っている時間が長く、距離が伸びるほど体に不具合が出やすくなるので、その影響を最小限に抑えるために用いることが多いです。
塗り方・塗るポイントは?
パッドに塗っていくわけですが、お尻の形状や関節の動き、利用しているサドル等によって肌が接触する場所は変わります。どこにどのくらいの量を塗るかは人それぞれで、過去の経験から擦れたポイントを重点的に塗るのがベストだと思います。
自分の場合はお尻よりも、太股の付け根や陰嚢と肛門の間の部分を重点的に塗っていくようにしています。また、たっぷり塗るよりも薄く色が付く程度にしています。
実際に塗ってみると、水分の多いChapeau!の方が満遍なく塗りやすいなと感じました。ASSOSは固まりができてしまうので、バターを塗っているかのようです。塗りムラはあるものの、最終的にパッドに染み込むので気にする必要はないのかもしれません。
着け心地
塗ったパッドを履いてみると、直後はスースーする感じがします。しばらくすると清涼感は消えて肌に馴染んできて気にならなくなりますが、この清涼感が苦手な人はいるかもしれません。
実際にサドルに跨がっても肌がベタ付くような不快感もなく、走行中に気になることはありません。固めのクリームのためか、Chapeau!よりも持続性はあるような気がしています。
塗り直しのタイミングは?
秋冬や春先の晴れの日であれば、だいたい200~300kmに一度塗り直しています。
また、夏場や雨天の中であれば汗や雨で肌がふやけることを考慮し、短いスパンでトイレ休憩等を用いて塗り直すこともあります。
その際、100均にある小瓶なんかに分けて携帯しておくと便利です。塗り直し時は既にパッドは肌と接触していますので、必要量を1度に取って塗った方が衛生的ですので。
まとめ
最近のパッドは肌触りも良く優秀で、クリームの有無でどこまで差が出るかは未知数ですが、付けることで衛生面を保つことができますし、距離が長くなればなるほど股ずれを防止してくれるように感じています。
個人的には200km以上走る機会はそこまで多くないので、一度買えば長く使うことができる点でも、とりあえず持っていて損はないかなと思っています。
もし、この記事を読んでいる方で、短い距離で股ずれするようであれば、パッドの大きさや形が合っていない、サドルが体に合っていない、ペダリングフォームが崩れているといった要因も考えられますので、多角的に原因をチェックしてみた方がよいかもしれません。
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