【旅136日目】興部ミルクとオホーツク湧別町のキャンプ場で無料の列車泊!

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こんにちは。ノブです。

日本一周自転車旅136日目は名寄市を出発してオホーツク海へと向かいます。

目次

本日のルート

Relive ‘日本一周自転車旅136日目’

Garmin Forethlete230J 走行データ

旅レポ・フォトギャラリー

名寄市のビジネスホテルから出発

午前6時に起床。外を見ると路面が濡れています。どうやら霧雨が降っているようです。

素泊まりにしたので、昨日のうち買っておいた菓子パンで補給。

今日からはしばらく大雨になることはなさそう。雨と強風と寒さはうんざりでしたので、良い兆候の予報ですね。

午前7時頃に出発。まずは国道239号線を走って海沿いの町、興部町を目指します。

SL排雪列車「キマロキ」

走り出して早々に名寄公園へ寄り道。

園内に展示されているSL排雪列車キマロキを見学です。

除雪用のSLが展示されているのは全国でも名寄だけらしいです。

この巨体で雪を掻き出す様は、きっと物凄い迫力だったのでしょうね。

下川駅跡 にぎわいの広場

ようやく走り始めたのが午前8時。のっけからゆっくりし過ぎました。

下川町に入りました。カントリーサインなんだろう、これ。調べてみたところ、農地造成で出た石で作った万里の長城と発祥の地を記念したアイスキャンドルだそうです。

出発から18km、下川町の中心部にあるにぎわい広場へやって来ました。

ここにもかつて使用されていた列車が展示されていて、さらに無料のライダーハウスとして活用されています。

雑魚寝するだけの施設ですが、十分ですよね。

トイレもすぐ側にあります。

さらに温泉施設も歩いて、2~3分のところにある。かなり便利な立地にあるようですので、昨日もここに来られたらよかったな。列車の宿にも泊まってみたかったし。

道の駅 にしおこっぺ花夢

下川町を出発して登りに差しかかる頃、止んでいた雨が再び降り始めました。

登りを終えて、西興部村へ。頂上に着く頃には雨も上がっています。今日も天気が不安定ですね。

約40km走り、道の駅『にしおこっぺ花夢』へ。

コスモスが咲いていました。秋を連想させる花ですね。北海道はもう秋。でも、せめてもう少し暖かくなってくれませんか。

ここはフラワーパークという名だけあって、多種多様な草花が植えられて綺麗です。

館内に機械仕掛けの演奏装置がありました。

苺のソフトクリームで補給。酸味のあるスッキリとしたソフトクリームです。外で食べるのはちょっと寒いけど美味しい。

冨田ファーム 直売所「ミルクの夢」

西興部村から興部町へと走っていると、気になるお店を発見。

どうやらチーズで金賞を取ったらしいです。チーズのお菓子ないかと店内に入りましたが、純粋なチーズのみ販売しているようでした。

お、ソフトクリームがある。先ほど食べたばかりでしたが、何も買わないで帰るのももったいない。これは買って正解。牛乳の濃厚さが際立っています。

道の駅 おこっぺ

約70km走り、道の駅『おこっぺ』へ。ここにも列車を利用した無料宿泊施設があり、泊まってみたかった場所です。

流石に時間が早すぎるので先に進みますが、列車の宿に泊まってみたい。もう少し先にもいくつかあるようなので、そのどれか一つに行こう。

特産品を売る売店も覗いてみます。

ご当地ヨーグルトグランプリ金賞を受賞した飲むヨーグルトで補給。濃厚なコクと風味を感じられ美味しかった。

お昼は味の賀寿当で興恵煮込みうどん

興部町でお昼時になったので、どこかお店はないかと探していたところ、気になる食事処を見つけました。

気になっていたのは、この興恵鍋焼きうどんです。

ジャガイモ、パプリカ、コーン、ほうれん草、薄切牛肉、ソーセージと地元の食材が詰め込まれた旨味たっぷりのシチュー風うどん。

胡椒を引いて食べるとスパイシーな辛さで体の芯まで温まりました。

食事を終えて外に出ると、久しぶりに雲の切れ間から青空が顔を覗かせていました。

北海道立オホーツク流氷科学センター「ギザ」

興部町から海沿いを走っていきます。数日前は厳しい向かい風でしたが、今日は追い風。重い荷物があっても巡航速度が30km/h前後出ます。

道の脇にホタテ貝が落ちていました。それも一つでなく、点々と。オホーツクはホタテが名産なので、どこかで食べたいな。

13時半頃に紋別市へ。カントリーサインが蟹とガリンコ号ですね。

流氷岬という場所がありました。冬になれば流氷観察のスポットになるようです。

紋別市内に入り、港近くを抜けて行きます。青空も見えて、太陽の恩恵を受けて暖かい。

どうやら砕氷船ガリンコ号が展示されているようです。

観光用の砕氷船があることは昔から知っていましたが、実物を見るのは初めて。これは退役した旧型。今は新しいガリンコ号が冬になれば観光客を乗せて流氷を砕いて航行しているようです。

すぐ近くの道の駅オホーツク紋別へと立ち寄りました。

オホーツクらしく、まずはホッキョクグマがお出迎え。

道の駅の中に流氷科学館があったので、チケットを購入して見学してみます。

目玉は極寒のマイナス20度の部屋。防寒着を借りて中へと入りました。

こちらにも白熊。そして、本物の流氷が展示されています。

そして、定番ですが濡れタオル。これは実験用にお借りしたもの。

振る事、30秒。この通り。

さらにシャボン玉の実験も体験。凍って手で掬うことができました。

各地に生息する魚の氷漬け展示もありました。

これは神秘的なようで、どことなく残酷なようで、不思議な感覚です。思わずじっくり見てしまいました。

そして、流氷といえばクリオネ。テレビではアップで放送されることが多いのですが、実物を見るとけっこう小さい。

羽を広げている様子はなかなか愛らしいですね。

五鹿山公園キャンプ場で列車泊

紋別市を抜けて、サロマ湖へと向かっていると急に雨が降ってきました。少し前まで青空が見えていたので油断していました。

土砂降りになりました。閉鎖した店舗らしき建物の軒下へ避難。しばらく雨宿りですね。今日は紋別市から50km先のサロマ湖にあるライダーハウスに泊まりたかったのですが、先着順で埋まるため、このままだと行っても泊まれない可能性が出てきました。

雨が弱まったところで出発。湧別町へ。湧別町にも列車の宿泊施設があるようで、そこまでなら20kmもない。

しばらく走ると雨も上がり、背中は日の光で暖かくなりました。太陽で偉大だ。

17時過ぎに五鹿山公園キャンプ場へ。

受け付けは17時までですが、事前に電話しておいたお陰で少し過ぎても受付をしてくれました。

今日は、この列車宿泊施設で一泊です。

雑魚寝をするだけのスペース。電源があると嬉しかったですが、無料なので贅沢は言えませんね。

道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯で夕食

宿は確保できた。次は汗を流しに2km先にある道の駅へとやってきました。500円で入れ、ツルツルお肌になりそうな泉質で気持ちよかった。

夕飯は道の駅のレストランです。

ゆうべつ牛のステーキ定食を注文。肉の旨味を味わえる赤身です。ご飯を大盛りにしたらどんぶりでやってきました。

さらにオホーツクの昆布焼塩で旨味倍増。ご飯が進む進む。美味い。

食事を終えて、帰宅。今日は自分だけのようですね。貸し切り状態。シーズンオフ最高。というか穴場なんでしょうね。ここ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして。
    泊まれる鉄道遺産に興味を持っています。
    北海道の泊まれる鉄道車両は色々と探したのですが、五鹿山公園キャンプ場に鉄道車両があり、そこに泊まれるとは初めて知りました。キャンプ場のHPにもほとんど記載がないですし。
    このあたりでは無料の興部か、施設の充実した計呂地交通公園(駅長ハウス)に泊まる方が多いので、穴場なのかもしれませんね。
    貴重な情報ありがとうございました。いつかは行ってみたいと思ってます。

    • はじめまして。
      見つけたのは偶然で、google mapのコメント欄から泊まれることを知ったくらいです。
      ご指摘の通り、自分もその2つを宿にする予定でしたが、結果として穴場な列車泊ができてラッキーでした。そしてこの旅がお役に立てたことを嬉しく思います(^^)

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