大山(丹沢)日帰り登山レポート後編(阿夫利神社下社~山頂~ヤビツ峠~蓑毛)!

トレッキング

こんにちは。ノブです。

今回は登山レポート。12月上旬に神奈川県の丹沢大山国定公園にある大山へ登山に出かけました。

それでは登山レポートの後編スタートです。

登山レポート後編

阿夫利神社下社~大山山頂

茶寮 石尊でスイーツをいただいて、十分な休憩とカロリーも補給できました。これで準備は万端。大山へ向けて登山を再開します。下社からは案内に従ってメインのルートへ。頂上までは約90分くらいの道のりです。

常香炉の煙を浴び、頂上に向かう門をくぐると、どうやらその先は階段です。参道には丁番が付けられていて、ここを1丁目とし頂上までは28丁あるようです。

なかなかの急勾配です。多くの人がこの階段から頂上を目指すのですが、ギリギリ2人通れるかといった幅なので、どうしても前が詰まってしまいます。

階段を上りきると平坦のスペースがあり、道が広くなりました。ですが、ここからは舗装路ではなく、小さな岩がゴロゴロある登山道となりました。てっきり高尾山のような石畳の階段が続いているのかと思っていましたが、しっかり登山をするようですね。

ルート上には見どころもたくさん。山頂までの道中は、『夫婦杉』『ぼたん岩』『天狗の鼻突き岩』といった名所を楽しみながら登ることができます。

ぼたん岩があるのが、ちょうど中間地点の14丁目。浸食によって岩の表面が牡丹のように見えることから名付けられたそうです。

大山にも天狗信仰があり、天狗が鼻で突いてあけた穴とされる天狗の鼻付き岩は15丁目の辺りにあります。

これが参道なのかと思うくらいに斜度がキツく、早々に息が切れてきます。道中、いくつか斜度の緩むところにはベンチがあるので、自身の体力の具合を見つつ、適宜休憩を入れながら登った方が良さそうですね。

下社から登り始めて35分ほどで富士見台(標高1,062m)という場所にやって来ました。ここで20丁目です。

なるほど、江戸時代にこの場所に茶屋があって浮世絵にも描かれた理由が分かります。とても綺麗な富士山が見られました。

再び、ゴツゴツとした岩のある登山道を進んで行きます。どちらかと言うとハイキング気分でやってきていたので、ここまでキツいとは正直なところ思っていませんでした。

下社から登り始めて45分。ヤビツ峠との分岐に差しかかりました。大山頂上まであと300m。キツいところは抜けたようで、あとひと踏ん張りです。

鳥居が見えたら、山頂はもうすぐ。

28丁目となる山頂(標高1,252m)に到着。左手には茶屋があり、右手が阿夫利神社の本社のようです。

少し進んで奥の院へ。

奥の院の右手に、頂上を示す山頂標識がありました。時刻は午前11時10分。蓑毛バス停を出発して3時間20分での到着です。

下社からだと約55分で登り切ることができました。90分が目安と考えるとペースが多少速かったのかもしれません。体力的にはまったく問題無いものの、普段使わない股関節辺りの筋肉に張りが出てきてしまいました。

しんどい道のりでしたが、登った甲斐のある景色です。山頂標識の先から見える景色は横浜方面でしょうか。遠くにビル群が見えていました。

場所を変えてもう一枚。こちらは相模湾ですね。遠くにぽつんと見えているのは、おそらく伊豆大島でしょうね。

大山山頂~ヤビツ峠

頂上でしばらく休憩を取ってから下山開始です。ヤビツ峠との分岐まで戻って、ここからはヤビツ峠を目指します。

歩き始めると、ちょうど真正面に富士山が現れました。

今日はポカポカとした天気で、登っている最中は汗ばんでいましたが、やはり12月。日の当たらない場所には霜柱が出来ていました。この日は積雪や凍結はありませんが、冬は気象情報の収集は欠かせないなと思いました。

ヤビツ峠までは延々と下りです。登山は登りよりも下りの方が断然キツい。全体重を膝をクッションにして下るわけですから、そこが自転車のヒルクライムとの大きな違いですね。

斜度はそこまでキツくはないのですが、膝に負担が掛かってきます。とくに昔から痛めることの多い、右膝の鵞足周辺に強い張りが出てきました。

体が悲鳴を上げるようになって、ようやくサポーターを持ってこなかったことを後悔します。昔、フットサルをやっていた頃に購入した膝と足首用サポーターが大量にあるので、次に登るときには忘れないようにしようと、強く誓いました。

無理はしないようゆっくりと下っていきます。このヤビツへの登山道は人通りが殆どないので気を遣わなくて済むのがよいですね。肌寒さはありますが、気持ちのよい森林浴ができました。

樹林帯を下っていくのですが、時より景色が開けるところがあります。建物が見えたので、もしかして菜の花台かなと思いましたが、どうやら秦野無線中継所のようです。

山頂から下ること55分。ヤビツ峠のレストハウス前にやって来ました。ちょうどお昼時。ここでお昼ご飯にしたいと思います。

正面に回ってみると、サイクルラックがありました。この下がヤビツ峠なのでサイクリストの利用も、もちろん想定されています。

ただ、階段なので登ってくるのが面倒なんですよね。一応、階段の脇にスロープもあるので自転車を押して来ることはできるのですが……。

とにかくお腹が空いたので腹ごしらえです。店内に入ったら、まずは席を確保します。ちょうどテラス席が空いていたので、そこに荷物を置いてカウンターで注文していきます。

まずは、名物のクロモジ茶をいただきます。スノキ科の落葉低木で、北は北海道、南は九州まで分布するメジャーな香木のようです。どことなく柑橘系のような、それでいてちょっと野性味のある爽やかさが特徴的でした。

お昼のメインは丹沢ロイヤルカレーです。天皇陛下が学生時代に丹沢を訪れた際に振る舞われたレシピを再現したものらしく、ピリ辛でお肉もゴロゴロ入っていて、疲れた体に活力を与えてくれる美味しさでした。一緒に注文した人参のポタージュも、体の温まる優しい味わいで美味かった。

レストハウス脇から蓑毛バス停へ向かう登山道があるのですが、その前にトイレのためにヤビツ峠の方へ。せっかく訪れたのだから、この頂上標識は撮っておかないと。次は自転車で訪れたいですね。

ヤビツ峠レストハウス~蓑毛バス停

再び、ヤビツ峠レストハウスに戻って、蓑毛バス停を目指して下っていきます。残りは3.4kmです。

斜度はそこまでキツいところはなく、ゆるゆると下っていく感じです。休憩のお陰で体力は満タンですが、股関節辺りの筋肉系疲労は継続中。足を動かすのがキツい……。

しばらく下っていくと、沢にやって来ました。

ここは春嶽湧水(はるたけゆうすい)と呼ばれる名水が汲める場所になっています。水質は軟水。名水百選にも選ばれたことのある水とのことで、空のペットボトルに汲んでおきました。家に帰ってから沸かしてコーヒーを飲んでみたところ、水道水とはまったく違う味わいがしてびっくり。風味が際立つというか、とても美味しかったです。

春嶽湧水から蓑毛バス停までは30分程度。ですが、既に足は満身創痍。膝と股関節の筋肉が痛くて、ヨボヨボなお爺ちゃんみたいな歩き方で下っていきます。

しばらく森林浴に丁度良さそうな緩やかな下りが続いていました。

どうやら、この辺りには、かつて元宿という集落があったようですね。大山信仰が最盛期だった350年くらい前の話のようですが、周辺には石垣の跡があったりしました。

千元院へとやって来ました。この少し先が、今日の登山最初の分岐点だった場所です。蓑毛バス停まであと数百メートル。

時刻は14時12分。ヤビツ峠レストハウスから1時間10分、登山開始から6時間20分ほど掛けて、無事に蓑毛バス停まで戻ってくることができました。

バスは1時間に2本運行しているので、15分ほど待ってバスに乗り秦野駅に到着。やはりアクセス面では秦野駅はとても使いやすいですね。登山客が多いのも頷けます。

あとは電車を乗り継いで帰宅。乗り換えの度に駅の階段を上り下りするのがキツかったです……。

大山登山を終えて

大山への登山は初めてなので、他の登山道との比較は出来ませんが、蓑毛から登った感じでは、登山道は整備されており、それに人が少ないので歩きやすかったという印象です。

蓑毛越の手前で1ヵ所迷ってしまいましたが、周辺の案内をよく見ておけば気づける類いのものです。思い込みで進んでしまったのが迷った原因なので、これは次から気を付けていきたいですね。

そして、阿夫利神社下社から大山へ向かう登山道ですが、人気なルートのためか人が常に行き交います。それに思った以上にキツかったです。ペースを考えずに登った結果、筋肉系の疲労が酷かったので、脚に負担のない範囲の登山を心がけないといけないなと強く思いました。

ですが、山を一つ登り切る毎に自信は付いてきます。今後はより標高の高い山にもチャレンジしてみたいですが、今は冬。装備も経験もないので、もう少し暖かくなってからの方が良いでしょうね。それまでは粛々と低山で経験を積んでいきたいと思います。

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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたサブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'21年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

キャンプ、登山、それに乗馬も少しずつ始めています。
 
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