こんにちは。ノブです。
新型コロナウイルスの蔓延から1年以上が経過し、日本でも2021年の4月から高齢者の優先接種が始まり、ようやく各年齢でも接種ができるようになりました。
今回はコロナワクチン接種1回目の記録です。『ツール・ド・気ままに』は自転車旅がメインのブログであり、本来の趣旨とは異なるのですが、モデルナアームという比較的珍しい副反応が出たので、1回目の接種を記録として残しておくことにしました。
ワクチンの接種予約
大田区でワクチンの接種券が配られたのは6月末でした。20~39歳以下が区内で予約可能になるのは2週間ほど先となっていたので、とりあえず宗谷600ブルベを終えて戻ってから、都内の大規模接種会場を当たりましたが予約は取れませんでした。
そこで区内予約可能日にネットから予約。大田区の予約システムでは集団接種、個別接種可能な医院の予約状況がネットで把握できるようになっており、そこから比較的早く接種が終わる会場を探します。接種は8月1日(日)の18時の枠でキャノンが会場提供している集団接種会場を予約しました。
キャノンの会場で接種するのは、モデルナワクチンです。副反応が大きいという情報は仕入れていましたが、ファイザーかモデルナかの違いに躊躇して遅れるよりも、とにかく接種すること優先することにしました。
副反応に備えて用意したもの
1回目の接種では副反応は強く出ないという情報がありますが、念のために以下の物を用意しておきました。といっても、冷凍食品とカップ麺を追加で買ったくらい。ほとんどが家にあったもので代用しています。
発熱対策
- 解熱剤(バファリン、ロキソニン)
- 保冷剤
食事・水分補給
- 粉末のポカリスエット
- 冷凍食品、カップ麺
- マルチビタミンミネラル
- アミノサプリ
モデルナアーム対策
- 抗ヒスタミン薬(レスタミンコーワ)
- ムヒアルファEX
接種当日
事前に予診票に必要事項を記入し、注射が打ちやすいようTシャツを着て、5km先の会場に自転車で向かいます。
会場となっているキャノン下丸子体育館前に駐輪場はなく、100mほど先にある公園に臨時の駐輪場が設けられており、常に係の人の監視があるので、安心して停めることができました。
会場に到着すると、あとは係の人の案内に従って進んで行き、10分ほど待ってワクチンを接種。筋肉注射は痛いというイメージでしたが、全くと言って良いほど痛みは感じられません。むしろ、健康診断のときの採血の方が痛みがあるくらいです。
あとはアナフィラキシーショックが出ないか確認のため15分待機して、体調に変化がないことを報告して帰宅。会場にいたのは30分ほどで、とてもスムーズに接種を終えることができました。
接種後の体調の変化
接種翌日(接種部位の筋肉痛)
接種から一夜明け、左腕の接種部位周辺から筋肉痛のような張りを感じました。腕が上げにくいくらいで前後に動かすには痛みもありません。日常生活に支障はまったく無く、その日は仕事を普段通りに遂行。体にだるさもなく食欲もあり、この筋肉痛以外の副反応は確認できませんでした。
接種2日目
モデルナワクチン接種1回目から48時間経過。接種箇所周辺の筋肉の張りは昨日の半分以下に軽減し、この日も、筋肉痛以外の副反応は特にありませんでした。
接種7日目
接種から1週間が経過しました。モデルナワクチンはこの前後から副反応が出るケースがあるらしいのですが、この日も特に変化はありませんでした。
ちなみに、この1週間はお酒と運動を控えておきました。オリンピックと週末の台風で巣ごもりできたのも助けになった気がします。
接種9日目(モデルナアームの発症を確認)
モデルナワクチン1回目接種から9日と半日が経過した早朝。接種箇所周辺が赤く反応する、いわゆるモデルナアームを確認しました。
前日の夜頃から接種箇所が虫刺されっぽく赤くなりはじめ、今朝になって広がった感じです。痒みはそこまでないですが、触ると少し熱っぽくなっています。
元々、 肌が弱く稀に発疹ができることもある体質だったので、もしかしたら出るかもと思っていましたが、見事に的中。とりあえず、落ち着くまでは引き続きお酒と運動を控えることにしました。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0089.html
接種10日目
昨日に比べ、モデルナアームの赤みが少しずつ引いてきました。しかし、まだ肌に熱っぽさを感じます。
また、痒みについては安静にしている分には時々痒く感じるくらいで、掻きたくなるほどではありません。ですが、血行が良くなると体全体にピリピリとした痒みを感じます。冬に寒いところから暖かなところへ移動したときに起こる敏感肌のような感覚で、それがとても不快でした。
そのため、引き続きお酒と運動は控え、シャワーはさっと浴びるくらいにして、血行があまり良くならないよう気を付けることにしました。
接種12日目
朝起きて確認してみると、モデルナアームの赤みはほとんど引き、熱っぽさもなくなっているようです。接種8日目夜に発症し、そこから4日ほどで症状が治まってくれました。
接種13日目(モデルナアームからの回復を確認)
赤みは完全に引きました。平均して1週間くらい赤みを帯びるようなのですが、症状としては想定の範囲内に収まってくれたようです。
まとめ
無事に1回目を終え、筋肉痛に加え、モデルナアームという症状が出ましたが、発熱や倦怠感といった症状は特に見られませんでした。そのため、用意しておいた薬などは使うことなく終了。しかし、2回目はより強く副反応が出るようなので、この用意が役立つのでは考えています。
ちなみにモデルナアームについて調べてみたところ、接種した全体の3-4%で発症し、かつ若い人(特に女性)に多いらしいです。代謝が落ちる一方の中年男性の身としては、体内年齢が若いから症状が出たと考えれば悪い気はしないですね。
https://www.businessclinic.tokyo/archives/3965
医学的な根拠はないですが、1回目で強い抗体を作ってくれているのだと信じて、2回目に備えようと思います。
以上がモデルナワクチン1回目の接種レポートでした。
なお、これは素人の感想であり、接種した人によって症状に個人差が出ます。詳しい情報が知りたい人は、厚生労働省のサイトなど信頼できる情報を当たるようにしてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html
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