こんにちは。ノブです。
自転車沼の中でもハマりやすいのが、鍵沼か携帯ポンプ沼ではないかと僕は思っています。
どちらも自転車初心者が必ず買う物であり、価格帯も比較的安価です。そのため、沼の深さに気付きにくい。気付いたときには、鍵や携帯ポンプが複数個ある、なんてことになりかねません。ええ、すべて僕の実体験です(笑)
写真は僕のポンプ沼の経歴です。右から順に購入していて、クロスバイクのルック車に乗っていた頃に買ったブリジストンのモバイルポンプ。携帯性を求めて購入したAirbone、携帯性を維持しつつリアライトにもなるTpeakのiGrow、そして、今回、新たに購入したLANDCASTです。
LANDCAST携帯ミニポンプ
スペック
重量 110g
素材 6063アルミニウム合金
対応バルブ 仏式・米式
出典:楽天販売サイトより
選んだ理由
このポンプを知ったきっかけは『ワールドサイクル』さんの記事でした。

まず、軽量小型でありながら、300psiの高圧に対応していること。僕の持っている3つのポンプのうち、ブリジストンは気圧表記のためpsi値は分からないのですが、airboneが100psi、iGrowで160psiですので、ミニポンプの中では群を抜いています。
そして特筆すべきは、7Barまで入れるのに押し込む力が辛くならない点です。通常、ミニポンプで空気を入れると4~5Barくらいから空気が入れづらくなります。そこからさらに入れようとすると負荷が強くなかなか入れることができません。LANDCASTはその点が改善され、最後まで重くならずに空気を入れられるらしく、そんな革新的なポンプなら沼に落ちた自転車乗りとして買わない訳にはいかなかったのです(笑)
インプレ・フォトギャラリー
こちらが噂の例のポンプ。LANDCASTです。本体以外に自転車に固定する台座、
上の写真で他のポンプと大きさを比較できましたが、手に取ってみてもかなりコンパクトな印象です。
ロードバイクで使用する前に
LANDCASTのデフォルトは米式なので、仏式に切り替えてから使う必要があります。
まずは口の部分を捻って外します。出っ張っているのが変換アダプタですので、それを取り外しておきます。
このように変換アダプタは2つに分解できました。これを説明書のとおりに逆にして組み立てます。
続いて、組み立てた変換アダプタを、口の部分に入れてしまいます。
実際に使ってみての感想
あとは空気を入れていくだけ。タイヤ交換の際に完全に空気の抜けた状態から始めましたが、約400回ほどポンピングして7Barまで入れることができました。その間、重さはほとんど変わらず。確かに軽い。試しに他のポンプで入れてみましたが、全然違いました。10気圧まで対応しているブリジストンのモバイルポンプでも6気圧ぐらいから重くなるので、この違いは驚きです。
『ワールドサイクル』さんのレビューのとおり、重くならずに空気を入れられることを実感することができました。確かに軽くて便利ですが、400回のポンピングを夏場にやろうとするとそれなりに大変そうです。それでも他のミニポンプよりも入れやすく携帯性も抜群なので、自転車旅には持って来いな製品ではないでしょうか。
追記 TNIケータイゲージが便利!
コメントで「バルブ延長アダプター」が便利といただいたので、探していたところ、TNIケータイゲージを発見しました。
携帯ポンプに取り付けて11Barまで測定が可能。小さいものの文字もはっきりしていて見やすい。
TNIケータイゲージをLANDCASTに取り付けるには内部のアダプタを米式にする必要があります。それさえ変更すればTNIケータイゲージを取り付けてレバーを上げてゲージとポンプを固定。次にバルブへホースの口を突っ込みバルブと固定します。あとはゲージを見ながらこれまで通りにポンピングするだけ。充填させながら空気圧がチェックできてとても便利になりました。
コメント
自分も一週間ほどの帰省ライドの際に、このポンプを利用していました。
毎日の6.5⇒7Barへの高圧な空気のチョイ足しが楽でした。
また、「お助けチューブ バルブ延長アダプター」と組み合わせると
楽な姿勢で力が出せるのでお勧めしますよ。
なるほど「お助けチューブ バルブ延長アダプター」便利そうですね。
試してみたいと思います。ありがとうございます(^^)