こんにちは。ノブです。
iPhoneでお馴染みのAppleが、落とし物の捜索に使える小型端末『AirTag』を2021年の4月に発売しました。
https://www.apple.com/jp/airtag/
GPSではなくBluetoothやUWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線通信)での通信のため検索範囲は限られますが、iPhoneのユーザーの多い日本、それも都市部では十分に活用可能な端末ではないでしょうか。
そんなAirTagを購入したのは、これが自転車の盗難対策にも使えるかもしれないと考えたからです。今回はAirTagを自転車に取り付けるためのマウントホルダーをご紹介します。
AirTag 自転車用ボトルケージマウントホルダー(ノンブランド)
出典:Amazon
購入動機
AirTagを購入したものの、自転車にどう取り付けるかが課題でした。盗難された際に簡単に取り外されても意味がありません。
ストラップなどがよく売られていますが、自転車に取り付けるならもう少し目立ちにくいところに取り付けたい。そう思ってAmazonを物色していると、自転車用のホルダーを発見しました。
サドル裏への取付など、いくつか種類がありましたが、その中でボトルケージの裏に取り付けられるものが、より目立ちにくいのではと考えて購入を決意。
ただ、この商品は中国から発送されるようで、Amazonで注文して到着まで3週間近くかかりました。大丈夫だろうか……。
外観レビュー
まずは外観レビューから。3Dプリンタで作られたであろうAirTagホルダーとボルト2本が付属しています。付属ボルトはM5で長さが250mm、六角穴の幅は2.5mmでした。
重さはボルトを含めて13.5gでした。
AirTagを入れてみます。正直なところ精度は期待していなかったのですが、ぴったりと収まりました。
あとは蓋を閉じれば完成。思いのほか固く締まるので、振ってみても外れるようなことはありませんでした。
使ってみた感想
取り付けは、ボトルケージの裏に置いてボルトで固定するだけ。目立ちにくいですし、100kmほど走ってみましたが、蓋が外れるようなこともありませんでした。不安ならテープで巻いておけばさらに安心かもしれません。
シートチューブ側に取り付ける際は、フロントディレーラーと干渉しないようスペーサーを挟めば取付ができます。ですが、ボトルケージが前方に出てしまうので、ダウンチューブ側のボトルケージ等と干渉しないよう注意が必要ですね。
折りたたみ自転車のBirdyにも取り付けてみました。これはイージーホイールに対しナットで固定した状態です。やはりボトルケージの裏は目立ちにくいですね。
まとめ
軽くて小さくて目立ちにくく、邪魔にならない箇所にAirTagを取り付けられるという点では満足です。ただ、品質が担保されたブランド品ではないため耐久度がどこまであるか分かりません。ひとまずこのまま使い続けて検証してみたいと思います。
AirTagを自転車に取り付けるグッズは他にもあるようですので、自身に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
最後に。AirTagはあくまでも盗難に対する保険。都市部ならまだしも人の少ない場所で盗難されたら発見できるかは未知数です。確実に追跡するならGPSの方が有利でしょうし、高級な自転車に乗っている方は、AlterLockを検討されてみてもよいかも知れませんよ。
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