こんにちは。ノブです。
北海道日高地方の馬産地を巡る自転車旅に出かけてきました。今回は新冠町にある優駿メモリアルパークへ。ここも馬産地ならではの観光スポットです。
馬産地には守るべきマナーがあります。牧場見学や馬と接する場合の注意点はこちらにまとめていますので、まずはこちらを一読ください。
優駿メモリアルパークとは?
かつては3冠馬ナリタブライアンの功績を称える記念館でしたが、ナリタブライアン繋養先のCBスタッドが倒産。さらに施設運営会社の事業撤退により閉館。現在は種牡馬を繋養する牧場『優駿スタリオンステーション』などを運営する株式優駿が施設を購入。優駿スタリオンステーションが繋養した種牡馬の品を展示する優駿記念館として運営されることになりました。
優駿メモリアルパークの訪問方法
見学時間などの確認は『競走馬のふるさと案内所』が便利。注意事項も記載されているので、一度確認することをオススメします。
https://uma-furusato.com/search_farm/54975.html
優駿メモリアルパークへ
場所は、サラブレッド銀座の起点から平坦な道を進むこと5.5km。サラブレッド銀座の5丁目辺りに優駿メモリアルパークはありました。
駐車場はありますがサイクルラックはありませんでした。邪魔にならないところに横にして置いておきます。
駐車場からすぐのところには、オグリキャップの等身大ブロンズ像が飾られています。
さらにホッコータルマエやマヤノトップガンのオブジェもありました。
ポニーもいました。名前はユウコちゃん。歩ける範囲の草を丁寧に食べているためか、地面の色が円形に変わっていました。
東屋が設けられていて、その中に絵馬を奉納して祈願できるオグリ祈願堂があります。
そして、こちらがメモリアルパークのメイン施設となる優駿記念館です。入館は無料で館内の展示を見学することができます。
競走成績を記したプレートが埋め込まれているのを見つけました。第39回有馬記念の勝ち馬はナリタブライアン。ここが、かつてナリタブライアン記念館だったことを物語る痕跡ですね。
優駿記念館を見学
館中に入ると、まずはオグリキャップとゴールドシップの巨大なタペストリーがお出迎えしてくれます。
隣にある優駿スタリオンステーションを見学するための事前受付けもこの記念館で行っています。
そして大小様々なぬいぐるみたち。オグリキャップ、ナリタブライアンやマヤノトップガンのものもありました。
かつて活躍した名馬たちの写真が壁一面に飾られています。これらは優駿スタリオンステーションの繋養馬たちです。
反対側の壁は硝子張りのディスプレイとなっていて、優駿スタリオンステーションで現役種牡馬として活躍しているワールドプレミアの関連展示がありました。優勝レイが輝かしいですね。
奥に行くと、オグリキャップに関わる数々の展示が並んでいます。
そして、こちらはオグリキャップの馬着。よくよく見ると白い毛のようなものが沢山付いているのですが、まさかね……。
一番奥はマヤノトップガンの展示になっていました。こちらも貴重な品ばかりです。
入り口近くにはお土産コーナーと軽食コーナーがあり、外の景色を眺めながらドリンクや軽食がいただけました。
また、道を挟んで反対側には、就労支援事業を行っている会社の運営する『Cafeゆるり』があり、こちらではオムライスなどの食事をいただくことができました。
名馬の墓碑に参拝
先ほどのココアを飲みながら見えていたのは、ナリタブライアンの記念碑です。この場所は元々、ナリタブライアンを繋養していたCBスタッドの敷地でした。記念館の展示物はナリタブライアンからオグリキャップらに差し替えられていますが、この記念碑は昔と変わらずにこの場所にあるようです。
ちなみに、ナリタブライアン記念館にあった展示品の多くは、道の駅サラブレッドロード新冠レコード館に展示されていますので、こちらもぜひ訪れてみてください。
また、メモリアルパークの敷地の一角には、優駿スタリオンステーションで繋養された名馬たちの墓碑が建っています。オグリキャップやキングヘイローなどウマ娘に登場する名馬たちもここに眠っているようです。花が添えられているお墓もあり、今も多くのファンに慕われているのが分かります。1頭1頭に手を合わせていきました。
まとめ
無料とは思えない充実した館内展示に、かつての名馬を偲ぶことができます。この記念館が隣にある優駿スタリオンステーションの見学受付兼集合場所にもなっているので、待ち時間にじっくりと鑑賞することもでき、時間を有意義に使うことができるのもよいですね。
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