こんにちは。ノブです。
ロードバイクを買ってからサイクリングにハマり、日本全国を旅してきました。そして、気付いたことがあります。どこもかしこもご飯が美味しい。自転車で走って腹ペコになった状態なら、その美味しさは無限大。空腹が最高のスパイスとはよく言ったものです。
以来、ご当地グルメや郷土料理など、その土地ならではの食べ物をいただくことが、旅の楽しみの一つとなりました。
今回は旅のまとめ記事。甲信越グルメ編です。
新潟県の郷土料理・ご当地B級グルメ
上越市 『かけそば つかだ』の『かけ中華』
直江津でソウルフードとまで言われるのが、塚田そば店のかけ中華です。かけ蕎麦の蕎麦が中華麺になった純和風出汁の変わり種ラーメン。でも、食べてみると違和感がなく、これはこれで意外とイケる。230円~と安いし、天ぷらや卵をのせるとコクが加わってさらに美味しくなりますよ。
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新潟市 万代シテイバスセンター『万代そば』のカレー
新潟市中心部、万代シテイバスセンターには、『バスセンターのカレー』として有名な立ち食い蕎麦屋『万代そば』があります。
見た目はごく普通のカレーですが、一般的な蕎麦屋のカレーと違って和風感はなく豚骨系。それにしっかり辛く、その辛さの中に旨味が感じられ美味かった。食べ終わる頃には全身から汗が噴き出します。全国にファンがいて病みつきになる理由が分かる。新潟を訪れたら絶対にまた食べに行きたいです。
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https://bandaicity.com/friends/202002bandaisoba/
佐渡島 『フルーツ&カフェさいとう』の『越後姫のイチゴ削り』
新潟のブランド苺に越後姫があります。大粒品種で柔らかくジューシー、そして甘みが強いのが特徴です。『フルーツ&カフェさいとう』では、斎藤農園で栽培した越後姫を凍らせ削ったカキ氷『イチゴ削り』がいただけます。苺の味が濃厚で、凍らせると酸味が引き立つのか練乳との相性もとてもよかったです。
その他にリンゴ、ネクタリン(桃)、柿の4種類のフルーツ削りがあり、アップルパイなど他のメニューも美味しそうでした。
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佐渡島 『大野亀ロッジ』の『おけさ柿の柿凍(かきこおり)』
サドイチの難所のひとつである大野亀。その坂を上った先に大野亀ロッジという休憩スポットがあります。
食事やソフトクリームも販売されていましたが、気になったのは『柿凍』。『おけさ柿』と呼ばれる南佐渡の羽茂地域で主に栽培される柿で、種がなくて食べやすく上品な甘さととろける肉質が特徴なのだとか。
そのおけさ柿の柿凍。最初はカチカチですが、しばらくすると解けてきて、半解凍くらいになれば食べごろです。食べてみると、トロうまぁ。表面がトロッとして中がシャクシャク。こんなに美味しいならもう一つ買っておけばよかったと思えるほどでした。
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https://www.visitsado.com/spot/detail0346/
村上市 道の駅『朝日 まほろば みどりの里』で『村上茶』
日本人にとって欠かせない飲み物であるお茶ですが、元来は亜熱帯性植物ということはあまり知られていません。そのため寒さにあまり強くなく、雪国では育ちにくい。商業的な茶の生産地としては新潟県の村上市が北限と言われています。
その村上市にある道の駅では、村上緑茶を使ったソフトクリームと紅茶をいただきました。抹茶とは違うほんのりお茶の香りがして食べやすく、さらに村上茶の紅茶はすっきりとしていてほのかな甘みもあって飲みやすかったです。
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長野県の郷土料理・ご当地B級グルメ
小布施町 『竹風堂 小布施本店』の『栗おこわ』
渋峠から長野市へ向かう途中で小布施町へ立ち寄り『竹風堂 小布施本店』にて『山里定食』をいただきました。『ろんぐらいだぁす!』にも登場した栗のおこわです。
もっちりなおこわにふっくら甘い栗が絶妙。付け合わせもどれも美味しく、特にムカゴの胡桃和えがお気に入りです。
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大町市 『鹿ジビエ と 手作り定食 カイザー』の『鹿メンチカツ定食』
木崎湖へ向かう途中の県道31号線沿いにある『鹿ジビエ と 手作り定食 カイザー』。ここは地元で獲れるジビエ料理が定食の形でいただける洋食店です。
いただいたのは鹿メンチカツ定食。鹿肉とは思えないジューシーさでデミグラスソースが良く合います。ご飯はデフォルトが1合とボリューム満点。満腹になりました。
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http://www.kanko-omachi.gr.jp/foods/2017/04/post-43.php
大町市 『Yショップニシ』の『縄文おやき』
木崎湖の湖畔に店を構えるYショップニシは、長野県大町市を舞台にしたアニメ『お願い☆ティーチャー』や『お願い☆ツインズ』の作中に登場する縁川商店のモデルになったお店です。
一見コンビニのようですが、店内にはキッチンとイートインスペースがあり、お蕎麦やうどんがいただけます。
熱々で具沢山な縄文おやきもオススメ。野沢菜・あずき・切干大根・かぼちゃ・野菜ミックスと種類も豊富です。
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https://peraichi.com/landing_pages/view/yshopnishi/
乗鞍エコーライン 『位ヶ原山荘』の『お汁粉』
乗鞍岳畳平。標高は2702m。自転車で登れる最も高い場所です。自転車乗りなら登ってみたい場所の一つですね。長野側の乗鞍エコーラインをヒルクライムすると、道中の2,350m地点に位ヶ原山荘があり、休憩スポットとなっています。
ここではお蕎麦などの食事もできますが、食べたかったのは『ろんぐらいだぁす!』にもお汁粉です。乗鞍は標高が高いので寒さ対策が必須。シンプルな甘さと温かさが体に染み渡りますね。
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佐久市 『レストランきくや』の『カツ丼』
佐久市の岩村田には、地元住民に愛される洋食店『レストランきくや』があります。とても人気で開店直後から席が埋まりますので、多少待つことも覚悟してください。ですが、その味は折紙付。
写真はカツ丼。ボリュームもあり、しみしみのカツが濃いめの味付けでご飯が進む進む。これはロングライドした帰りに食べたくなる味でした。
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小諸市 『自家焙煎珈琲こもろ』のコーヒー&限定スイーツ
喫茶店『自家焙煎の珈琲こもろ』では自家焙煎の珈琲と月ごとに期間限定のスイーツがいただけます。2020年の『コモロケ』というスタンプラリーで訪れた際に頂いたのは、こもろブレンドとパリブレスト。サクサクの生地に甘さ控えめのアーモンドクリーム。これがコーヒーとよく合います。それにボリュームもあるので、サイクリングの補給にぴったりでした。
小諸駅近くにあり、サイクルラックも設置されているので自転車でも立ち寄りやすくなっています。香り豊かな珈琲をゆっくり味わってみてください。
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小諸市 『菱野温泉薬師館』の『信州蕎麦』
高地は寒冷地では気温が上がらないため、米や小麦が栽培しづらい面があり、そうした地域では蕎麦の栽培がよく行われています。その中で信州は寒暖の差が大きく、美味しい蕎麦が採れることで蕎麦文化が根付くようになりました。その特徴は、コシとのど越しの良さ、そして鼻に抜ける蕎麦の香りが十分に楽しめることです。
写真は、小諸市にある菱野温泉薬師館の夕食に出た温泉を使った信州蕎麦。そのまま食べると蕎麦の香り豊かで、塩で食べると旨味が引き立つ。つゆで食べてももちろん美味い。最高でした。
また、薬師館では朝食に蕎麦粉を使ったガレットを選ぶこともできます。シャインマスカットに目がいきますが、ガレットのモチモチ感や中のカスタードクリームも美味しくて、できるなら、おかわりしたい美味しさでした。
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山梨県の郷土料理・ご当地B級グルメ
富士河口湖町 御坂みち『天下茶屋』の『ほうとう』
旧道の頂上には太宰治の小説「富岳百景」の舞台にもなった御坂峠があり、そこにある天下茶屋では山梨名物の”ほうとう”といった山梨グルメが楽しめます。太宰治、井伏鱒二らが愛したその味をぜひ確かめに行ってみてください。
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富士河口湖町 『富士山世界遺産センター』の『フジヤマ△セット』
富士山世界遺産センターの北館のカフェでは、富士山にちなんだ創作料理がいただけます。
注文したのはフジヤマ△セット。アニメ『へやキャン△』で野クル3人が食べていた青いカレー、溶岩唐揚げ、逆さ富士ゼリーが味わえるセットメニューです。青いルーとは奇抜ですが、確かにカレーの味がします。それにルーの上に乗っているピクルス?が良いアクセントになっています。
溶岩唐揚げは見た目はアレですが、味は正統派唐揚げ。フライドポテトも付いているので、カレーに付けても美味しいです。そして、逆さ富士ゼリー。最初は富士五湖なのかと思いましたが、確かに逆さ富士ですね。ゼリー自体が甘すぎないので山梨産のフルーツの風味もしっかりと味わえました。
店舗情報
http://www.fujisan-whc.jp/index.html
富士河口湖町 『富士山パノラマロープウェイ』の『たぬき団子』
河口湖畔の富士山パノラマロープウェイは、アニメ『へやキャン△』にも登場。ロープウェイを登った頂上にあるたぬき茶屋では、かちかち山にちなんだお団子がいただけます。
もっちり食感に甘辛みたらしが良く合い、富士山を見ながらだと尚更美味しく感じますよ。抹茶ラテとの愛称もとても良かったです。
鳴沢村 富士スバルライン5合目レストハウスの『富士山焼き』
富士スバルラインのゴール地点、富士5合目にはお土産屋などの売店や並んでいます。
写真のような軽食も食べられますし、レストランでしっかり補給していくこともできます。登りで使い切った体力の回復は、安全に下るためにも大切です。
店舗情報
http://www.fujisan5.com/index.php
富士吉田市 富士吉田うどん
言わずと知れた富士吉田市のご当地グルメ。太く固めの食べ応えのあるうどんに甘辛く煮た馬肉や茹でキャベツをトッピング。汁は醤油ベースでさっぱりめ。富士吉田にはうどん屋さんが沢山あるので、他のお店でも食べてみたくなりますね。
ここで一つ注意点。富士吉田のうどん屋さんの多くは14時頃には店を閉めてしまいますので、営業時間を事前に確認しておくことをオススメします。
店舗情報
富士吉田市にはご当地うどんを提供するお店がいくつもあります。そこで便利なのが、富士吉田観光ガイドの吉田のうどん店舗一覧です。こちらから気になるお店をピックアップしてみましょう。
市川三郷町 『みたまの湯』の『みたま御膳』
市川三郷町の高台にある日帰り温泉施設の『みたまの湯』。展望露天風呂から見下ろす甲府の街が素晴らしく、夜景100選に選ばれるに相応しい、つい長湯してしまいたくなる絶景温泉でした。
食事処もあり、山梨の特産品を使った料理がいただけます。注文したのは『みたま御膳』。馬刺し、鳥モツ煮、人参御飯の甲州名物+蕎麦が食べられ、ボリューム満点。どれも美味しかったですが、特に鳥モツ煮は甘辛いタレがとても好みでした。
店舗情報
下部温泉郷 『丸一食堂』の『馬鹿(うまか)丼』
山梨では昔から富士山の信仰登山が盛んで、登山者の荷揚げ用に馬が数多く飼われていた歴史から馬肉文化が根付いたのだそうです。
そして、丸一食堂ではその馬肉と地元の鹿肉、そして長ねぎを甘辛く煮込んだ丼物がいただけます。濃いめの味付けがご飯との愛称ばっちりでした。
店舗情報
http://www.minobu-donburi.jp/index.php
身延町 身延山久遠寺の『くしきり団子』
ロープウェイ頂上の売店コーナーでいただけるのが、くしきり団子。串(苦死)を切って幸運を願う願掛けがユニークですね。竹炭、ゆば、ヨモギが定番ですが、季節によっては桜が登場したりと限定品も見逃せません。
お団子ひとつが大きく食べ応えがありますが、甘辛い味噌だれが食欲を刺激して、ペロリといけます。
店舗情報
http://www.minobusanropeway.co.jp/shop/
身延町 『河内屋食堂』の『椎茸丼』
身延山久遠寺の門前町にはお店が建ち並び、そのひとつ、河内屋食堂では、甘辛のたれでじっくり煮込んだ椎茸を半熟玉子で絡めた『しいたけ丼』がいただけます。肉厚な椎茸は旨味の宝庫。噛むとジュワッと広がるお出汁が絶品です。
店舗情報
http://www.minobu-donburi.jp/index.php
身延町 栄昇堂みのぶまんじゅう
身延駅前にある栄昇堂では、ゆるキャン△でも描かれた名物の『みのぶまんじゅう』がいただけます。薄皮で程良い甘みのしっとりとした餡子が絶妙で、何個でも食べられてしまいます。オススメです。
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