【レビュー】NAROO MASK F1S でサイクリングのコロナ&花粉症対策!

ネックウェア

こんにちは。ノブです。

新型コロナウイルスの猛威がなかなか収まりませんね。ここ最近のサイクリングマナーとして、マスクを携帯することが当たり前のようになりました。きっと、これからもマスクは必要になるのだと思います。

どうせサイクリングに使うなら、1年中使えて、ついでに花粉もしっかりガードできるものがいい。そう考えてちょっと良いマスクを買ってみました。それが今回ご紹介するナルーマスクです。

NAROO MASK F1S

スペック

前後2面ダブルフィルター搭載の夏用スポーツマスク。
 呼吸がしやすく、ランニングやマラソン、フィットネスクラブでのエチケットマスクとして使えるスパンメッシュフィルターと、空気中のホコリや花粉をブロックするマイクロネットフィルターを搭載。シーンに応じて使い分けることができます。

・UV 99%カット

・カラー:全2種類(ブラック / ホワイト)

・材質:

└前面(目の細かいフィルター) ポリエステル46% ナイロン42% ポリウレタン12%

└横面 ナイロン86% ポリウレタン14%

└後面(目の粗いフィルター) ナイロン90% ポリウレタン10%・サイズ:フリーサイズ 幅25cm x 高さ12.5cm

出典ナルーマスク公式サイト

購入動機

サイクリング中にマスクをすると息苦しいというイメージがあり、コロナ前は花粉の舞う季節でもマスクなしで自転車に乗っていたので、お陰で鼻水が止まらず大変でした。

そこで、以前から名前だけは知っていた高機能なナルーマスクに興味を持ったのですが、商品ラインナップが豊富で、しかもF1SやX1など、名前からは機能が想像できません。

そこで、下の表のように製品を分類(※分類できず除外したものもあります)して考えることにしました。

シリーズ別商品一覧(https://www.naroomask.jp/showitemtop/cat_series/)を参考に比較表を作成

今回の要望としては、

・花粉症対策にもなる防塵フィルターが欲しい

・夏でも使える薄手がいい

の2点だったので、高機能フィルターで薄手である『F1S』が最適だろうと判断し購入することにしました。

外観レビュー

まずは外観レビューから。こちらが前面にあるフィルターの表側です。

ひっくり返して裏側。こちらが口や鼻が当たる部分です。非常によく伸びる素材が使われています。

こちらが側面です。とてもサラッとしてスポーツインナーのような肌触りでした。

そして、後頭部の首の部分です。メッシュ状になっていて通気性がとても良さそうです。普通のマスクと違って360℃覆うような構造が特徴的ですね。

使ってみての感想

着け心地

実際に付けてみました。程よい圧迫感があり、口や鼻の辺りも生地がぴったり接触しますが、よく伸びるので肌に当たってもまったく気になりません。また、鼻周りにはワイヤーが入っていて、鼻の形に合わせて自由に曲げることができるようになっていました。

横にあるゴム状のフックを耳に引っ掛けてずり落ちるのを防止してくれますが、無くても心配はあまりなさそうでした。耳のフックを掛けるとアイウェアと干渉していますが、アイウェアがずり落ちたりすることもなく、普段通りに使えます。

息のしやすさ

口の周りが覆われるので、無い時に比べると呼吸の吸いにくさを感じますが、口でも鼻でも呼吸ができ、一般的なマスクよりも吸いやすいように感じられます。実際に自転車に乗ってみたところ、平坦区間を適度な運動レベルで漕ぐ分には十分に使用が可能。着けていることが全く気になりませんでした。

ですが、ヒルクライムになると斜度や坂の長さに比例して呼吸が荒くなるので、息苦しくて着けていられなくなりました。その時は顎のあたりにまで下ろして、坂を終えたらまた鼻の上まで戻すといった動作を行いますが、その動作も片手で簡単に行うことができました。

アイウェアの曇り具合

まず、2月~3月の気温が比較的低い時期に頃に着用した感想です。

サイクリング中は風が吹き抜けるので、曇ることはまったくありません。しかし、信号ストップなど停止中はアイウェアが徐々に曇っていきます。鼻の辺りにあたるワイヤーを調整してみると改善はするのですが、息が上に抜けることを完全に回避することは難しいようです。曇り過ぎた時は鼻だけ出して換気していました。

また、ヒルクライムする際は息が荒くなるため曇ってしまいました。寒い時に風が吹き抜けない低速では曇りやすくなるようです。

ですが、4月に入って気温が高くなるとほとんど曇らなくなりました。寒い時期から暖かくなるまで使ってみて分かりましたが、やはり夏用のマスクなので、時期に合わせて使い分けないといけないようですね。

手入れ

繊細な繊維のマスクです。お洗濯は、中性洗剤を使用して手洗いし、陰干しして下さい。ドライクリーニングはしないで下さい。

公式サイトより

洗濯機には入れず手洗いしています。さっと洗って汚れを落とし、後は日陰で自然乾燥させるだけです。週末に1~2度ペースで2か月ほど使っていますが綻びなどは出ていません。

また、白いマスクなので汚れがすぐに目立つのではと懸念していましたが、外側の生地は汚れがまだ目立ってはいません。ただ、口と鼻の当たるフィルター部分は若干変色してきていました。気になる方は白より黒を選んだ方が良いかもしれません。

まとめ

サイクリングで使うなら、適度な運動時に使うのが良さそうです。これから本格的な夏がやってきますが、どうせなら首回りの日焼けも対策できるものにすればよかったかな、とも思っています。そうなると、N1あたりが候補になるでしょうか。

Withコロナの生活スタイルとして、サイクリングでもマスクは必須。ナルーマスクが気になった方は豊富なラインナップの中から、自分に合ったマスクを探してみてください。

ネックウェア
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この記事を書いた人
ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
Birdy Standard Disc
 
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