こんにちは。ノブです。
北海道日高地方へ馬産地巡りの自転車旅に出かけてきました。今回は平取町にある稲原牧場さんへサイレンススズカのお墓参りに行ってきました。
馬産地には守るべきマナーがあります。牧場見学や馬と接する場合の注意点はこちらにまとめていますので、まずはこちらを一読ください。
サイレンススズカの墓碑はどこにある?
サイレンススズカのお墓があるのは北海道平取町。生産牧場である稲原牧場さんの敷地内です。太平洋沿いの国道235号線から国道237号線へ入り、13~14km内陸に進んだところにあります。
サイレンススズカのお墓の見学方法
見学の方法は『競走馬のふるさと案内所』に記載されています。訪問する際はこちらを確認するようにしてください。
https://uma-furusato.com/search_farm/1194.html
サイレンススズカのお墓参りへ
国道237号線を上ってY字路を道道80号線へ。すると義経神社が見えてきます。言い伝えによると、北海道に渡った義経はこの平取町で暮らし、アイヌの民から「ハンガンカムイ」と言う名前で慕われていたのだそうです。
一件競馬に関係のなさそうな神社ですが、本殿に入ってみると競走馬の健康・安全・勝利を願ってた白い旗が壁一面に掛けられ、セイウンやニシノの冠名でお馴染みの西山オーナーのものもありました。また、競馬に御利益のありそうなお守りなども売られています。
この義経神社から川沿いを少し上流に進むと稲原牧場があり、その先に『サイレンススズカ号の墓碑』と書かれた案内が現れますので、その手前の小道を進んで牧場の敷地へと入っていきます。
しばらく進んで行くと視界が開け、少し地面が盛り上がったところにお墓らしきものを見つけました。
近づいてみると墓碑にはサイレンススズカ号の名が刻まれています。とても立派な墓碑ですね。ここまでの規模のお墓はそうそう見られるものではありません。本当に大事にされているのだと分かります。そして、参拝者が常に訪れているか、この日も花が添えられていました。
彼の遺影とともに戦績も刻まれていました。どのレースも印象に残るものばかりですが、ここに”大差”と刻まれた金鯱賞は圧巻でした。
すぐ近くには東屋までありました。いつファンが訪れても休めるようにとの配慮なのでしょう。雨の日でも腰を落ち着けて、彼を思い出すことができますね。
まとめ
とても静かな場所でした。牧場の敷地内ですが放牧地とは別に分けられ、小さな公園のような印象を受けます。綺麗に整備され、牧場の方がとても大切にされていることが伝わってきます。
そして、サイレンススズカは、ここでファンが訪れるのをきっと楽しみに待っているのだと思います。
ならば我々ファンができることは一つ。彼の墓碑に手を合わせ、そして……
”サイレンススズカの話をしよう”
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