【レビュー】ZEFAL(ゼファール) WIIZ ボトルケージ

マウント・ホルダー


こんにちは。ノブです。

スポーツ自転車でサイクリングをする際、水分補給は欠かせません。大切な水を運ぶのに専用ボトルやペットボトルを使うのが一般的で、そのボトルを自転車に取り付けるためのパーツがボトルケージです。

今回は、フランスの老舗自転車パーツメーカーのZefalから発売されているWIIZ ボトルケージをご紹介します。

ZEFAL(ゼファール) WIIZ ボトルケージ

スペック

サイドプールの軽量ボトルケージ
・プラスチック製
・重量:65g
・片側抜き(右利き、左利きOK)
・標準的なボトル(直径75mm)互換性○
・フレーム付属のネジの使用を推奨

出典株式会社フタバ商店

購入動機

このボトルケージを購入したのは、ロードバイクを始めて間もないときです。当時は走行中に水分補給することが目標の一つであり、より簡単にボトルの出し入れをしたいと考えていました。

その際、片側抜きタイプは横から抜くことができるので出し入れが容易になるという情報を得て、商品を検索。価格も手頃で両方から抜くことのできるリバーシブルな仕様に興味を持ち、このWIIZを購入することにしました。

外観レビュー

まずは外観レビューから。このプラスチック製のボトルケージは2つのパーツに分かれており、フレームに取り付けるパーツとボトルを取り付けるケージで構成されています。また、ボルトは付属してなかったと思いますので、フレームに付いていたもの流用していました。

パーツの組立は難しくなく、下の写真のように右手に切り欠きがくる場合はフレームの取付位置によって以下のように変化します。

ダウンチューブ:右からボトルを脱着

シートチューブ:左からボトルを脱着

下の写真はダウンチューブに取り付けた場合の例となります。

逆に下の写真のように左手に切り欠きがくる場合は、フレームの取付位置によって以下のように変化します。

ダウンチューブ:左からボトルを脱着

シートチューブ:右からボトルを脱着

下の写真はシートチューブに取り付けた場合の例です。また、フレームに取り付けるパーツには凹みがあるので、フロントディレイラーの台座に干渉せずに取り付けられるようになっていました。

重さは?

重さは61.3g。公称が65gですので、誤差の範囲でしょう。樹脂製のボトルケージは40~80gくらいが多いので、一般的な範疇であるとも言えます。

使ってみた感想

出し入れのしやすさは静止画だと伝わりにくいので、動画にしました。まずはこちらをご覧ください。


ボトルの入れやすさ

横から入れようとしても切欠き部分が広がることはないため、ノーマルタイプと同様に真上からストンと落とすようにボトルを入れます。引っかかることなく割とすんなり入れられますが、他のボトルケージと比べて、使い勝手の差はそこまでない印象です。

ボトルの取り出しやすさ

取り出す際は、横から斜め上に引っ張り出すようにすると切欠き部分が大きく開き、かなり簡単に取り出すことができます。入れるときにくらべ、片側抜きタイプのメリットを感じることができました。

ペットボトルは固定できる?

人によっては専用ボトルではなく、ペットボトルを現地調達して走る方もいるかと思います。ですが、このボトルケージでは隙間が出来てしまうため、ペットボトルを固定することはできませんのでご注意ください。

まとめ

常に片側からボトルを取り扱う場合は比較的使いやすいボトルケージだと思います。できれば取り出しだけでなく、ボトルを入れる際も横から入れられるとベストですが、そこまでの利便性はないようです。

正直なところ、走行中はボトルを入れるのに手間取ることが多いので、期待していた効果は得られませんでした。

ただ、1000円未満で購入可能なので、とりあえず片側抜きタイプを試してみたいなら良いですが、Zefalから新たにPulse Z2というリバーシブルタイプのボトルケージも発売されていますので、こちらの方がまだオススメできます。


と言うのも、Pulse Z2についても購入して使い勝手を確認しており、レビュー記事を執筆中です。

気になる方がいらっしゃいましたら、投稿までしばらくお待ちください。

マウント・ホルダー
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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
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