サイクリング向け3点固定のカメラストラップ「PORISE」レビュー

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こんにちは。ノブです。

サイクリングでは、走行中に風景などを突発的にカメラで捉えたいことがよくあります。しかし、ライド中にカメラを安全に持ち運び、すぐに撮影できる体制を整えるのはなかなか難しいものです。

そんな課題を解決してくれるのが、サイクリスト専用に開発されたカメラストラップ「PORISE(ポライズ)」です。

目次

商品概要

スペック

・素材:ナイロン、本革、プラスチック(留具)、鉄(三脚ネジ)
・全長:145cm(斜めがけストラップ:54cm)
ストラップ先端幅:10mm 
※三角リングは付属しません。カメラの種類によっては別途用意が必要な場合もございます。
・重量:86g
・耐荷重:88kgまで確認済み
・カラー:ストームグレー(1色のみ)
・製造:中国
・開発・企画:株式会社GEEK TRADE
・対象:一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラ、フィルムカメラ

出典GREEN FUNDING公式サイト

購入動機

これまでスマホで写真を撮っていましたが、ミラーレス一眼カメラのSONYα6700を購入し、旅行先で使うようになりました。

α6700はコンパクトな一眼カメラではありますが、スマホに比べればやはり大きい。サイクリングと写真撮影の両立を図る中で、カメラの持ち運びが一番の課題でした。

リュックを背負う、自転車にフロントバッグを取り付けるか等、色々と悩んでいたところPORISEの存在を知り、走行中の安定感と使い勝手の良さに惹かれ、実際に購入してみました。

外観レビュー

こちらがPORISEで、こちらが襷掛けをする部分になります。

特徴となるのが、こちらのストラップ。先端に三脚ネジ用のマウントが付いていて、先ほどの襷掛けと合わせて3点固定のハーネスとして用います。

組み合わせた状態がこちら。三点で固定するストラップがどれくらい効果的なのか、実際に使ってみたいと思います。

使ってみた感想

走行中のカメラ安定感が抜群

サイクリングで実際にPORISEを使ってみました。軽量なストラップは肩に負担がかからず、カメラをしっかりと固定してくれる点が特に気に入りました。

それはフラットハンドルの自転車でも前傾姿勢になるロードバイクでも同じで、乗っている最中はカメラが体にしっかり固定されて揺れず、ストレスなくライドができました。

カメラの取り出しがスムーズ

ライド中に撮りたいシーンが現れたとき、すぐにカメラを取り出せるのが便利です。特にバックルの脱着が非常にスムーズで、片手でロックを外せます。瞬時の撮影に対応できました。

撮影後も、さっとカメラを元の位置に戻せるので、リスタートもストレスなく走り出すことができました。

レンズが重くなると、腰に負担が……

これはPORISEに限った話ではありませんが、腰に荷重する運用はちょっとしんどいという話です。現在は、以下の2本のレンズを使い分けており、それぞれの大きさ、重量はSonyの公式サイトより引用しています。

SEL18135

外形寸法 最大径x長さ (mm)67.2 x 88
質量 約 (g)325

まず、α6700本体と高倍率ズームレンズ(SEL18135)の組み合わせを運用してみました。北海道2泊3日のサイクリングでは平均して100km以上を走りましたが、カメラが腰の辺りで固定されるため、長時間ライドしても首や肩に重さを感じず快適でした。

総重量約820gほどとなりましたが、このくらいのサイズと重さであれば、ライド中にカメラを持っていることをあまり意識せずに済んだのが良かったです。

SEL70350G

外形寸法 最大径x長さ (mm)77 x 142
質量 約 (g)625

次に超望遠ズームレンズのSEL70350Gに変更して運用してみました。

総重量は約1,120gとなり、さらにレンズの方がカメラ本体より重く、かつ外に伸びているため、レンズの重みでカメラが腰から浮き、傾げるようになりました。

ストラップの長さを調整することで改善はできますが、重さやレンズが長くなるほど体に締め付けるようにしないとバランスが取りにくくなります。そうなるとロードバイク特有の前傾姿勢の状態では、より腰に載っている感じが強くなりました。

公式では3kgまではいけるらしいのですが、自分の腰には1kg以上を載せてロングライドで運用するのは、ちょっと疲れるという印象でした。

まとめ

PORISEは、軽量かつ耐久性に優れたこのストラップで、ライド中に素早くカメラを使いたい方には非常におすすめです。

ただ、ロングライドをしながらの運用においては、1kg以上になると腰の上に物が載っている感覚が強く、ちょっとしんどい感じでした。

とはいえ、自分が超望遠レンズを運用するのは牧場見学で遠くにいる馬を撮るためであり、一般的なサイクリングでは重いカメラを持ち運ぶことは稀かと思います。

PORISEは安定してカメラを持ち運び、ライド中でも素早く撮影できるように設計されたカメラストラップだと感じましたので、サイクリングと写真撮影を両立させたい方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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