こんにちは。ノブです。
日本一周自転車旅121日目は北海道一周4日目。岩内町を出発して積丹半島を回ります。
本日のルート
Relive ‘日本一周自転車旅122日目’
Garmin Forethlete230J 走行データ
旅レポ・フォトギャラリー
岩内町は出発前からトラブル
深夜から早朝にかけて音がするくらい強い雨が降っていましたが、宿を取ったことが功を奏して雨に濡れることなく朝を迎えました。
周辺の雲は抜けてくれたようです。今日の天気は曇りでしたが、これなら今日は雨は降らないかな。
最大の特徴は、粉末スープを湯切りするお湯で割って、温かいコンソメスープが飲めること。冬の厳しい北海道ならではのご当地カップ麺です。
そして、とても残念なことに、これまでブログの執筆に活躍してくれたノートパソコンが今朝になって突然動かなくなりました。121日間、自転車の上で振動に耐えてきた影響かもしれません。サイコンとして利用しているGarminのForethlete230Jは、WindowsPCに接続しないと走行データをアップロードできないので、PCがないとブログが書けません。
本来なら午前7時前に出発するところ、PCの復旧に試行錯誤していたせいで8時前になってしまいました。結局、復旧はできず、走りながら方法を考えようと思います。最悪、札幌市内に行けば家電量販店もあるので、新しいPCは調達できます。先を急いだ方が良さそうですね。
積丹半島ライド開始 道の駅『オスコイ!かもえない』へ
積丹半島の入り口は泊村から。ここには泊原子力発電所があり、情報発信のPRセンターがあります。開館前だったためスルーしましたが、原発について学ぶ機会も少ないので、見てみたかった気もします。
泊村から神恵内村への境は岩内町に続いてのトンネルでした。しかも登り。さっさと斜度もきつくないので抜けてしまいましょう。
この道の駅では流木アートが展示されています。ベンチに腰掛ける人の流木アートを見かけたときはちょっとギョッとしました。
ここでの補給は北海道生乳で作ったソフトクリームで補給です。至る所で販売されているものなので後回しにしてましたが、やっぱり味が濃厚で美味い。
神威岬へ
道の駅を出発して早々にトンネル。積丹半島はトンネルの連続。交通量が少ないのが救いですが、やはりトンネルを通過するのは緊張します。
積丹半島はコンビニが皆無。なので、トイレ休憩を道の駅でしておくか、たまに現れる公衆トイレが役立ちます。
半島だからアップダウンがキツめかと思っていましたが、平坦の続く道が大部分を占めていました。
神威岬への道だけが斜度キツめ。そこまで距離はないですが、絶対に10%超えてると思うんですよ……。
約50km走り神威岬へ。大きな駐車場と売店がある観光地。とりあえず、岬の先端へと行ってみたいと思います。
この神威岬は、源義経を慕うアイヌ首長の娘チャレンカが身を投げた伝承の残る地で、その呪いから、かつては女人禁制の地だったそうです。
今は積丹ブルーと呼ばれる青い海を望む景勝地となってます。『チャレンカの道』という長く続く道の先に灯台があり、観光客の方がそこまで歩いている様子。
せっかくなので、強風の中を20分ほど歩いて灯台へ。道が狭いところでは行き交うために渋滞ができていました。
岬の突端は見渡す限りの海。天候がよければより絶景だったでしょうね。
せっかくなので、積丹ブルーも。澄んだ綺麗な海。もっと青い海が見たかったですが、天候だけはどうしようもない。
戻ってきて、売店で積丹ブルーソフトクリームをいただきました。爽やかなミント味。ですが、今日は寒すぎて温かいコーヒーが欲しくなりました。
お昼は積丹名物の生ウニ丼!
神威岬を出発した頃がちょうどお昼頃。ソフトクリームも食べたし先へ進もうと思っていましたが、積丹名物が食べたくて立ち寄ってしまいました。食事処『さわ』です。
生うに丼。3000円。注文してしまいました。積丹といえばその綺麗な海で採れるウニです。採れるのは6月から8月の間。つまり今が旬。その味は言わずもがな。
もう、蕩けるように美味い。こんなにウニを食べたのは初めてです。幸せ。
道の駅『スペース・アップルよいち』と『余市宇宙記念館』
お昼の幸せなひと時を過ごし、ライド再開。お盆は北海道の短い夏を楽しめる時期。沢山の方が海に遊びに来ていましたが、今日は寒すぎて海には入れないでしょうね。
寒い寒いと思っていたら、雨まで降ってきました。古平町まで山道が続きます。
余市町から先もしばらくトンネル。積丹半島は本当にトンネルが多いです。
余市町は宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地。道の駅の中に『余市宇宙記念館』があります。
小学生に頃には一度見学に来たことのある施設ですが、懐かしさから見学していくことにしました。
毛利衛さんが宇宙で使用した物などを展示しているのが、この施設の大きな特徴ですね。
ハッブル望遠鏡の紹介コーナーもありました。子供の頃にもあったのかな。
ニッカウヰスキー工場見学
さらに道の駅からすぐ近くにあるニッカウヰスキー北海道工場へも立ち寄りました。
施設の前を通りがかると係りの人が駐輪場に案内してくれ、パンフレットとドライバーであること示すステッカーを受け取りました。
施設内の見学は無料でできます。ただ、17時で閉館してしまうので、今日の予定を考えると30分くらいしか見学時間がありませんでした。
貯蔵庫は、かなり強烈なウイスキーの香りが漂っていて、長居すると酔ってしまいそうです。
2階に無料試飲コーナーがあることまでは確認しましたが、それ以上行かず、引き返します。ここにはドライバーで来ると辛いですね。次に来るときはお酒の飲める状態で訪れたいです。
小樽市 堺町本通りへ
今日は小樽まで走りたいと思いますが、16時半。小樽の観光地は18時に閉まるところが多いので、残り20kmを急ぎました。
まずは堺町本通りを散策することにしました。小樽はガラス工芸品が有名。その最大手の北一硝子へ。
こちらはガラスとオルゴールを組み合わせた工芸品が多く販売されていました。
外を歩けば、風鈴の心地よい音色が通りに流れていて、耳でも観光を楽しめるのがいい。
5種類のチーズが北海道産ジャージー牛乳を使ったサンクフロマージュというソフトクリームです。小さめのソフトクリームですが、チーズの味が濃厚でこのサイズでも満足できますね。
小樽運河から小樽温泉オスパへ
18時を過ぎて小樽運河へと足を運びました。ここも観光地だけあって人がいっぱいです。
今日の夕飯は『時代屋』で小樽のB級グルメ『あんかけ焼きそば』を注文したところ、地元の方の席に誘われ色々とご馳走になってしまいました。
もちろんご飯は最高でしたが、オススメの北海道ご当地グルメを教えていただいたりと楽しい時間を過ごさせて貰いました。
そして、今夜は小樽市内の24hスーパー銭湯『小樽温泉オスパ』で一泊です。
入浴料に加え深夜料金を払えば朝8時半まで大広間で休憩することができます。さらに500円追加で毛布や枕にマットもレンタルできるとのこと。
温泉は塩泉で湯冷めしにくくポカポカでした。
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