こんにちは。ノブです。
日本一周自転車旅134日目。一泊した猿払村のライダーハウスを出発し、興部町までの130kmを走る予定でした。
本日のルート
Relive ‘日本一周自転車旅134日目’
Garmin Forethlete230J 走行データ
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ライダーハウスやませを出発
午前5時過ぎに起床。無料貸し出しのマットと毛布のお陰で十分に睡眠が取れました。
昨晩の雨も上がっていましたが、海から風がゴーゴー吹いています。正直、この風の中を走るのはちょっと……。
この場所で停滞したところで天気予報は数日天候不良を告げています。要はいつ濡れて走るかくらい。
まだ降っていない時に距離を稼ぎたい。今日の目的地を130km先の興部町に定め、午前6時40分にライドスタートです。
走り始めから海風に煽られます。真横から吹いてくれればいいのに、斜め左側から吹き付けてくる。
風車もギュンギュン回っています。この辺りは風が弱まることはないんだろうなぁ。
エサヌカ線へ
走り始めて7kmほど。エサヌカ線へ入る分岐点へ。このまま国道を進めば少し内陸へ逸れるので大助かりです。
でも、海沿いのエサヌカ線を選びました。何もない直線が続く道。自転車乗りとしての好奇心には勝てない。
数キロ走ると分岐点に。とは言え、左側は砂利道だったので迷わず右折。
そして、再びの直線道路。すげー。何もない。まるでイージュー☆ライダーの歌詞のような延々と続く道。快晴だったら気持ちのいいライドができそう。
でも、今日は強風と戯れながらの修行道になりそうです。
何もない。時々、大型トラックが通り過ぎるくらい。風が強くて進めないので、どうせだしと大声で歌ってみたり、スマホに入れてあった音楽を流したりと気分転換しながら走っていました。
何か作業しているトラクターを発見。なんだろうと思って見ていると、うわ臭い。どうやら堆肥を撒いているようです。風に舞って臭いが取れない……。
強風の中を延々と走り、再びの分岐点。これも左は砂利道だったので、右へ。
牛だ。酪農の盛んな北海道なので、こうした牧場は至る所にありますね。
道の駅 北オホーツクはまとんべつ
エサヌカ線が終わり、国道238号線へ復帰です。時々、旅の自転車乗りとすれ違いますが、抜かされることって未だにないなぁ。
ただ、売店などはまだ営業しておらず。そして気になるのは野宿不可の但し書き。最近は道の駅で野宿していませんが気になりますね。
近くのセイコーマートへ。ホットシェフのたれカツお握りを購入しました。タレが染みててご飯が美味い。
中頓別町の寿公園
補給を終えてライド再開。でも、のっけから強風。速度も18km/h前後しか出ません。
そんな苦行は楽しくない。平坦ヒルクライムするくらいなら、遠回りになりますが予定を変更して美深方面へ逃げます。山♪山♪
少し登ってからダウンヒル。目の前に広い草原が見えてきました。やっぱり北海道はこういう景色を見るに限るね。
風も随分と穏やか。平坦でも25km/hは出せるようになりました。
中頓別町へと入りました。出発時は上下レインウェアでしたが、雨も降らないようなので脱いでも良さそう。
国道275号線を南下していると、不意にSLの姿が目に留まりました。その先に戦闘機っぽい機体もある。寿公園、なんだか面白い場所です。
せっかくなので自転車を停めて近くで見てみよう。9600型蒸気機関車。かつて炭鉱で栄えた時期を支えた名機です。
保存状態はとても良さそう。外に置いてあるはずなのに、綺麗です。
自衛隊の基地が中頓別町にあるはずもなく、千歳基地で使用されていたものを中頓別町が借り受けて展示しているらしいです。
コックピットまで見られる。こんなの航空博物館にでも行かなければ見られない。これがテンション上がるな。
八番食堂で昼食の味噌カツラーメン
寿公園を見学後、そろそろ昼食にしたくて中頓別町の八番食堂へとやって来ました。
お、チームナックスの音尾さんも来店しているみたいです。意外と有名店のようです。
味噌カツラーメンを注文。名古屋名物とのコラボを想像していましたが、味噌ラーメンに普通の豚カツがトッピング。ピリ辛味噌ラーメンで体も暖まりました。
道の駅ピンネシリ
昼食を終えてライド再開。お昼を食べながら今日は60km先の美深町を目的地にしました。理由はキャンプ場が安くて温泉施設があるから。
道の駅『ピンネシリ』へ。ちょっとトイレ休憩。それにソフトクリームが食べたくなりました。
どうやら鉄道の敏音知駅跡に道の駅が建てられたようです。広い敷地を利用し、キャンプ場もあるみたいでした。
有り難いことにコインランドリーまで完備。夕方に訪れていたら、ここでキャンプ泊にしたかもしれません。
ソフトクリームで補給。うん、やっぱり北海道。乳製品が美味しい。
道の駅『おといねっぷ』で黒蕎麦
国道275号線を南下し、1.5km程のヒルクライムをして音威子府へと入りました。
音威子府村名物の黒い蕎麦で補給です。色の理由は通常取り除かれる甘皮をそのまま挽く『挽きぐるみ』という製法のため。
太めの麵で蕎麦の風味をしっかり感じることができて美味かったです。
道の駅びふかで肉まん補給
黒蕎麦補給後、セイコーマートで明日の朝食を調達。キャンプ場までの残り約20kmを走ります。
チョウザメ館
美深町はチョウザメの養殖が盛んな町。道の駅『びふか』近くのチョウザメ館を訪れました。
チョウザメの剥製。初めて知りましたが、北海道にはかつて、天然のチョウザメが生息していたんですね。
この付近に生息する淡水魚も展示されていました。幻の淡水魚イトウも展示されているらしい。これはイトウ?じゃないな。
そして、ようやくチョウザメのお出まし。こうしてみるとサメと名が付くのもうなづけるフォルムです。
卵を持つようになるまで約4年。それだけのコストがかかっているなら高いわけです。
小さな水族館ですが、チョウザメが見られる珍しさで結構楽しかったです。
キャンプ場で一泊
びふか温泉もすぐ近くにあって、温泉施設内に浴場とコインランドリー、さらにレストランもあって便利なところです。
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