こんにちは。ノブです。
寒くなると手や足の指先が真っ先に悴みます。ここを防寒することで、寒い日のサイクリングの快適度は段違い。
今回は、モンベルのサイクルフットカバーをレビューしていきます。
モンベル サイクルフットカバー
出典:モンベル公式サイト
購入動機
トゥーカバーなどの靴の防寒ウェアは、地面と接地する部分がどうしてもできるため、シーズン途中にボロボロになっていることが殆ど。なので、消耗品と割り切って安価なもので済ませていました。
ですが、モンベルのフットカバーは靴底がしっかりとした構造になっており耐久度が高そうです。これならシーズン途中に買い換える必要はないのでは?と思い、購入してみることにしました。
外観レビュー
普段使っているSPDシューズのサイズは40(25cm)。サイズが合うか若干の不安がありますが、S/M(26cm~29cm)を購入しました。
こちらが表側でゴアテックスインフィニアム素材で比較的薄手。引っ張ってみると想像以上に伸縮性がありました。
裏側。靴底は前方と中央2か所がゴムで補強されていて、足首部分はベルクロで止めるようになっています。
実際に装着してみると、ビンディングシューズに対応したデザインになっているのがよく分かります。
トゥーカバーに比べて保護してくれる範囲は広く、靴の前面全体を覆ってくれます。
横から。正面から風が当たる部分のみ保護するので、かかと部分は剥き出しになります。また、側面のモンベルロゴは反射材になっています。
後ろから。足首をベルクロで固定します。また、GORE-TEXロゴは反射材になっています。
使ってみた感想
真冬に使うと流石に寒い
秋口や春先の気温の低い時期向けの商品ですが、どこまで耐えられるか2月初旬の首都圏ブルベで試してみました。Garminが記録した朝方の最低気温は0℃。この気温では足が悴み、流石に寒くてたまりませんでした。
そこで、靴下に貼るホッカイロを用意してフットカバーと靴の甲の間に入れて対応。足首をベルクロで止めているだけなので簡単に脱ぐことができ、カイロを入れるのも楽ちんです。これでかなり改善されました。
また、別な機会に試したのですが、R250のシューズカバープラスを重ね着させるのも効果的でした。一般的なトゥーカバーと組み合わせると着膨れし、ペダルを回す際にクランクと干渉しやすいのですが、モンベルのサイクルフットカバーは薄手なので干渉しにくいです。
BOAの調整がしやすい
側面は生地で保護されていないので、BOAを簡単に出すことができ、サイクリング中でも調整が容易です。これが地味に便利でした。
靴底の耐久性は?
肝心の靴底の耐久性ですが、確かにゴムで保護された部分は強いです。ただ、サイクリングを終えて確認すると、位置がずれてゴアテックスインフィニアムの生地を踏んでいる状態となっていました。
しかも、左右の靴どちらも同じように生地を踏んでいて地面と擦れてしまいました……。これは今シーズンで穴が空いてダメになるような予感がします。
モンベルのオンラインショップに掲載されている写真がSPD-SLなので、このように生地がズレてもクリートの高さで地面と干渉しない前提なのかもしれません。
まとめ
トゥーカバーとフットウォーマーの中間のような商品です。軽量で携帯しやすいですし、伸縮性が高く脱着も容易。薄手なので、寒ければR250のシューズカバープラスを重ね着させるのも効果的です。
ただ、ゴアテックスインフィニアムは耐久性がそこまで高くはなく、SPDシューズだと生地を踏んでしまいボロボロになる可能性は否定できません。靴底がしっかりしているだけにその点は誤算でした。地面と干渉しそうな部分は補強するなど改善版を期待したいところです。
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