こんにちは。ノブです。
室内でメンテナンスをする際、メンテナンススタンドはどのようなものを利用していますか?
これまで僕は、定番の後輪バブ軸を挟み込むタイプの格安折りたたみ式スタンドを利用していたのですが、ホイールを新たに購入したところ、ひとつ問題が発生してしまいました。ニューホイールに付属したクイックリリースが大きく、下の写真のように綺麗に挟み込めなくなってしまいました。
そのため自転車が倒れないか冷や冷やしながらメンテナンス作業することになり、流石にこれは効率が悪い。大きめのクイックリリースに対応したスタンドを購入しないといけません。そう考えてこれまで使っていたタイプとは別のスタンドを購入することにしました。
ミノウラ ディスプレイスタンド DS-520
スペック
<展開時> H 570 x W 280 x D 370 mm
<収納時> L 610 x W 280 x H 110 mm
■フック高さ
<上側の孔にセットした場合> 490/360mm
<下側の孔にセットした場合> 390/260mm
■材質
鉄
■重量
1.0kg
■特徴
リア三角で保持します
自転車を軽く持ち上げ,フレームのリア三角(シートステーとチェンステー)の2箇所をフックに差し込むだけで自転車を自立させることのできる,最も装着に力が要らないタイプのスタンドです。
後輪が持ち上がるため,ディレーラ調整やチェンの清掃などの軽いメンテナンスに便利です。
X字型の脚は,前後左右への動きに対してもしっかりと自転車を支えます。
改良されたフック
フックはより自転車に優しく,使いやすいように改良されています。
旧DS-510のフックはビニールコーティング仕上げだったので,長時間スタンドに掛けっぱなしにしておくとフレームに張り付いてしまい,自転車を持ち上げるとスタンドも一緒に持ち上がってしまうことがありましたが,DS-520では発泡PVC製のフックに変更されソフトにフレームに接するように改良されていますので,そのような問題は起きなくなっています。
フレームサイズやホイールサイズによって後輪の持ち上がり方を調節できるよう,上下のフックがそれぞれ100mm差で2ヶ所に装着位置を変えられる機能はそのまま継続しています。
簡単折り畳み構造
支柱は折りたたみ式で,使用しないときは支柱根本のつまみを引き上げるだけでコンパクトに折り畳んで収納しておくことができます。
出典:ミノウラ公式サイトより
DS-520を選んだ理由
室内メンテナンスを目的とし、折り畳みが可能でコンパクトに収納できること。そして、太めのクイックリリース相手でも自転車を固定できることを前提に候補を探しました。ならば、クイックリリースを挟み込むタイプは候補から除外し、シートステー及びチェーンステーにフックで引っかけて支えるDS-520を選びました。
インプレ・フォトギャラリー
では、DS-520を見ていきたいと思います。まずは折り畳まれた状態です。この状態なら壁に立てかけて置いても邪魔にならなそうです。
付属していた説明書。とくに難しい説明はなく、台座を固定し自転車をフックに引っかけるだけ。
早速、組み立ててみます。折り畳まれている部分を起こし、支柱下部のフックを土台に引っかけます。
支柱下部のフックが土台にロックされれば完了です。とても簡単でした。
出来上がったディスプレイがこちら。土台もしっかりとしていて使いやすそうです。
実際に使ってみての感想
自転車への取り付け方法は、2本のフックをシートステー及びチェーンステーに掛けるだけ。1kgと重量があるスタンドなので、自転車を置いてもグラグラすることはありません。下の写真ではチェーンやスプロケットのある方にフックを掛けると作業の邪魔だったので、逆側に引っかけています。こうするとフックが邪魔にならずとても作業が楽でした。
一通りメンテナンスを行ってみて分かったのですが、ひとつ上の写真のようにチェーンやスプロケットとは逆側にフックを掛けると、スポークに干渉していまうようです。
自転車のどちらのサイドも問題無く利用できると思い込んでいたため、フックがスポークに干渉するとは完全に予想外でした。チェーンの注油後、油を馴染ませるために後輪を回す際は注意が必要ですね。これはシートステートとチェーンステーの太さや形状によるところが大きく、どの自転車にも当てはまることではないと思いますが、気を付けて使わないと面倒なことになりそうです……。
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