グランフォンドKOMORO2022参加レポート【前日編】

イベントレポート

こんにちは。ノブです。

2022年5月22日(日)はサイクリングの日。日本サイクリング協会が当時の文部大臣から設立の許可を受けたのが、1964年5月22日であることが制定の理由です。

そのため、この日は各地でサイクリングイベントが行われ、大いに賑わいを見せるのですが、ここ数年は新型コロナウイルスの影響で開催中止が相次いでいました。

ですが、今年はリアルイベントが復活。その一つ、長野県小諸市で行われたグランフォンドKOMOROに初参加してきました。

グランフォンドkomoro サイクリングフェスティバルあさま 長野県小諸市 | 日本 | 軽井沢
グランフォンドkomoroサイクリングフェスティバルあさま長野県小諸市|日本|軽井沢

グランフォンドKOMOROとは?

グランフォンドとは『長い距離を移動する』という意味のイタリア語で、一般的には山岳コースをメインとした長距離系ロングライドイベントのことを指します。

日本は山岳地帯が多いので各地でヒルクライムレースやイベントが開催されています。その中でグランフォンドKOMOROは、公式サイトから引用すると、

アニメ、コミックス、キャラクター、好きのためのガチ!?サイクルイベント

グランフォンドKOMORO公式Webサイトより

といったキャラクタージャージやコスプレがむしろ推奨される、ファンライド的な雰囲気が売りになっています。

ならユルポタなのかと言えば、グランフォンドの名は伊達じゃないわけです。獲得標高が2,000m前後のガチなコースも設定され、初心者から経験者まで幅広く楽しめるよう工夫がされています。

そして、グランフォンドKOMOROは、月刊ブシロードで連載中の『ろんぐらいだぁすとーりーず!』が全面的に協力しています。作者の三宅大志先生やパカさん役の東城さやかさんが実際にコースを走りますし、2021年度はZwiftを使ったバーチャルグランフォンドKOMOROを開催したり、今年も事前トレーニングとして2回に分けてZwiftライドが開催したりしました。

また、アニソン歌手の影山ヒロノブさんやFLOWのTAKEさんらが参加するなど、アニメファンなら堪らない豪華ゲストライダーが参加される点も見逃せません。

前日編レポート

上越新幹線で佐久平駅へ

今日は5月21日の土曜日。サイクルイベント本番は翌日曜日ですが、前日受付を行うため、まずは移動。東京駅から上越新幹線に乗り、佐久平駅を目指します。

もちろん最後尾の指定席を予約。あさまは2人掛けと3人掛けの席が左右にあり、2人掛けの後ろには大型の荷物置き場が設置されているのですが、その隙間に自転車を収納することができました。

1時間20分ほどかけて佐久平駅に到着。さっそく輪行を解除して、小雨が降る中、お隣の小諸市を目指します。

信州青少年の家で前日受付

受付会場は信州青少年の家。小諸駅から5kmほど山側に登ったところにありました。

受付会場は体育館。初めて参加するので例年の賑わい具合と比較はできませんが、比較的落ち着いたこぢんまりとした雰囲気でした。

受付をして、コースマップや各エイドの引換券を貰いました。また、キャラクターオプションを選択していたので通常のゼッケンとは別にキャラクターゼッケン、完走証、そしてタオルも受け取りました。

今回、荷物預かりがないというアナウンスがあったので荷物は最小限にしたのですが、リュックは持ってきた方がよかったかもしれません。

会場には物販ブースが設営されています。こちらはPLUMSHOPの諏訪姫ちゃん。

ワイズロードも全面協力でテクニカルサポートをしてくれます。また、その奥でマキノサイクルファクトリーのばんざいさんがフィッティングをしてくれたりと、至れり尽くせりでした。

アウローラブースではミニおにぎりリフレクターを購入。パカさん役の東城さやかさんがいらっしゃっていてサインもいただいちゃいました。また、ろんぐらいだぁすとーりーず!のブースでは恒例の三宅大志先生のサイン会が開催。今回はパカさんを描いてもらました。

小諸散策:彩本堂でサイフォンコーヒー

会場を見終えたので、信州青少年の家から小諸駅方面に下ってきました。少し小腹も空いたので、気になっていた『彩本堂』へと向かいます。

このお店は、サイフォンコーヒーの抽出技術を競う『ジャパンサイフォニストチャンピオンシップ』で3度優勝の中山吉伸さんらサイフォニストによるコーヒーや緑茶が楽しめる和風カフェで、去年の6月にオープンしました。

メニューも一つ一つ丁寧に説明をしてくれますし、とても丁寧な接客です。それにサイフォンで淹れられていくコーヒーを間近で見られるので、待っている時間も飽きさせません。

そして、もう一つのコンセプトが盆栽。小さな鉢植え盆栽がお店の雰囲気作りに一役買っています。

コーヒーが出来上がると、一緒にミニ盆栽も添えられます。盆栽自体も可愛らしいのですが、盆の上に落ちた影もまた風情があります。一緒に注文したスイーツも甘さ控えめで、コーヒーの香りとコクを一層引き立ててくれるように感じました。

https://www.siphon-do.com/main

小諸のローカル番組がYouTubeに上がっていて、彩本堂の特集がされていました。お店の雰囲気なんかがよく分かるかと思います。

夕飯は丁子庵で小諸蕎麦

せっかく長野県に来たので信州蕎麦を食べておきたい。小諸には蕎麦の名店がたくさんあります。夕飯は丁子庵へ向かいました。創業1808年の老舗そば屋さんです。

辛み大根おろし蕎麦を注文。新蕎麦の時期ではないのが少し残念ですが、それでもお蕎麦の風味も感じられ、辛み大根のお陰で消化もよく、よりさっぱりいただけました。蕎麦湯も美味かった。

ホテルでのんびりオンライン開会式

今日は小諸駅前にある小諸ロイヤルホテルに宿泊。前泊の宿を取り忘れていて、慌てて空いているホテルを予約したらツインしか空いていませんでした。

でも、広めの部屋でロードバイクも置きやすかったから、ヨシとしましょう。

ひとつ残念だったのが、温泉です。小諸ロイヤルホテルには温泉施設がなく、パンフレットに書かれていた小諸駅近くのホテルに歩いて向かったのですが、日帰り入浴は休業でした……。

この鬱憤はなぜか食欲に。オンライン開会式を見ながら晩酌でもしようと長野県のご当地スーパー『ツルヤ』でオリジナル商品を買い込みます。流石に食べきれないのでお土産として持って帰りましたが、どれも美味しかったです。

今年は会場で集合しての開会式はなく、オンラインによる中継です。小諸にいるのにスマホの画面から開会式を見るというのは少し残念ですが、コロナ禍なので仕方ないですね。

開会式も終わり、のんびりしつつ外を眺めてみると雨がシトシトと降っていました。天気予報では明日は晴れてくれるようです。始めて走るコースなので快晴の中を走れることを願い、本番に備えて早々に就寝します。

イベントレポート
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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
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