こんにちは。ノブです。
次の長旅を見据えて新しい収納スペースが欲しくなり、トップチューブバックを検討しました。いわゆる「バイクパッキング」を本格的に一揃えしてみたくなりました。
バイクパッキングは金属製のキャリアを使わないで軽量のバッグを取り付け、走りやすさを重視したツーリングスタイルのことです。大容量のサドルバッグを始めに、トップチューブバッグ、フレームバッグ、フロントバッグが代表的なアイテムですが、大容量のサドルバッグは7月の自転車旅用に購入して持っているので、次の候補として僕が購入したのは、今回ご紹介するトピークのトップローダーです。

TOPEAK(トピーク) TopLoader(トップローダー)
インプレ・フォトギャラリー
スペック(公式サイトより)
・ レインカバー 付属
・ トップチューブ 取付可能径 : Ø35~46mm
・ ヘッドチューブ 取付可能径 : Ø34~75mm
・ L235 x W70 x H120mm
・ 0.75リットル
・ 169g
外観レビュー
キャリアを使用しないバイク パッキングツーリングスタイルが近年流行っていますが、その中で手軽に始められそうでロードバイクのデッドスペースを活かせるのが、このようなトップチューブバックじゃないでしょうか。
上から見てみると、密閉式の高いジッパーが目を惹きます。多少の雨ならこのままでも問題なさそうに思えるくらいです。
裏面を見てみます。取り付けは側面のベルクロでヘッドパーツを固定し、裏面2か所のベルクロでトップチューブを固定するだけです。
中を開けると鮮やかなトピーク色。奥の方に見える黒い部分はL字のプラスチック板になっていて形状保持に一役買っています。
間仕切りはマジックテープ式で取り外すことができます。自由にスペースを区切ることができて便利です。
重さを測ると、149.5g。公称よりも約20gも軽くなっていました。
思いのほかの収納力
意外と物が入りそうな感じだったので、オーストリッチのL-100輪行袋(+スプロケカバーとエンド金具入り)を入れてみようと思います。
いや、ちょっと腰回りがむっちりしていますね。でも、輪行袋を入れられるくらいの収納力があることが分かりました。工夫次第で色々と入れられそうです。
防水性カバーが付属しているのもポイント
サイドに防水カバーが収納されていて、引き出して広げて使います。
全体をすっぽりと覆えました。実は充電ケーブルを通せるタイプのバッグがあって、僕が持っているサドルバッグと同じR250シリーズのトップチューブバックと迷ったのですが、この防水カバーの有無が購入の決め手となりました。
防水カバーにもベルクロが付いていて、本体と接着させることができ、走行中に飛んでしまうという危険はなさそうです。
ロードバイクへ取り付けてみた
僕のロードバイク KhodaaBloom FARNA 700-105 のトップチューブ幅は約4㎝でしたので、左右に1.5㎝はみ出す形になります。これが走行にどう影響するか、今後検証していきたいと思います。
新しい収納スペースが生まれ満足です。ただ、ハンドルを切ったときに邪魔にならないかも気になります。これも今後のライドで検証していきたいと思います。
使ってみた感想
実際にTopLoaderを取り付けて走ってみました。中には収納力のチェックで使った輪行袋L-100が入っています。
トップチューブの幅をはみ出すことによる影響は?
シッティング走行中の影響について
ペダルを回して足が上がるときに、TopLoaderの角が膝付近に掠るように当たります。その影響でバッグが片側へ寄ることがあり、何度か手で位置を戻したりしました。
また、片側へ寄る影響だと思いますが、走行距離が100kmを超えたあたりで左足の膝外側の関節に軽めですが痛みを感じました。実は似た痛みをブログを開設する前に経験したことがあります。ロードバイクを買って1ヵ月後にフラペからSPDペダルに換えたとき、シューズのクリート位置の調整がうまくいかず鵞足炎(ランナー膝)になったことがありました。このような痛みは、ここ最近起こらなかった現象ですので、恐らくTopLoaderが当たらないように膝が外へ向くのだと思います。
スタンディング走行中の影響について
ヒルクライム中にスタンディングすると、膝だけでなく太ももにも当たります。その影響で上手く車体を左右に振ることができなくなりますので、装備した状態でのスタンディングは現実的ではないなと感じました。
走行以外の影響について
TopLoaderはトップチューブの3分の2を占有するほど縦に長く、その影響で信号ストップで停車するとTopLoaderに太ももや股間が当たるため、押し出すような形でバッグが左側へ寄ってしまいます。それが、シッティング走行中の影響でも書いた関節痛の原因になってしまうようです。
ハンドルへの影響は?
懸念事項に挙げたTopLoaderを取り付けることによるハンドル操作に対する影響は全くありませんでした。
走行結果を受けて
デザインや収納力、そして高い防水性はとても気に入っています。僕個人の脚の形状や走行スタイルの問題ではありますが、バッグが膨らむほど多くの物を入れないこと、膝に異常を感じたら外す、といった制約を設け運用する必要がありそうです。
このアイテムを使って走ったロングライド・旅レポ

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