こんにちは。ノブです。
3月に入り都内も少しずつ暖かくなってきました。ですが、まだ朝方は冷え込み、肌寒い。体温調節が難しい時期です。
そういうときは上着を着たり脱いだりして調整するのが一般的ですが、インナーで調整することも可能です。そう、おたふく手袋のインナーなら、ね。
アメリカNASAで使用に向けて開発された素材は、体の表面温度を常に快適な温度に調整できるという優れもの。今回は、おたふく手袋のインナーブランド『BODY TOUGHNESS』の『オーバーザファンクション』をご紹介していきたいと思います。
おたふく手袋 オーバーザファンクション BODY TOUGHNESS
MATERIAL
新次元繊維“Outlast”
アウトラストはアメリカNASAでの使用に向けて開発された新次元繊維です。
繊維に組み込まれた直径2〜30ミクロンのマイクロカプセルが、寒い暑いをほどよくコントロールします。
マイクロカプセル内部の相変換物質「パラフィンワックス」が温度の変化に反応し、溶けたり(吸熱)、固まったり(放熱)することで、体の表面温度を常に快適な温度に調整します。
DEODORANT
縫い糸が気になる臭いをスピード消臭
シャツは首まわりと脇部分に、タイツは股上のフロント部分に消臭コアーミシン糸スイトールC®を使用しています。
POWER STRETCH
BTパワーストレッチ
適度な締め付けと縦にも横にも伸縮するストレッチ素材を使用する事で、体にフィットし、動きをサポートします。
UV CUT
UVカット機能
日中の紫外線をカットし、肌へのダメージを抑制します。また、紫外線による体力の消耗も防ぎます。
材質・サイズ
ポリエステル55%・複合繊維30%(ポリエステル、ポリプロピレン)・ポリウレタン15%
S) 胸囲/約80~88cm 身長/約155~165cm
M) 胸囲/約88~96cm 身長/約165~175cm
L) 胸囲/約96~104cm 身長/約175~185cm
LL) 胸囲/約104~112cm 身長/約175~185cm
3L) 胸囲/約108~116cm 身長/約175~185cm
出典:おたふく手袋公式サイトより
購入動機
少し前に、NHKのとある番組でインナー特集があって『おたふく手袋さん』のインナーが紹介されていました。
興味深かったのは、アメリカNASAでの使用を前提に開発された新素材繊維“Outlast”について。繊維に組み込まれたマイクロカプセルが、寒さと暑さをほどよくコントロールするという仕組みが、サイクリングでも役に立つのか試してみたくなったのが、購入の理由です。
外観レビュー
まずは外観レビューから。パッケージも凝っています。これだけ見たらスポーツブランドが手がけるインナーのようです。でも、作業用手袋の老舗メーカーなんですよね。ブランド戦略って重要です。


開封して前後はこんな感じです。今回購入したのは、カモフラ×レッドのMサイズです。


脇の部分をアップで。首回りと脇の縫い糸には、消臭コアーミシン糸スイトールC®という消臭素材がツ合われています。

内側はこのように染色はされていないようです。触ってみると、サラサラしていて気持ちいい肌触りです。

実際に使ってみての感想
サイズ感
Mサイズを身長169cmの男性が着用。コンプレッションインナーということですが、思ったよりゆったり目。Mサイズだとちょっと大きかったかなという印象。もうちょっとピッチリするのが好みです。
手首も隙間があり、かなり余裕がありました。

サイクリングで着用した感想
朝方の冷え込んだ気温2℃前後の時に着用し、夕方までロングライドしてみました。汗を多く掻くような運動量で長時間走ると、後半に汗冷えしてしまい寒かったです。大量に汗を吸うと、体の表面温度を常に快適な温度に保つという機能は流石に薄れてしまうようです。
そこで、改めて3月の快晴の日にポタリングで着用。じんわり汗を掻く程度の運動をしてみたところ、ほどよく体温をキープし、インナーとして十分に機能してくれました。
ロングライドで汗冷えしてしまったのは、このインナーの吸汗性と速乾性が5段階の3となっているためでしょうね。高強度でトレーニングする方なら、 吸汗性4と速乾性5のデュアルクロスや吸汗性5と速乾性4の3Dファーストレイヤーの方を選ぶとよいかと思います。
仕事で着用した感想
ポタリングで快適だったので、片道10km程度の自転車通勤でも着用しています。冬の時期は通勤後の温まった体のまま暖房のある室内でデスクワークしていても、不快感はあまり感じず集中して作業ができました。
ただ、首元が少し気になるでしょうか。ワイシャツの第一ボタンを外すとインナーが見えてしまいます。ネクタイをすれば問題無いですが、夏場のクールビズで組み合わせるなら、もう少し首元が開いているパターンがあったら有り難いですね。

まとめ
オーバーザファンクションは、その特性上、強度の高いスポーツよりも、普段の生活や適度な運動で使用するのが一番効果的なようです。
ゆるポタのような使い方なら、サイクリングでも十分に使用可能でした。気になる方は利用シーンに合わせて活用してみてください。
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