こんにちは。ノブです。
日本一周自転車旅121日目は北海道ライド3日目です。
本日のルート
Relive ‘日本一周自転車旅121日目’
Garmin Forethlete230J 走行データ
旅レポ・フォトギャラリー
熱帯低気圧を避けるべく民宿で待機
北海道ライド3日目は朝から雨。熱帯低気圧が完全に抜けきっていません。
素泊まりにしたので、朝食は菓子パンで。この辺にコンビニはありませんので、せたな町を通過する際に購入しておきました。
雨は降ったり止んだりを繰り返して、外へ出るタイミングがなかなかつかめません。午前8時半過ぎに霧雨になったので出発することにしました。
強風の日本海ライド
出発してすぐに道の駅『よってけ!島牧』があります。比較的大きな道の駅ですが、朝が早いこともあって営業前。そのままスルーして先へと進みます。
この辺りは熱帯低気圧の大本が抜けたとは言え、まだ風が残っています。しかも向かい風。
海も白波が立つ荒れっぷり。北の海って感じがしますが、自転車で走るときは穏やかでいて欲しい。
走っていると至る所で見かける白い花。ノラニンジンという明治時代に持ち込まれたにんじんが野生化した?という説のある北海道の夏を告げる花です。
約20km走り寿都町へ。今日は出発も遅れたし巡航速度も上がらず距離を伸ばすのも難しそうだ。
広い駐車場とその先に銅像が見えたのを立ち寄ると、弁慶でした。
ここは弁慶岬。源義経・弁慶伝説の残る景観の良いスポットですが今日は風も強く曇り空。そんな中に佇む弁慶には勇ましさがありますね。
お昼ご飯探し
朝食が菓子パンだけだったのでお腹が空いてきました。寿都町で何か食べたいと道の駅へ。アイスはあったのですが寒くて食べる気になれません。
湾に沿って風力発電の風車が並んでいました。風はありますが、横風なので進めないほどじゃない。
今日のお昼に決めていたお店へと到着。そば処鰊御殿です。でも、何かおかしい。
おお……。無期限の休業ですか。ニシン蕎麦が食べたかったので残念です。
北海道の日本海側はニシン漁で栄えた過去があり、ところどころに鰊御殿が建っています。
海沿いを走り続けて見つけた食事処『日本海食堂』へと入りました。雰囲気がなんとなく美味そうです。
うに丼にも惹かれましたが、別なところで食べようと思っているので、ここは750円の日本海ラーメンを注文。濃いめな醤油ベースのラーメンで具材も甘エビ、ホタテ、ワカメと一風変わっています。海鮮の旨味が効いていて美味かった。
岩内町へ向けてライド
昼食の後も引き続き海岸線を走っていきます。風はまだ残っているものの晴れ間があるので気分的にも走りやすいですね。
道の駅『シェルプラザ・港』へ。直売所と隣に蘭越町貝の館という貝の博物館がありました。
ここへはトイレ休憩で立ち寄ったのですが、何気なく貼られたポスターが目に留まりました。北海道自転車条例なんてものがあるんですね。
道の駅を出発して、岩内町へと入りました。トンネルの中で町が変わるのは初めてです。
この辺り、トンネルが連続します。それも結構長い距離のトンネルが多い。3.5kmのトンネルとは骨が折れますね。
連続するトンネルを抜けて岩内町の市街地が近づいてきました。遠くに泊原子力発電所が見えています。
今日は岩内町内で一泊
約70㎞ほど走り、時刻は14時。道の駅『いわない』に到着しました。
天気も良く、今日はこの先の無料キャンプ場でテント泊を計画していました。
しかし、夜から雨が降る予報。うーん、昨日のような雨天ライドはしたくない。
今日は早めにライドを打ち切って岩内町内のビジネスホテル『エンヴィ』にチェックインしました。ここに決めるまで小一時間、宿を探していました。本当は積丹半島に入ったところの安い民宿を狙っていましたが、満室もしくは電話に出てくれない。探すのも億劫になって楽天トラベルで決めてしまいました。
部屋はかなり広め。風呂はなくシャワーのみですが、きれいですし十分です。まあ、値段はちょっと高めでした。もう少し安く抑えたかったですが、宿を決めるのって面倒。漫喫の手軽さが懐かしい。
自転車もエントランスに置かせてもらい、これで雨が降っても安心です。
夕飯はニシン蕎麦
夕飯は近くの食堂へ足を運びました。ささや食堂です。すでにポツポツと雨が降り始めていたので、岩内町で切り上げて正解だったのかもしれません。
ようやくニシン蕎麦が食べられました。にしんの旨味が和風出汁に染みて美味い。フォロワーさんから教えていただいて知りましたが、ニシン蕎麦って京都でも食べられるんですよね。北前船によって本州へと運ばれたニシン。歴史を感じる味です。
コメント