こんにちは。ノブです。
ボトルやツールケースを自転車に取り付けるのに、ボトルケージを使うのが一般的ですね。そのボトルケージですが、形状や素材が様々で、どれが一番使いやすいか迷ってしまい、気づけば何個も買ってしまっているなんてこともしばしば。ボトルケージ沼も侮れません。
今回紹介するのは、自転車用ヘルメットにあるようなダイヤル式のアジャスターが付いたボトルケージ。BiKASE ABC Cage アジャスタブルホルダーです。
BiKASE ABC Cage アジャスタブルホルダー
- ABC(Any Bottle Cage) の名前の通り、どんなボトルサイズにも使用できるアジャスタブルボトルホルダー
- 通常のボトル(74mm)や500mlのペットボトル(62~67mm)はもちろん、太い方にも対応しています。1.5Lペットボトル(85mm)や、直径100mm前後の輪行袋などや、グラベルバイク用にチェアーなども取り付け可能。
- アセタールとナイロンの加工樹脂製
- 適応ボトル外径:約57mm~約120mm
- サイズの変更はアジャスターで簡単に素早くできます。
- ※フレームによっては重たいものは取り付けできませんので、ご留意ください。
- ※ベルトで締め付けるため、走行中に片手で出し入れするようなレーサー的使い方には向いていません。
- カラー:ブラック
購入動機
普段からロードバイクのダウンチューブ下にボトルケージ用の穴を増設し、そこにツールケースを取り付けているのですが、振動によってツールケースの頭がタイヤに接触して禿げたり、段差で飛び出すことがありました。

そこで、固定力の高いボトルケージを探していたところ、ダイヤル式のアジャスターでキツく固定が可能というBiKASE ABC Cageを発見。これは求めている機能に違いないと直感し、購入してみることにしました。
外観レビュー
まずは外観レビューから。パッケージとしてはとてもシンプル。ボトルケージのみです。取り付け用のネジや六角レンチは付属していないので、自分で用意が必要でした。

横から。特徴であるアジャスター。先端のダイヤルを回すことで締め付け具合を自由に調整することができます。

上の写真とは逆のサイドから。

裏側はこんな感じ。ダイヤルから伸びるアジャスターがかなり横に広がっていますね。ダウンチューブに取り付けるときにどうなるか……。

重さ
重さは66g。樹脂製でアジャスターが付いていることを考えると妥当な重さでしょうか。

使ってみた感想
締め付け具合
ツールボトルを入れて固定してみましたが、ダイヤルでかなりキツくできるため、手で引っこ抜くこともできないくらいの固定力があります。

アジャスターの使い方や固定力の強さは、公式サイトに動画が掲載されていましたので、こちらをご覧いただけるとより分かりやすいかと思います。
ダウンチューブ下への取り付け
さっそく、ダウンチューブへ取り付けてみます。

ボトルケージの増設には、エリートVIPボトルケージクリップとSHIMANO ボトルケージマウントアダプターのSM-BA01を使用しています。
ダウンチューブ下の干渉具合
気になっていた干渉具合ですが、まずはチェーンリングのある右側について。この状態でロングライドも行っていますが、こちらはアジャスターが干渉することはなく、振動による接触も今のところ見られません。

ですが、左側で問題が。伸びたアジャスターがクランクに取り付けていたケイデンスセンサーと干渉しました。こちらはセンサーの位置を調整すれば解決するのですが、アジャスターの締め付け具合を変える度に干渉してしまい、調整がなかなかシビアで面倒でした。

まとめ
ダウンチューブの下に取り付けることでツールケースが確実に固定され、飛び出る心配はなくなりました。しかし、アジャスターがクランクなどに干渉しやすいという欠点があり、その調整がチマチマして面倒です。
やはり、このボトルケージを使うなら、ダウンチューブの下ではなく、通常のボトルケージとして使ってあげたほうが良いでしょうね。公式サイトが動画で紹介しているようなMTB、それに荒れ地を走るグラベルロードには向いている商品だと思います。
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