【奥高尾】高尾山~小仏城山~景信山~陣馬山縦走コースをトレッキング!

トレッキング

こんにちは。ノブです。

今回は久しぶりの登山レポート。高尾山から陣馬山までの奥高尾を縦走します。

訪れたのは6月後半。本来なら梅雨真っ盛りのはずが、恐ろしいほどの晴れ模様。このままでは体が暑さに対応しきれないため、暑熱順化を兼ねて低山を登ろうというのが、今回の登山の目的でした。

予定コースと山の紹介

予定コース

高尾山口駅(07:30)・・・稲荷山(08:20)・・・高尾山(09:13)[休憩 10分]・・・大垂水峠分岐(09:43)・・・一丁平(09:58)・・・城山(小仏城山)(10:28)[休憩 15分]・・・小仏峠(11:03)・・・景信山(11:43)[休憩 15分]・・・堂所山(12:53)[休憩 20分]・・・底沢峠(13:33)・・・明王峠(13:43)・・・奈良子峠(13:53)・・・陣馬山(陣場山)(14:33)[休憩 15分]・・・陣馬の湯(15:38)・・・陣馬登山口(16:03)

高尾山

東京都八王子市にある山で標高599m。京王線高尾山口駅がある等、都心からのアクセスが良く、整備された登山道もあることから、ミシュランガイドの三つ星にも選ばれました。年間の登山者数は300万人を越え、年間登山者数が世界一の山とも言われています。

また、登山道の1号路は、約1,200年以上前に開山した高尾山薬王院の参道となっていて、パワースポットとしても人気です。


小仏城山

高尾山に隣接した山で標高は670m。奥高尾縦走路上にあり、山頂にはNTTの電波塔が立てられ、茶屋、トイレが整備されています。

城山は全国各地にあるため、小仏峠の近くにある城山ということで小仏城山と呼ばれることが多いようです。


景信山

陣馬山と小仏城山の間に位置する山で標高は727m。奥高尾縦走路上にあり、山頂には茶屋とトイレがあります。最近では鬼滅の刃の聖地として訪れる人もいるようです。

山の由来は、北条氏照の家臣である横地景信が、武田氏の襲撃に備えてのろし台を築いたから等、諸説あるようです。


陣馬山

標高は855m。奥高尾縦走路上にあり、山頂には茶屋、トイレ、そしてシンボルとなっている白馬の像があります。

山の由来は、武田氏が北条氏を攻めるために陣を張った等、諸説あるようです。また、元々は『陣場山』と呼ばれていましたが、京王電鉄が白馬像を建てて馬の文字を当てはめるなど観光地としてアピールしたことから、今は『陣馬山』が定着しています。


登山ログ

装備

日帰りでの登山のため、軽装です。ベースレイヤーはおたふく手袋、アウターは昔着ていたサイクルジャージを転用しました。また、サイクルキャップで頭を保護し熱中症にならないよう対策します。

また持ち物についてですが、補給食のスポーツ羊羹、あめ玉、バーナーとコッヘル、それとお昼ご飯のインスタントの袋麺、ネギ、チャーシューを持参。奥高尾には茶屋が多く、そこでの食事も楽しみですが、お昼ご飯は自炊することにしました。また、水は1L、ポカリは500mlと多めに持つことにしました。

その他にファーストエイドキット、ZAMSTの膝サポーター、タオル類を持っていきます。これらをモンベルのガレナパック20に収納しました。

そして、行動ログはGarminのスマートウォッチを使い記録します。

登山レポート

京王線高尾山口から稲荷山コースへ

午前7時半に京王線高尾山口駅に到着。高尾山は登山口に直接アクセスできる駅があるので、とても便利です。

高尾山の山頂へ向かうルートはいくつかあり、自身の体力に合わせて選択することができるのも良いところです。一番楽ちんなのはケーブルカーなどを使って登れる1号路ですが、今回はこれまで登ったことのない稲荷山コースに向かいたいと思います。

稲荷山コースの入り口はケーブルカーのすぐ隣にあり、高尾山口駅から徒歩で5分も架かりません。早速登山道に入ってみると、木陰に入ったことで暑さが一気に和らぎました。高尾山の登山道はどこも整備されて歩きやすいですね。

登り始めて25分くらいが経過。休憩所が設けられています。東屋があるので、この辺りが稲荷山の山頂でしょうか。休憩している登山客がチラホラいました。

さらに進んでいくと6号路への分岐がありました。どちらに進んでも山頂に向かえますが、案内に従って直進します。

登り始めて約50分。稲荷山コースも終わりが見えてきました。ここまでのコースは緩やかで難所もなく、気持ちよく歩くことができました。最後は階段を登れば高尾山の山頂です。

高尾山山頂に到着。8時半前ですが、直射日光が当たると暑いですね。高尾山のお茶屋さんは10時頃に開店するので、まだ人もそれほど多くありません。

高尾山~小仏城山

木陰のベンチで10分ほど休憩し、陣馬山に向け登山再開。ここから陣馬山までは約5時間の道のりです。

とは言え、道中にはお茶屋さんがたくさんあり、トイレも設けられています。下山ルートも幾つか用意されているので、自分のペースで登山ができるのも奥高尾の良いところです。

まずは約2.3km先の小仏城山へ向かいます。

高尾山からすぐのところに、もみじ台という高台がありますが、巻き道(登りを回避できる迂回路)が用意されていました。今回は巻き道を使ってみましたが、もみじ台には細田屋というお茶屋さんがあるので、休憩がてら寄ってみるのもありですね。

その先からは一丁平までは大垂水峠との分岐路がある以外、1本道です。奥高尾に入っても道が綺麗に整備されいて遊歩道といった印象で歩きやすい。

20分ほど歩いて一丁平へ。ここも高尾山の定番休憩スポットで、トイレと水道があります。

一丁平からすぐ先にも分岐があります。左の道が一丁平園地展望デッキに向かうルートで右がそれを迂回する巻き道だったので、展望デッキの方へむかいました。

ちょっとモヤッとしてますが、富士山も見えます。冬なら空気も澄んで綺麗に見えるでしょうね。

巻き道と合流し、再び小仏城山を目指して登っていきます。高尾山から小仏城山までは木陰が少なく直射日光が良く当たるので、夏場はキツいですね。

小仏城山の直前でも分岐。案内に従って山頂へ向かう左の道を選択しました。

小仏城山に到着。高尾山からは約40分ほどでした。

小仏城山には木彫りの天狗様がいます。以前は山頂標識の隣にいたようですが、老朽化のため倒壊。この天狗像はその後に作られたようです。

小仏城山には、春美茶屋と城山茶屋の2つが隣接しています。奥高尾はこうしたお茶屋さんがたくさんあるので、それを巡りながら登るのも楽しみの一つですね。

ここでは宇治金時を注文しました。これで小サイズなのだからメガ盛りの大サイズだとお腹を壊しそう。

自分の塩梅でシロップと練乳、そして小豆をトッピング。今年初のかき氷です。程良いシャリシャリ感があって美味しい。

小仏城山~景信山

15分ほど休憩を取って、登山再会です。次は2.1km先の景信山へ。

小仏城山からは樹林帯へと入りました。遊歩道から登山道の雰囲気が強くなりましたが、木々が直射日光を遮ってくれるので、むしろ大歓迎です。

10分ほど歩いてベンチのある休憩所が見えてきました。

ここから見渡せるのは相模湖ですね。

小仏城山からは15分ほど歩いて小仏峠に到着。ここが旧甲州街道で、かつては関所が置かれていました。今はこの地下をJR中央本線や中央自動車道が走っています。

目印となっているタヌキの焼き物ですが、置かれた理由などを調べてみましたが見つからず……。いつ誰が何のために置いたのでしょうか。

小仏峠は、小仏城山と景信山の2つのピークの間にあるコルと呼ばれる地形で、横から見ると馬の鞍のような形になっていて日本語だと鞍部と言われています。

そのため、小仏峠からは葛折りが細かく続く、比較的勾配の高い登りが待っていました。

その後、勾配は緩んで緩やかに登り、山頂に至る最後のところだけ勾配が上がります。小仏城山から約40分ほどで景信山へと到着しました。

景信山からの景色も綺麗ですね。

景信山にもお茶屋さんがあります。景信茶屋とその裏手に三角点かげ信小屋という2軒のお茶屋さんがあるようです。

ポスターに何やらサインがありますね。どうやら高尾陣馬スタンプハイクとヤマノススメのコラボ企画のようですね。

YouTubeにその企画動画も上がっていました。ヤマノススメ Next Summit の放送は2022年10月とのことなので、今から楽しみです。

さて、景信山でのお茶屋補給はこちら。山菜の天ぷらです。塩と醤油はお好みで。ほろ苦くて美味しいです。

この景信茶屋には看板わんこがいました。お腹を見せてくれたりするくらい人懐っこく可愛い子でした。

補給を終えて茶屋の裏手にある景信山の山頂へと向かいました。

山頂標識から振り向くと、関東平野が見渡せます。ベンチもたくさんあるので、休憩に持って来いな場所でした。

ちょっと気になる看板を発見。どうやら、この景信山は鬼滅の刃の聖地でもあるようですね。

景信山~堂所山

陣馬山まで残り5.7km。次は2.7km先にある堂所山へと向かいます。

しばらく進むと巻き道が現れました。体力に余裕もあったので右の勾配きつめの方を選んで進んでいきます。

さらに堂所山の直前にも巻き道が……。右の道はかなりの急勾配ですが、ここもチャレンジ。斜度はキツいですが、木の根が階段状になっていて、思っていたよりも登り易かったです。

登りを終えて、堂所山と陣馬山との分岐が現れました。右手の100m先が山頂なので、そちらへ向かいます。

堂所山に到着。景信山からは約40分ほどでした。

お昼時になったので、堂所山でランチにしたいと思います。持ってきたのは瀬戸内レモンラーメン。さっぱり系の塩ラーメンで美味しい。塩分補給もしっかりとできました。

堂所山で休憩ののち、しばらく森の中を進んでいましたが、木陰のないエリアに出て来ました。お昼を過ぎて日差しも強く、暑くてたまりません。

帽子に水をかけて熱中症対策です。今回、500mlのポカリ1本と500mlの水を2本をリュックに入れてきましたが、陣馬山に到着するまでにすべて使い切りました。

しばらく歩くと、再び森の中を進むルートへとなり、暑さも一段落。ここからは3つの峠を越えていきます。まずは底沢峠です。

続いて、明王峠。ここはベンチも多く休憩スポットになっています。昔はお茶屋さんもあったようでその跡が残っていました。

さらに奈良子峠。陣馬山まであと1.5kmです。

黙々と歩き、時にはトレイルランをする方々に追い越されたりしながら、陣馬山まで残り500mのところまでやってきました。

最後は階段を上っていくと周囲の木々がなくなって視界が開け、頂上が見えてきました。

陣馬山へ到着。京王線の高尾山口駅からここまでの所要時間は5時間15分でした。

陣馬山の山頂はグルッと周囲を見渡せるほど視界が開けているので景色が抜群です。

陣馬山にも2軒のお茶屋さんがあります。今回は信玄茶屋の方へと足を運びました。

お腹は空いていなかったので、藤野ゆず坊サイダーで水分補給です。他にポカリを購入し、下山に備えます。

陣馬山~藤野駅

10分ほど休憩したら下山開始。陣馬山の定番登山ルートは陣馬高原下で、そこからバスが出ていてJR高尾駅まで向かうことができます。また、和田峠近くにある和田バス停からJR藤野駅へ向かうバスも出ています。

ですが、今回はJR藤野駅方面へ尾根を伝って徒歩で下山する選択をしました。歩く距離は伸びますがバスよりも電車の方が本数があるというのが一番の理由です。

藤野駅へ向かう登山道は3つあり、今回は栃谷尾根コースを選びました。

藤野駅までは約6.6km。栃谷までの約2.7kmが登山道で、その先は車の走る一般道です。序盤は勾配がややきつめ。下りは足へのダメージが大きいので、ペースを維持しつつゆっくり下っていきます。

しばらく下っていくと、視界が開けました。ここから細い農道を下っていくのですが、コンクリート舗装な上、勾配がキツくて足が疲れました。

道中に無人の販売所がありました。梅干しとお茶を販売しているようですね。

陣馬山から約50分ほどかけて、車の通ることのできる道へと合流。あとは駅に向かって3kmちょっとを歩くだけ……なのですが、足への反動が土の登山道と違って舗装路は硬いんだと伝えてきます。

それにしても暑い。アスファルトの照り返しがキツくて、登山している時より汗がダラダラと落ちてきます。

JR藤野駅まで残り2kmというところで県道522号線と合流。ここまで出るとバス停もあるのですが、バスを待つことなく川沿いにしばらく歩き、少し坂を登ったところのトンネルをくぐっていきます。風が吹き抜けてくれてとても気持ちよかったです。

トンネル抜けて少し歩けばJR藤野駅です。陣馬山からは1時間と40分ほど。ちょうど高尾行きの電車がやってきたので待たずに乗れました。

終わりに

総歩行距離は22km。20km以上歩くのは今回が初めてです。ですが、終わってみれば足のダメージはこれまでの登山よりありませんでした。高尾山から陣馬山までは15.4kmと距離はあるものの、足の負担の少ない緩やかな登りであったことがその要因ではないかと思います。

それに休憩がしやすかったというのも疲れにくかった理由のひとつでしょうね。この奥高尾縦走は所々にお茶屋さんがあって休憩も容易ですし、トイレにも困りません。下山できるルートがいくつも用意されているというのも気分的に楽でしたし、人気の登山コースである理由がよく分かる道のりでした。

今回は低山登山をすることで暑熱順化していこうと考えていましたが、この日は風が強かったこともあり、森の中も風が通り抜けていく心地の良いハイキングになりました。むしろ、下山してから藤野駅に向かうまでが暑く大変だったように思えます。

これから来る本格的な夏に向けて体を作ることができましたし、久しぶりの山登りで登山の楽しさを再確認できました。また機会を見つけて、新たな頂を目指してみたいなと思います。

トレッキング
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この記事を書いた人
ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'22年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
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