こんにちは。ノブです。
2023シーズン1本目となるブルベ、BRM1105東京600ウナギに参加してきました。この前編では往路の300kmをレポートします。
走行データ
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ブルベ走行レポート
スタート~45.5km:通過チェック1
事前の出走申告は午前3時発としていたので、5時間ほど睡眠を取って午前1時頃に起床。準備を整えて午前2時過ぎに家を出ました。そして申告時間の10分前にスタート地点の一つ、ローソン武蔵中原駅北口店に到着です。
しかし、ローソンの店内がどうも薄暗い。よくよく見ると『準備中』の案内が貼り出されており、入れなくなっていました……。
ですが、スタートは3か所のコンビニから1つを選べば良いので、すぐ近くのセブンイレブン川崎武蔵中原駅北口店へと向かいます。そこで無事にレシートを取得。午前3時01分の打刻だったので、制限時間は翌日の日曜19時01分ですね。
去年はリモートブルベカードにレシートをアップするスタート受付作業がありましたが、今回は簡略化されていて必要無し。ゴール受付ですべてを確認するよう変更されていました。
早速、県道45号線の中原街道を西南へ。これは伊豆半島へ向かうランドヌール東京の定番ルートで、まずは国道1号線に向けて信号峠と細かなアップダウンをこなしながら進んでいきます。日中なら交通量が非常に多く神経を使う道路ばかりですが、深夜帯は車通りが非常に少なく安心できます。
特に困ること無く、午前5時半頃に最初の通過チェックポイント1『デイリーヤマザキ平塚北豊田店』へ到着。ここまでのグロスは18.6km/hと去年とほぼ変わらず。良いペースです。
ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移
ここで、スタートから通過チェック1までの走行情報を掲載。グラフは5km毎にプロットされ、オレンジの折れ線グラフが平均速度で、緑が気温。棒グラフは左の灰色が下降量、右の青が上昇量です。
棒グラフを見ると、全体的に平坦ではありますが、序盤は小さなアップダウンがあり、中盤は下り基調であることが見えてきます。
また、気温もスタート時は11℃あったものが、通過チェック1到着時には6℃まで下降。デイリーをスタートする頃には白々と夜が明けており、放射冷却でかなり冷え込んでいたので、出発時にはレインウェアを防寒着代わりに着用して先を進むことにしました。
45.5km:通過チェック1~106.5km:通過チェック2
デイリーをスタートしてからは緩やかな下り基調の県道63号線を進んで、国道1号線へと合流。
国道1号線に入ると交通量は多くなりますが、まだ渋滞ができるほどではなく、順調に小田原まで走り、国道135号線から伊豆半島を目指していきます。
国道135号線は最初は平坦基調ですが、真鶴、湯河原でアップダウンがあり、それらを抜けて熱海市へ。ここからは静岡県です。
熱海市街地へ向かうためには登りを一つ終えてダウンヒル。その後、JR熱海駅前を通り過ぎ、今日1番の難所である県道20号線の熱海越えとなります。去年はサクサク登れた記憶がありますが、今年はどうも調子が上がりません。
若干へばりつつ、頂上までやってきました。ここから函南町役場のある『岐れ道』五叉路交差点の辺りまで下りが続きます。
その下りの途中には、通過チェック2『ファミリーマート函南平井店』があります。時刻は午前9時。結局、去年よりも30分以上遅れてしまいました。
ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移
通過チェック1から通過チェック2までの走行情報を掲載。75km辺りから伊豆半島のアップダウンが現れはじめ、95km辺りで熱海越えがあるため、上昇量が一気に上がっています。気温も伊豆半島に入る頃には二桁に上がっていたため、一度停車して防寒着は脱ぎました。
106.9km地点:通過チェック2~169.0km地点:通過チェック3
五叉路の『岐れ道』を過ぎると平坦基調の道が続いていきます。国道1号線に合流すると沼津市、その先の富士市と交通量の多い区間となり、時間帯によってはノロノロとした渋滞も発生していました。
富士川を渡ると渋滞も解消され、すぐに静岡県清水区に入ります。そこからは東海道を思わせる趣深い町並みが現れてきます。
そして、この周辺は桜エビの産地として有名です。去年は高速巡航できたために午前10時半前に通過してしまいましたが、現在は午前11時を過ぎ、桜エビを扱うお店も営業を開始しています。
通過チェック2では30分弱だった遅れは、さらに開いて40分弱の遅れになっていました。ですが、せっかくの機会です。遅れを取り戻すより、目の前のグルメを優先します。
ということで、桜エビの幟を見つけて、『鮨処やましち』というお寿司屋さんに入りました。
注文したのは生の桜エビと生シラスの盛られた紅白丼と桜エビのかき揚げ。開店最初のお客だったのですぐに出てくるかと期待しましたが、実際は出てくるまで結構待ちました。でも、待っただけはありましました。
かき揚げは油切れよく揚がっていてサクッと食感も最高。生の桜エビとシラスも新鮮でとても美味しかったです。
食事に50分ほどの滞在はちょっと痛いですが、往路の制限時間には十分間に合うスケジュールです。その後、自転車通行禁止区間のある国道1号線を由比自転車道を通って回避してから再び1号線に合流。興津の街並みを走り抜け、清水区の中心部へと入りました。
市街地に入ってからは去年とは違うルートへと向かいます。去年は清水港近くを通りましたが、今回は清水の次郎長で有名な次郎長通りを進みます。清水港近くは交通量も多く道も荒れ気味でしたし、この変更は良いですね。
12時55分頃に通過チェック3『ローソン清水宮加三店』に到着。ここで、去年このブルベを一緒に走ったみじぴんさんと思いがけず出会います。午前5時出発とのことだったので、貯金でいうと2時間も差があります。さすが速い。
ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移
グラフを見て分かるとおり、通過チェック2から通過チェック3までは、登りの一切無いド平坦です。沼津市街地を抜けた先にある田子の浦の辺りは貯金の稼ぎやすい区間ですが、その先の富士市街地はバスなどのノロノロ渋滞に巻き込まれることもあります。あと、150km地点で平均速度がガッツリ落ちているのは、昼食休憩ですね。
169.0km地点:通過チェック3~230.2km地点:通過チェック4
みじぴんさんと一緒に走るという手もありましたが、今回は調子が上がらず明らかに脚が合わない状況なのでそれぞれ走ることにし、先に出発。
太平洋沿いの国道150号線へと出ると、ここが1番の追い風区間です。ひたすら西を目指して進み、県道416号線の用賀街道へと入って、焼津市手前で小さめの登りを一つ越えていきます。
焼津市市街地へと入り、焼津港と小川港の2つの港を通り過ると、短いながらも松林の区間が現れます。松林を抜け、しばらく走って大井川を渡り、あとはひたすら国道150号線を南下していきます。
御前崎のチェックポイント『セブンイレブン御前崎港店』に到着したのは15時45分頃。去年より1時間20分遅れての到着となりました。特にお腹も空いていないので、簡単に補給を済ませて浜名湖を目指して出発します。
ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移
通過チェック3から通過チェック4は静岡市と焼津市の町境に登りがあるくらいで、全体的に平坦基調です。交通量もそれほど多くありませんし、信号ストップに悩まされることもなく、淡々とペダルを回していける区間でした。
230.2km地点:通過チェック4~302.1km地点:PC1
通過チェックのセブンイレブンを出発してすぐに御前崎灯台の前を通過。そこからは進路が真西となり、再び追い風がやってきます。あとひたすら浜名湖を目指して進むだけです。
前回は浜名湖の直前に見た夕焼けも、今回は30kmほど手前となる掛川市の菊川辺り。去年は本当にペースが速かったんだと実感します。
今日の目標は浜名湖で鰻が食べること。第一候補だった鰻専門店のつるやさんが18時半で営業を終了してしまうのですが、現状は間に合いそうもありません。しかし、準備編にも挙げたとおり他にも候補があるので、その時はその時で柔軟に対応するつもりです。
浜名湖に到着し、つるやさんは営業終了直後の18時半に通過。国道301号線へと出て、夕飯の候補として挙げていた日本料理の『はませい』へと向かいました。ここも鰻の食べられるお店で、21時までと比較的遅くまで営業しています。
ここのおすすめは、ひつまぶし。名古屋の名物という印象ですが、それを鰻の産地で食べられるのだから、選ばないわけにはいきません。運ばれてきたお膳は見るからに美味しそうです。
ひつまぶしの美味しい食べ方の説明があり、その内容に沿って食べていきます。個人的にはお茶漬けが一番好みでした。
夕飯は、みじぴんさんとご一緒しました。写真、ありがとうございます。
食事を終えて、このブルベ唯一のPCとなっている『ファミリーマート 鷲津駅前店』へ。レシートの打刻時間は20時4分。去年より1時間20分遅れての到着です。ここのクローズ時間が23時07分なので、約3時間ほどの貯金ができている計算になります。
通過C4からPC1の平均速度・上昇下降量・気温推移
通過チェック4から先に小さなアップダウンはあるものの、以降はPC1までド平坦な区間でした。信号ストップも少なく、快適に走れます。陽が落ちてからも気温は二桁を維持してくれていたので、寒さは特に感じることもありません。この日は天候にも恵まれました。
前半はここまで。目的だった鰻も食べられたので大満足の往路でした。後半はゴールへ向かう復路編となります。
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