こんにちは。ノブです。
キャンプツーリングで最低限必要となるのが、テントとシュラフです。
とくにシュラフは、テント泊で快適に眠るためには必須となる道具。日本一周のよう長期に渡る旅をしようとしている僕にとっては、なおさら慎重に選択しなければなりません。
キャンプ素人だった僕があれこれ吟味して選んだのは、滋賀県にある羽毛商品の老舗「NANGA」のダウンシュラフでした。
NANGA UDD BAG 280 レギュラー
スペック
収納サイズ:φ13×20cm/総重量:550g/ダウン量:280g
快適使用温度/下限温度:8℃ / 4℃
生地:15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造:シングルキルト構造/フィルパワー:スパニッシュダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
サイズ:レギュラー/最大長210cm×最大肩幅80cm(身長178cmまで)
生産国:日本
出典:楽天販売サイトより
NANGA UDD BAG 280 レギュラーを選んだ理由
自転車旅で利用するためには、保温性はもちろんですが携帯性も欠かせない要素です。シュラフを選ぶにあたり、ネットで探すのではなく実店舗を梯子しました。ネットではその大きさが数値で表されているものの、製品毎のサイズの違いを想像しにくかったからです。
実際に手に取って確かめねばと訪れたのは東京都千代田区の神保町。登山やキャンプなどアウトドア用品店が軒を連ねる有名なエリアです。事前に化学繊維よりもダウンの方がコンパクトになること。ダウンシュラフならモンベルのアルパインダウンハガー#3の評判が良いという情報を仕入れ、大手のキャンプ用品店へ。そこでご対面したアルパインダウンハガーを手に取ってみたところ、携帯性は化繊に比べて抜群に良かったのですが想像以上に大きく、もっと小さいものと思っていたため、購買意欲が下がってしまいました。
そんな中でふらっと立ち寄った小さな登山用品店で登山家の店員さんに”春から秋にかけて使用可能でコンパクトで軽量なシュラフ”を相談したところ、出されたのがNANGAのダウンシュラフUDD BAG 280でした。モンベルのアルパインダウンハガーよりもコンパクトで、撥水加工を施したダウンを使用しているため水濡れに強い。シュラフの対応可能な気温はモンベルのアルパインダウンハガー#3よりも劣りますが、コンパクトになったことで荷物として嵩張らないメリットが勝りました。それにNANGAはダウンシュラフを永久保証しており、無料修理(別途送料)している点も気に入りました。
インプレ・フォトギャラリー
そんなわけで、購入したNANGAはダウンシュラフがこちら。
ショート、レギュラー、ロングの3種類からレギュラーを選択しました。ショートは165cmまで、レギュラーが178cmまで、ロングが185cmまでの身長に対応しています。
決め手となった携帯性。本当に小さい。これよりもダウンの量の少ないUDD BAG 180がありますが、そちらは輪行袋かと思うほどの小ささでした。
実際に使ってみた
デイキャンプしたときに広げてみました。袋から取り出すと圧縮されていたダウンが一気にふわっと広がります。
この日は最高気温が12℃、最低気温が7℃で天候は晴れ。多少風があり、外でじっとしていると肌寒さを感じる気候でした。ダウンシュラフに包まってみるとすぐにポカポカと温まってきます。
ダウンシュラフを内側から見てみると、ダウンが入っている部分がよく分かりますね。羽毛の量が少なく感じられるかもしれませんが、今回試した環境では十分すぎるほど。思わずうたた寝をしてしまいそうでした。
取り出すのは簡単。畳むのは大変
いざ片付けとなった段階で収納方法が分からない。でも今は便利ですね。YouTubeにダウンシュラフの収納動画があって、それ参考に端からとにかく詰めていきました。
最初は袋の中にゆるい密度でシュラフが入っていきます。そこにどんどん押し込んで入れていく。
3分ほどで半分以上が袋に収まりました。
そこからさらに詰め込み口を絞って終了。慣れれば1分以内に収納できるそうですが、約5分も格闘していました(汗)
使ってみた感想
携帯性は抜群で、仮にロードバイクのバイクパッキングでも収納するのに嵩張らない大きさです。実際に中に入ってみると保温性もよく、3シーズンをキャンプツーリングするのに最適だと感じました。
惜しむらしくはその高い携帯性を維持するため高圧縮しなければならないこと。収納にかなり手間取りました。と言っても他のシュラフを持っていないので比べようがないのですが、慣れるしかないでしょうね。
あとは実際にキャンプ泊して夜間の保温性能を試したり、夏場に使用した感想などを、これから体験して追加していきたいと思います。
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