こんにちは。ノブです。
カジュアルな冬用サイクルジャージが欲しい。そう思ったのはコートを着て自転車通勤してみたところ、暑すぎて背中に汗をびっしょり掻いてしまったから。普段使いのコートは運動量少ない電車や車通勤には良いですが、自転車通勤には向かない様子。リュックを背負っているので尚更でした。
お洒落なサイクルウェアの定番と言えば、カペルミュールが1番の候補に挙がると思います。『街中に溶け込む、大人のためのサイクルスタイル』のキャッチフレーズは、まさにビジネスカジュアルで自転車通勤している自分が求めているものです。
今回はカペルミュールの2020年新作冬用ウェア『Pontetorto ウール混長袖ジャージ メランジグレー』をレビューしていきます。
カペルミュール Pontetorto ウール混長袖ジャージ メランジグレー
■素材:ポリエステル56% ヴァージンウール36% ポリウレタン8%、
ファスナー下持ち出し ナイロン74% ポリウレタン26%
■仕様:裏起毛、ウォッシャブルウール、ファスナー付きバックポケット、フルオープンファスナー採用、3分割バックポケット

購入動機
カペルミュールの公式オンラインショップでジャージを探したとき、最初に目を付けたのはこちらの襟付きの長袖シャツジャージでした。
しかし、ネット上に丁度良いサイズの在庫がない。渋谷の直営店にまだ在庫が残っているようでしたが、この時期に人の多い渋谷へ行くのはちょっと気が引けます。
そこで他にビジネスカジュアルに合いそうなジャージはないかと探したときに、今回レビューするPontetorto ウール混長袖ジャージを見つけました。色合いも落ち着いていて、それに最近寒くなってきたので、先のウェアより暖かそうと購入することにしてみました。
外観レビュー
まずは外観レビューから。まずは表。カラーリングはメランジグレーの他にメランジブルーがありましたが、グレーの方がビジネスカジュアルに合うと考えました。

内側は裏起毛になっていて、肌触りは通常の冬用サイクルウェアより滑らかで柔らかな印象です。

背中側。デザインはシンプルで、反射材等もありません。

ポケットは3つ。そのうち一つはジッパー式になっていました。左右のポケットも柔らかく伸縮性がかなりあります。

公式さんが動画で紹介しており、こちらがとても分かりやすく参考になります。
使ってみた感想
着心地
サイクルジャージを購入する場合、ぴったり着るためSサイズを選ぶことが多いのですが、今回は少しゆったり目に着たいのでサイズはMを購入。
ストレッチ性が高く生地が伸びて柔らかいというのが第一印象で、速乾性インナーとワイシャツの上に着てみたところ丁度よいサイズ感でした。あまり重ね着すると着膨れしてしまうので、あと一枚着るとするなら薄手のカーディガンなどでしょうか。
コートを着て自転車通勤すると風でバタつくのが嫌でしたが、サイクルジャージなら体にフィットして着心地が良く、快適に通勤ができました。
ビジネスカジュアルとの相性
普段の仕事着は下がワークウェアスーツのパンツ、上はワイシャツです。通勤中の上着としてこの冬用サイクルジャージを着ていますが、パンツとの相性も良く、こうした通勤ファッションも全然ありですね。

防寒性能
12月に入って首都圏の気温は最低5℃前後、最高12℃前後で推移しているので、朝晩の通勤時は7~8℃くらい。その中をこのジャージを着て通勤しています。
走り始めは腕周辺に風が抜けるような冷たさを感じますが、体が温まると素材の保温効果のためかそこまで気にならなくなりました。しばらく走っても体が温まり過ぎることなく、程良い通気性で蒸れを逃がしてくれます。
背中ポケットの使いやすさ
自転車通勤でリュックを背負うとサイクルジャージの背中ポケットは基本的に使用できなくなると考えていましたが、このジャージだと左右のポケットが問題なく使えました。
生地が柔軟なことと一般的なサイクルジャージよりも若干外側に付けられているためか、真後ろに手を伸ばさずに済み、どことなくサイドポケットに近い印象です。スマホなどを入れておけば手がリュックに干渉することなく手軽に取り出すことができました。
また、真ん中のポケットは通勤中のリュックでふさがって使えませんでしたが、サイクリングをする際なら、鍵など貴重品を入れておくのに重宝しそうです。
まとめ
自転車通勤にも休日のサイクリングのどちらにも使えるカジュアルな秋冬ジャージです。保温効果と通気性のバランスが良く、だいたい10℃前後で着用するのがよさそうです。
このジャージならどんなパンツにも合わせやすいので、サイクルジャージはピチピチで派手というイメージがあって倦厭している方でも手に取りやすいのではないでしょうか。
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