こんにちは。ノブです。
今回は自転車用ヘルメットの話。公道を走るなら大人子供に関わらず、自身を守るためにも身に着けておくべき装備の一つです。
これまでは13歳以下のヘルメット装着が義務化されていましたが、2023年4月1日からは全年齢で自転車ヘルメット着用努力義務化が決まりました。
一口にヘルメットと言ってもロードバイク用のスポーティなものから、カジュアルに使えるものまで様々。その中で今回は、街乗りに相性の良いヘッドギア、カスクヘルメットのご紹介です。
lovellカスクヘルメット
カスクと言うとイタリアブランドのKASKが挙がってきますが、そちらではなくCASQUE。ヘルメット代わりに頭部を保護するプロテクターのことです。
- 素材 :合皮(ポリウレタン)
- サイズ:S(52〜56cm)、M(57〜60cm)、L(60〜63cm)
- カラー:WHITE、BLACK、BROWN、BLACK/RED(K/R)、BEIGE/BROWN(BE/BR)、
【新色】NAVY/BEIGE(NV/BE)
出典:lovell公式サイト
購入動機
新型コロナの影響もあって、購入した折り畳み自転車で自転車通勤をするようになったのですが、スーツやビジネスカジュアルな服装との相性を考えたとき、より街乗りに適したカスクが気になるようになりました。
ただ、一昔前のロードレースで使用されていたとは言え、安全性については少し疑問です。そこで、ショップに行きカスクを物色。折り畳めるものとそうでないものがあり、前者はかなり柔らかく不安な感じがし、後者は触ってみた感じ丈夫そうで、複数のメーカーでそこまで大きな違いはない様子でした。
そこで事故に遭われた利用者の体験談とその写真を掲載していたlovellのカスクの安全性に期待を込めて購入することにしました。
https://www.lovell.jp/2017/02/n0053/
外観レビュー
では外観から見ていきます。頭頂部は大きく開口があり、通気性はバッチリ。ツバもあるので日差しがあっても快適にサイクリングができそうです。

上から見たところ。通気性が良いとは言え、頭頂部の隙間は狭め。保護部分が盛り上がっているのが分かります。

後ろから。こうして見ると、頭頂部とサイドの保護部分が盛り上がっていて衝撃に強くなっているのが分かりますね。

最後は裏側。合皮でも外側とは違いなめらかで肌触りが良く、頭に触れても不快な感じはしません。

バックルは少し特殊。マグネットバックルの使用方法は、公式サイトから動画が上がっていてそちらが参考になります。
重さ
重さはMサイズで240g。平均的なロードバイク用ヘルメットの重量と同程度です。

サイズ感
Mサイズは57-60cmに対応。自分の頭部の周囲は56㎝なので購入時は少し大きいのではと不安もありましたが、実際に着用してみると、サイドが締まっているのでズレることなくピッタリでした。

恐らく、下の写真のように頭のサイズに合わせて広げて使うことが前提なので、小さめに作られているのだと思います。

使ってみての感想
ヘルメットとしては軽い部類に入り、頭や首に負担を掛けることなくサイクリングを楽しめます。走行中の通気性もかなり良いですが、冬だと逆に寒すぎるくらいなのでインナーキャップやカスク自体にカバーした方がよいかもしれません。
次にマグネットバックルついて。外れやすいのではと思われるかもしれませんが、固定力はかなり強く、試しに引っ張ったりしましたが、全く外れません。ただ、説明を見ずに使ったため、初めは外し方がよく分からず苦労しました。動画のとおり単にずらすだけでよく、使い方が分かればワンタッチでとても楽ちんです。
最後に重要な安全性についてです。しっかりとした厚みがあり、思っていた以上に頑丈な作りです。強く叩いたり握っても潰れたりひしゃげることはなく、ヘルメットとして十分な性能を持っているように感じられました。とは言え、やはりロードバイク用のヘルメットに比べると心許なさは否めません。カスクは通勤やポタリング用途とし、ロングライドする時はこれまでどおり、ロードバイク用のヘルメットを被りたいと思います。
もし、デザイン的な理由でヘルメットを着用していないという方は、ぜひお洒落にかぶれるカスクを使ってみてください。自転車に乗る際の安全性を高めることができますよ。
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