ご報告:東京から北海道札幌市へ移住(Uターン)しました

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こんにちは。ノブです。

しばらくブログの更新が停滞していましたので、久々の投稿です。

このたび2025年5月11日より、20年間暮らした東京での生活を離れ、故郷・札幌へUターンしました。

目次

移住(Uターン)のきっかけ

その大きな理由は、去年から両親が相次いで体調を崩し、入退院を繰り返すようになったのがきっかけです。これまで電話や帰省で何とか対応してきたものの、いろいろと限界を感じ、近くで支えられる環境を整えたいと思いました。

仕事や暮らしが充実していた東京を離れるのは簡単な決断ではありませんでしたが、家族との時間を大切にしたいという思いが、背中を押してくれました。

サイクリスト目線で見る札幌生活のメリット

介護という現実と向き合う毎日の中でも、サイクリングは自分にとって心の拠り所であり、札幌での生活を前向きにしてくれる大切な存在になっています。札幌へUターンしたことで、サイクリストとして感じた良い点は数多くあります。

1. 交通量が少なく、自然豊か

これまで暮らしていたのは、東京都大田区。生活には非常に便利なエリアでしたが、車の交通量が非常に多く、自然豊かな郊外に出るのに40~50km走らなければならない、どちらかというとサイクリングには不向きな環境でした。

今回、札幌市清田区に引っ越したことで、交通量はとても少なくなりました。それに10kmも走れば山間部へも行けますし、農地の広がる石狩平野へ走り出すこともできる環境になりました。

2. アクセスしやすい郊外ライドコース

定山渓、支笏湖、小樽など、日帰りで走れるスポットが多く、ロングライド好きにはたまらない環境です。道幅が広く信号も少ないため、テンポよく走れるのも嬉しいポイントです。

また、個人的には馬産地へ行く移動手段のハードルが低くなったことも、好材料だと思っています。

3. 空気がきれいで気温が適度

北海道は夏でも気温や湿度が低く、朝夕はひんやりと涼しいため、過ごしやすい環境です。それは気象庁が公表している「2024年の猛暑日・真夏日などの日数」を見ても一目瞭然。35℃を超える猛暑日は滅多にありません。

東京での真夏のライドに苦しんでいた身としては、この違いは大きなメリットになりそうです。

デメリットも正直に

もちろん、サイクリスト目線での悩みもあります。

1. 冬のオフシーズンと春の路面

11月下旬〜4月初旬までは雪と路面凍結で実走が困難になります。ローラー台を使った室内トレーニングが中心になり、外を走れないフラストレーションが溜まりそうです。

それと、雪解け直後の路面状況にも注意が必要です。凍結を繰り返すことでアスファルトが損傷することが多く、路面はボコボコ。路面の綺麗さでは東京の方が圧倒的に良かったです。

2. 自転車専門店の選択肢がやや限られる

これまでお世話になっていたワイズロードさんが北海道には店舗がなく、KhodaaBloomのプレミアムディーラも千歳市に1店舗あるのみでした。

上京後にロードバイクを始めたため、札幌にあるショップがまったく分かりません。そんなことをワイズロード川崎さんに引越報告の際に伝えると、札幌市内に川崎の元店長がやっているショップ「サイクルプラザ」を紹介してもらえました。

家から5kmくらいの距離にあるので、メンテを頼みやすいのもありがたいところです。このご縁を大事にしたいと思っています。

3. 公共交通機関が少ない

大田区で暮らしていた頃は、羽田空港も東海道新幹線の利用できるJR品川駅へも、30分以内で行ける環境でした。それにJRや私鉄が網の目のように張り巡らされた首都圏は、輪行するのに非常に便利で、よく活用していました。

しかし、引っ越し先では徒歩圏にJRや地下鉄がなく、主要の公共交通機関はバスのみとなりました。輪行という長距離移動手段を気軽に利用することができない点は、非常に辛いところです。

東京では車を持つメリットもなかったですが、札幌に引っ越してからは車の運転が欠かせなくなっています。トランポという移動手段はできましたが、ガソリンの高い昨今での長距離運転は気が引けます。

最後に

東京での生活を手放すことに迷いもありましたが、今ではUターンしてよかったと思っています。これからも札幌での生活を、自分らしく、丁寧に積み重ねていきたいと思います。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 新しい冒険がはじまったのですね。
    家族を大事になさってください。

    私も親を支えるために自転車にほとんど乗れなくなりました。
    親にとって我が子はいつまでも可愛い乳飲み子のようで、頼るのに抵抗を感じるようです。
    私はひねくれたクズ人間の自負があったので、その親に「最後は子供の世話になって、一人前にするまでが親の仕事だよ」と言えたときは、いま本当に頑張っていると自覚しました。
    ノブさんはできた方ですから、ご家族も「ノブさんが帰ってきてくれた」と、なんの不安もないのだろうと推察いたします。

    どうか頼れるものはすべて頼って、ご無理だけはなさいませんように。

    • ありがとうございます。
      この状況がいつまで続くか分からず不安になることもありますが、自分にできる範囲で無理せず両親のサポートをしていこうと思います。
      みじぴんさんもご無理なさらぬよう。ご健勝をお祈りしています。

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