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【ブルベ】 2023BRM503あおば1000km酷【実走レポート2】

ブルベレポート

こんにちは。ノブです。

今回はVCR横浜あおばのブルベに初参加。名物の「あおば酷い」を体感する1000kmブルベ実走レポート2日目です。

走行データ

Ride With GPS

Relieve ライド動画

Garmin 走行データ

ブルベ走行レポート

273km地点:ちのステーションホテル(1km先にTC4安国禅寺)~354.9km地点:TC5飯田駅

2時間半のタイマーで起こされ、まずはカップ麺とおにぎりで食事をしてカロリーを補給。続いて衣類を選定し、このブルベで一番寒い区間を耐えるためにインナーは裏起毛の長袖、フルフィンガーグローブを着用。防寒着代わりにレインウェアも着込みます。

準備を整えて出発したのが午前3時15分。約3時間40分の滞在です。計画より30分多く仮眠が取れたのはよかったのですが、寝起きで少しダラダラしてしまい、予定よりも15分遅れでの出発となりました。

今日の目的地は615km地点の富山県黒部市で、約340kmの行程となります。まずは、1km先にある通過チェックポイント4の『安国禅寺』へ向かい、写真に収めておきます。


そして、すぐに杖突峠に向かう約8kmのヒルクライムとなりました。斜度は5~6%がほとんどで、たまに8%前後が出てくるくらい。

起きてすぐに登らされているのは気分が良くはありませんが、徐々に白んでくる茅野の街並みは綺麗でした。

杖突峠を終えたら、そこからは遠野町に向けてのダウンヒル。ですが、早朝の放射冷却も加わり、ものすごく寒い。それに少し眠気を感じ、伊那市に入ったところでコインランドリーを見つけて10分ほど仮眠を取りましたが、ガタガタと歯が鳴り止まない状況でした。

短めの仮眠でしたが、日も昇ってきたことで眠気は取れました。次の通過チェックポイントとなるJR飯田駅に向け、天竜川沿いの国道153号線を緩やかに南下していきます。

出発して70kmほど走り、飯田市手前の高森町でローソン高森町店で休憩。日はすっかり上がり、これまで寒かったのが嘘のようにぽかぽかとした陽気です。

コンビニから9kmほど走ってJR飯田駅の少し手前から登りが始まり、午前7時50分頃に通過チェックポイント5のJR飯田駅前に到着。証跡に駅入り口を写真に収めておきます。まだ8時前ですが暑くて堪らず、ここでレインウェアを脱ぎサドルバッグに収納しました。


354.9km地点:TC5飯田駅~450.3km:TC6下呂温泉常夜灯

次の目的地は下呂温泉。北西へと進路を取ります。まずは大平街道を走っての山越えで、今日一番の難所となる飯田峠と木曽峠の2本が続けて待っています。すでにGarminのクライミングプロが20km超の長い登りを伝えてきていていました。

10%を超えるような激坂は多くないのですが、昨日からの疲労のためか出力が上がらず、ギアを軽めにゆるゆると登っていきます。

この大平街道は緑に覆われて日差しが遮られて心地よく、道路脇に小さな仏像が点在し、葛折りの度に滝や沢があったりとロケーションは最高。ただ、似たような景色が続くので、同じ場所をぐるぐる回っているような気分になっていました。

登り続けて、1時間と20分。まずは飯田峠をクリア。ここから短い下りがあり、藁葺きの宿が数件点在する太平宿に辿り着きました。

小さな集落を過ぎると再び登りになります。続いて木曽峠に向けたヒルクライムの始まりです。大平宿から4kmほどの登りで斜度はそれほどキツくないのですが、すでに足が終わっている状況なので、とにかくギアを軽くして登っていきました。

午前9時45分頃に木曽峠に到着。ここからは下りですが、道幅も狭いので慎重に下っていきます。

国道256号線に合流し、小さなアップダウンをこなしつつのダウンヒルがしばらく続き、そろそろ休憩したいと思ったタイミングで『道の駅賤母』を見つけて立ち寄りました。

時刻は午前10時半で食堂がちょうど開店時間。店内はガラガラだったので、休憩を兼ねて食事をしていきます。

注文したのは、ごへー餅定食。小ぶりな五平餅3串、それにお蕎麦のセットです。甘塩っぱい味噌ダレが絶妙な五平餅と冷たいお蕎麦。どちらもとても美味しかったです。


道の駅からも下りが続き、進路を下呂温泉のある北西に向けたところから、緩やかな登りになりました。しかも、向かい風のおまけ付きでぜんぜん進みません。

それに日が高くなるにつれて気温も上昇。暑さに慣れていない体には、真夏のように感じられました。

13時20分頃に下呂温泉に到着。GWとあって温泉街は賑わっていました。ルート上に足湯があり、酷1000の参加者らが浸かっている姿を見かけましたが、そこはスルーしました。

お目当てはその先にある公衆浴場です。暑くて汗だくで足腰が疲れていたので、肩まで浸かりたいと寄り道することにしました。この先も走るので長湯はできませんが、少しヌルっとしたお湯でとても気持ちが良かったです。湯上りにコーヒー牛乳で水分補給も欠かせません。


温泉で気分もさっぱりし、通過チェック6「下呂温泉常夜灯」には13時50分に到着。

450.3km:TC6下呂温泉常夜灯~589km:TC7岩瀬浜駅

ここからは高山市に向けて、飛騨川沿いを北上していきます。

出発して早々ですが、ファミリーマート下呂温泉北店へ寄り道。ドリンクが切れていたので補給して再出発しました。

しばらく順調に進み、その道中にあった小坂大橋を渡ろうとしたときです。その手前に参加者が1名立ち止まっていたのですが、「何かトラブルかな」と思いつつ彼を追い抜き、そして、道路標識を見て「あーなるほど」と停止しました。

下の写真が橋の手前ですが、この規制標識は『車両通行止め』です。その下に補助標識は『車両の種類』で自転車が対象ですね。そして、右方向の赤矢印は『始まり』。つまり、『この先、自転車は通行止め』を意味しています。

ですが、Qシートにも分岐の指示はなく、ナビもここを通るように指示されています。469km地点に小坂大橋はあるので、本来ならQシートのNo80の前に迂回ルートが追加されているべきなのかもしれません。

どうしようかと参加者数名で迷っていると、警察車両から「自転車は通れないから左の道を迂回するよう」にと言われ、そちらを通ることにしました。もしかすると、何台も自転車が通るので待機していたのかもしれません。

迂回路はすぐに本線に合流して、禁止区間を避けることができました。その後、短めの登りを越えて高山市へと入ると下り基調になります。

市街地に入る手前で休憩を兼ねてラーメン屋へ。飛騨高山といえば飛騨牛なイメージを持ってますが、ラーメンも美味しい。高山ラーメンもご当地グルメの一つです。細めのちぢれ麺とあっさり系のスープがよく合います。

高山市の市街地を過ぎたら、次はいよいよ富山県へ向かいます。山間部を走りますが大きな登りはなく、あとはボーナスステージです。日が傾き出した川伝いを延々と下っていきました。

徐々に建物が多くなって平坦区間へと入りました。富山市街地の少し手前のファミリーマート 富山上二杉店で補給をし、再出発。中心部に入ると信号が多くなり進みが悪くなりますが、辛抱強く抜けるのを待ちます。

チェックポイントの岩瀬浜駅には20時20分頃に到着。これで今日のフォトチェックはすべて終了。残りはホテルまでの20km少々です。23時が門限のホテルに十分間に合う時間帯での到着に、少しホッとしました。


589km:TC7岩瀬浜駅~615km:ホテルアクア黒部

あとは、黒部市に向かう平坦な道のりだけです。辺りは住宅街と田畑が続くため、カエルの大合唱を聞きつつ進み、ついに日本海に出ました。真っ暗な海ですが、遠くまでやってきたと実感できる瞬間です。

ホテルに着く前にコンビニで朝食を調達し、ホテルアクア黒部には22時ちょうどに到着。予定よりも1時間早く辿り着くことができました。このホテルは自転車の持ち込みはNGなので、二輪車駐輪場に停めておきます。


チェックインを済ませて部屋へ向かい、シャワーを浴びて、足腰のケアにバンテリンを塗っておきます。あとは昨日と同じくサプリメントを飲んで就寝です。

走行距離が600kmを超えたことで、これまで自身に課していた要求グロスは15km/hから11.4km/hまで緩和されることになりました。それに615kmを37時間で走ったことで、残り400㎞満たない距離を38時間で走ればよくなり、かなり安心できる状況にもなっています。

そのため、5時間滞在のうち4時間を睡眠に当てる予定でしたが、滞在時間を1時間増やし5時間睡眠することにしました。この1時間が後半戦の疲労を和らげてくれるはずですので。

これで2日目のレポートは終了。3日目は富山県黒部市から群馬県富岡市までの約270kmを走ります。

■今日の休憩立ち寄りポイント

最後に。今回のブルベはフォトチェックのみでコンビニPCがありません。そのため、どこで休息を取ったのか分かりにくくなっているので、まとめておきます。

343.1km地点:ローソン高森町店

399.2km地点:道の駅 賤母

449km地点:クアガーデン露天風呂

451.6km地点:ファミリーマート 下呂温泉北店

497.8km地点:麺屋伊吹

568.6km地点:ファミリーマート 富山上二杉店

609km地点:ファミリーマート 魚津北鬼江西店

ブルベレポート
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この記事を書いた人
ノブ

ろんぐらいだぁす!をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
ウマ娘から競走馬に魅了され、引退馬支援活動を'22年から開始。馬産地巡りが最近の楽しみです。
 
◇出身地
北海道(現在は東京都在住)
 
◇自転車歴
'19年 日本一周約1.5万km完走(172日)
'20年 ブルベ挑戦
'20~'23年度SR獲得
'23年 PBP完走(86時間49分)
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2
Birdy Standard Disc
 
◇引退馬支援活動
'22年~NPO法人引退馬協会のFP会員。タイキポーラ、ナイスゴールドの2頭を支援中。
 
  
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