【ブルベ】2021BRM522日本橋400終着駅巡り(N2BRM1030)実走レポート後編!

ブルベ

こんにちは。ノブです。

AR日本橋主催のブルベBRM522日本橋400終着駅巡りに参加してきました。新型コロナ感染拡大による延期でN2BRM形式となったブルベで、今回は10月30日に出走した実走レポートの後編をお届けします。

前編はこちら。

走行レポート後編

223.2㎞地点:PC2 [台方十字路交差点]から九十九里浜へ

まずは前編の続き、 PC2 [台方十字路交差点]からレポートを再開します。ここで証跡を確保して交差点を左折。九十九里浜方面に再び向かいます。この国道128号線を通ったのが帰宅時間帯だったこともあり、交通量は比較的多かったです。

国道128号線は少し走るだけで、セブンイレブン大網白里市大網店が見えた手前のY字路から路地へと入っていきます。しばらくすると完全に陽が落ち、辺りは真っ暗になりました。九十九里へは田園地帯を抜けるので街灯があまりありません。農道を階段のように左折右折を繰り返し、長生村の一松海水浴場前で九十九里ビーチラインに合流です。

この一松海水浴場を少し進んだところに、AR日本橋が推奨する仮眠スポット『スパ&リゾート九十九里 太陽の里』があります。やはり眠気はないため、このまま次の通過チェックポイントへ向かってしまいます。

262.1㎞地点の通過チェック4[JR/いすみ鉄道大原駅(終着駅6)]

一宮町を抜け、国道128号線に合流して南下し、いすみ市へ。気温は下がってきていますが、海から南風が時折吹き込んでくるので、そこまで寒くはありません。

JR外房線の三門駅辺りから伊南房州通往還と呼ばれる街道を走り、出発から13時間と25分(時刻は19時25分)で通過チェック4の大原駅に到着しました。

この大原駅は、JR外房線といすみ鉄道いすみ線が乗り入れ、接続駅となっています。いすみ線は房総半島の内陸部を走る路線で、全長は26.8km。駅数は14駅。全線単線で上総中野駅まで走っています。さらに上総中野駅からは、小湊鉄道線と接続することで市原市の五井駅まで行くことができ、房総横断線の一翼を担っている路線です。


次の通過チェックポイントは、房総半島の中央に位置するJR久留里線の上総亀山駅です。いすみ市からは内陸へと向かい、まずは大多喜町へ。大多喜町から先は約40kmほど24時間営業のお店がなくなる区間となるため、すき家でしっかりと補給しておきました。

また、向かいにはセブンイレブンもあるので、手持ちの補給食が心もとないようなら、そこで補給をしていくことをオススメします。


補給を終えて養老渓谷方面へと向かいます。アップダウンは出てくるものの斜度は緩めです。道中には、いすみ線と小湊鉄道線の接続駅となる上総中野駅もありました。

上総中野駅からは国道465号線を走って行きます。こちらもアップダウンが出てきますが、斜度は緩めでした。ただし街灯はポツポツとしかなく、基本真っ暗です。

道なりに進んでいくと、工事現場の信号に止められました。周囲は真っ暗なのに、そこだけ妙に鮮やかなライトに照らされたトンネルが目の前に現れました。

通ってみるとSFの世界のようです。Twitterタイムラインで時々見かけて気になってはいたのですが、場所までは知らず、思いもよらず面白いものを見ることができました。

298.9㎞地点:通過チェック5 [JR久留里線上総亀山駅(終着駅7)]

出発から15時間48分が経過し、通過チェックポイント5のJR久留里線上総亀山駅に到着です。久留里線は非電化のディーゼル線で全長は32.2km。駅数は14駅。Suicaは利用できず、東京都内からはJR線で最も近いSuica未対応路線なのだとか。

駅舎の外にトイレが設置されており、ここから先は何もない林道なので、トイレ休憩をしておきました。


次が最終通過チェックポイントは千葉モノレール。まっすぐ北へと向かいます。亀山駅からは少し上りがあり、トンネルを下った少し先で分岐。このブルベ一番の難所となる林道へと向かいます。街灯が一つもない雰囲気満点なヒルクライムが始まりました。

序盤は6~7%くらいの坂が続きましたが次第に緩くなります。ただ、道は細く落ち葉や枝が散乱し気が抜けません。一部ダート区間があり走行には十分注意が必要な道でした。

それに野生動物が頻繁に出没します。出会ったのはタヌキ、鹿の仲間で最近話題の外来種キョン、それに猪まで出てきて、なかなかスリリングなナイトサファリが体験できました。

走行中は下の写真みたいな感じで、水曜どうでしょう!よろしく愚痴ってました(笑)

道の至る所に落ち葉や木の枝が散乱しているので、登りよりも下りが怖い。フロントライトは2本とも点灯させて慎重に下って行きます。

人里の灯りを見た時は心底ホッとしましたが、真っ暗な中で星がとても綺麗だったのを覚えています。

養老川沿いの県道81号線の清澄養老ラインに合流したら、あとはひたすら北上し、小湊鉄道線の線路を渡った少し先で左折。続いて、うぐいすラインを北上していきます。住宅地も増え、コンビニもポツポツと見かけるようになりました。

千葉市内からは、磯部茂呂町線という片側2車線の大きな道を走っていくのですが、小さな登りがいくつもありました。300km以上走り、房総半島も抜けてもう登りはないだろうと思っていただけに、ボディブローのようにジワジワ効きました。

354.4㎞地点:PC3[千葉都市モノレール千城台駅 (終着駅8) ]

時刻は深夜の午前1時38分。出発から19時間と38分で千葉モノレールの終着駅である千城台駅に到着です。千葉都市モノレールは、千葉みなと駅から県庁前駅を結ぶ1号線、そして今回の通過チェックポイントとなっている千葉駅から千城台駅を結ぶ2号線の2路線があります。

これでチェックポイントはすべて通過。しばらくは2号線モノレールの下を走って行きます。

モノレールの下の道は、自転車用にラインが区切られていて走りやすくなっていました。また、この先のJR都賀駅近くにある快活CLUBで仮眠予定でしたが、そこまで眠気はないため、そのままゴールの日本橋へ向かうことにします。

千葉モノレールの途中からは路地へと入り、千葉街道を目指すのですが、細かく曲がるのでグロスを稼ぎにくい区間でした。それに最近頻発しているGarmin Edgeのナビが途中で止まる現象がここに来て発生。右折左折の指示が消え、コースアウトだけは警告してくれる面倒な状態で、何度か道を間違えてしまいました。

どうにか千葉街道に合流し、あとは東京に向けてひた走るだけです。江戸川に架かる市川橋を渡れば東京都江戸川区。残すところ、あと12kmとなりました。

ゴール:日本橋の麒麟像前

ゴール地点は日本橋の麒麟像の前です。時刻は午前4時47分。22時間と47分で400kmを走りきることが出来ました。

麒麟像と時刻を写真に収めて、すぐに帰宅。ゴール受付は専用のWebページからできますが、場所と時刻を記録した2枚の写真を1枚に加工する必要があったので家で行いました。

走り終えて

関東平野を走る平坦ルートで、10月ながら気温も高く、晴天で風も弱く、全体を通してとても走りやすかったという印象です。

このブルベは本来、お昼から走ることを想定されてルートが組まれています。それが一番スムーズにゴールできる選択なのだと思いますが、今回は都市部の道路が空いていることを狙って午前6時に出走しました。

行きと帰りの都市部の交通量は少なく、この点に関しては想定通り。その代わり、房総半島では24時間営業のお店のない区間があったり、 上総亀山駅から先の林道は真っ暗闇でナイトサファリとなってしまいました。

ですが、そのどちらも突発的な変化は少ないので、事前の情報があれば冷静に対処がしやすく、自分にとっては昼間の都市部の交通量の方が身の危険を感じます。都心を安全に走ることを優先したかった自分としては、早朝出走を選択したのは間違いではなかったと思っています。

心残りはグルメを楽しむことができなかったことでしょうか。400kmブルベは仮眠時間の確保(または眠くなる前に走りきる)に重きを置いてしまい、気になるグルメスポットをスルーしがちです。もう1~2時間貯金の作れる脚力があれば、もっと余裕を持って走れるのになと思います。

ひとまず、これで2021シーズンのブルベはすべて終了。7本エントリーして、6本に出走しすべて完走。DNSは1本という成績で、今年も無事にSRを獲得することができました。

2022シーズンでは、なるべく早めにSRを取ってしまいたいです。今回のように新型コロナウイルスの再拡大が起こらないとは言えません。その翌年の2023年にはPBPがありますし、1000kmブルベの経験もつけておきたいと思っています。

最後に。主催された各団体におかれましては、今年も開催のジャッジをするのがとても難しかったと推察しています。そんな中でSRが取れたのも、主催の方が苦心して開催に漕ぎ着けてくれてからこそ。本当に感謝しています。どうもありがとうございました。

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