ブルべ完走とSR獲得のため200・300・400・600kmの装備や準備したこととは?

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こんにちは。ノブです。

2020年からブルべに参加し、その初年度で無事にSR(シューペル・ランドヌール)を獲得することができました。このコロナ禍でこうしてSRが取れたのも、運営の方々による三密を避ける創意工夫があってこそ。本当にありがとうございました。

今回は、ブルべ一年目でSRを獲得するために行ってきたことを備忘録としてまとめてみました。これからブルべを始められる方の参考になれば幸いです。

目次

ブルべってどんなサイクリング?

まずは、おさらい。「ブルベ」とはフランス語で「認定」を意味し、タイムや順位にはこだわらず、制限時間内で完走することを目的としたサイクリングイベントのことです。

ブルべには世界標準のルールがあり、そのルールに従いおこなわれる走行会をBRM(ブルベ・ド・ランドヌール・モンディオ)と呼び、このBRMが一般的に「ブルべ」と呼ばれていたりします。

管轄する組織によって様々なブルベがあり、距離は200㎞から始まり、2000㎞を超えるもの、複数で走るFlecheもブルベの一つです。

BRMのルート上にはPC(チェックポイント)があって通過時間が設定されていて、コンビニのレシートや、地名が記された看板の写真などが証憑として使用されたりします。

制限時間は平均時速15km程度で走れるように設定されており、途中で休憩したり宿泊したり、観光したりするのも自由。トラブルにも自身で対応する必要があり、すべてにおいて自己責任で行われるのが大きな特徴です。

SR(Super Randonner「シューペル・ランドヌール」)とは?

フランス語で「凄い自転車乗り」を意味する言葉で、英語圏ではスーパー・ランドナーと呼ばれています。

SRは11月から翌年の10月までの期間にBRMの200km, 300km, 400km, 600kmを完走した者に与えられ、あくまでも称号で認定ではありませんが、記念としてSRメダルを購入することができます。

各距離をそれぞれ走る必要はなく、長い距離の認定で短い距離の認定を代替(例えば、600を4本でも申請)できますが、代替できるのはSR対象の600kmまでで、1000kmでの代替は不可となっています。

また、4年に1度行われるパリ・ブレスト・パリ(PBP)に参加するための必須条件でもあり、開催年度の11月から6月までの指定された期間内にSR認定を受けなければなりません。

SRを獲得するために行ったこと【事前準備】

自転車保険への加入

各都道府県で義務化の動きが活発になっているため、すでに加入している方も多いと思いますが、ブルべにエントリーするには、自転車保険への加入が必須となっています。

自賠責保険が1億以上がエントリー条件となっているので、それをクリアできるものであればOKです。自分の場合はブルべ参加以前から、トラブルの際にレッカー移動を頼むことのできるAUの自転車保険に加入していたので、条件はすぐにクリアできました。

https://www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/

Audax Japan会員登録

ブルべを始めるにあたり必須ではないのですが、早々にAudax Japanの会員になりました。会員番号が付与されると、番号を使ってBRMの認定記録をWebから参照できるようになります。SR申請をする際に作業が簡略化できるメリットもあったので、入会することにしました。

https://www.audax-japan.org/aj-2/org-join/

エントリーするブルべ団体の選定

SRを取得するためには、最低でも200㎞、300㎞、400㎞、600㎞を1本ずつ走る必要があります。

ブルべは世界各地で行われていますが、まずは日本国内での取得に限定。さらに走る前の体力消費を最小限にするため、自宅から自走でスタート地点に向かえるものだけとし、今回はAJたまがわとランドヌール東京に絞ってBRMを選ぶことにしました。

https://randonneurs.tokyo/

https://ajtamagawa.org/

AJたまがわとランドヌール東京を選んだ理由は、メインとするスタート地点が多摩川沿いと近く、ルートが比較的似通る傾向があるからです。走り慣れるということが、ブルべ初年度では重要と判断しました。

エントリーするBRMの選定

エントリーする団体が決まったところで、次は実際のBRMの選定です。

まず、ブルべは同じ月に固めず、最短でも月に1度のペースにすることにしました。事前にルートを調査する時間を設けて問題点を洗い出し、当日までに準備が間に合うようにとの考えからです。結局、新型コロナの影響でペースはぐちゃぐちゃになってしまいましたが……

BRMのルートは大きく分けると、

  1. 同じ道を折り返すタイプ
  2. ぐるっと回って戻ってくるタイプ
  3. スタートとゴールが異なる片道のみのタイプ

の3種類に分けられるかと思います。

そして、ブルベ初心者が選ぶなら、折り返すタイプまたは、ぐるっとタイプがオススメです。どちらもスタートゴール地点が近くにあるので、平野部が起点なら帰りは下り基調となるからです。とくに折り返すタイプが道を覚えるにしても難易度が低いので、自分は折り返すタイプを多めに選定しました。

そして、2020年シーズンで選定していたのが、以下のBRMです。DNS、DNFとなる可能性も考慮し、同じ距離のものを複数選んでいます。

■ ランドヌール東京
開催日名称タイプ起点エントリー日
1月11日(土)BRM111東京200いってこい伊豆網代折り返しとどろきアリーナ前12月6日(金)21時~
1月12日(日)BRM112東京200曽我梅林ぐるっととどろきアリーナ前12月6日(金)21時~
1月25日(土)BRM125東京300いってこい伊豆高原折り返しとどろきアリーナ前12月6日(金)21時~
2月29日(土)BRM229東京300ウルトラオレンヂ折り返しとどろきアリーナ前1月1日(水)21時~
3月28日(土)BRM328東京400清水折り返しとどろきアリーナ前2月1日(土)21時~
5月23日(土)BRM523東京600浜名湖鰻折り返しとどろきアリーナ前4月1日(水)21時~
5月23日(土)BRM523東京400奥日光ぐるっととどろきアリーナ前4月1日(水)21時~
9月5日(土)BRM905東京400佐久ぐるっととどろきアリーナ前8月1日(土)21時~
10月10日(土)BRM1010東京400いってこい信濃追分折り返し駒沢公園9月1日(火)21時~
10月31日(土)BRM1031東京600安曇野ぐるっととどろきアリーナ前9月1日(火)21時~
■ AJたまがわ
開催日名称タイプ起点エントリー日
5月9日(土)BRM509たまがわ400海野宿折り返し二子玉川兵庫島公園5月2日(土)
6月6日(土)BRM606たまがわ600鬼怒川600(2020)ぐるっと二子玉川兵庫島公園5月30日(土)

これを元に、エントリー日をスマホのスケジュールに組み込んでおき、エントリー忘れがないようにしておきました。

ルールに合う装備の調達

出走に必須な装備は決まっていますが、各団体ごとにローカルルールがあり、細かな点が異なっています。事前にローカルルールを確認し、必要なものを揃えるようにしました。

  • 例)
  • 前照灯2本
  • 尾灯2本
  • ヘルメット尾灯1本
  • ベル
  • 反射ベスト

2021年1月現在、装備リストのテンプレートが、東京⇔大阪キャノンボール研究でまとめられていて、ダウンロード可能となっています。ばるさんの書く記事はどれも分かりやすくまとめられていて、いつも参考にさせていただいています。

https://cannonball24.com/equipment-checklist-for-new-brevet-participants/

おしりの痛み対策

長距離を走るということは、サドルにお尻をおろしたまま走り続けることになります。お尻を支えている骨盤には体重の多くが荷重として圧し掛かってしまい、それによっておしりに痛みが伴うことがあります。酷くなると自転車に跨っていられないほどの痛みとなるため、対策が必要です。

その解決策の一つがお尻に合ったサドルを探すこと。いわゆるサドル沼と呼ばれるもので、見つけ出すまでかなり根気のいる作業になります。プロショップならサドルのレンタルもやっていますので、一度相談してみることをオススメします。

自分の場合は個人で色々試した結果、Selle SMP Hell に落ち着きました。200~600㎞の全てでSMPサドルを使い、お尻の痛みは皆無で走りきることができています。

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足に掛かる負荷の軽減

これは自分のペダリングの癖の問題なのですが、意識していないと足裏の外側に向けて力を入れてしまうようです。特に小指付近に力が掛かってしまい、これによって起こるのが、小指がシューズに圧迫されて感覚が麻痺してしまうこと。シューズを脱いだあとに足を地面に着けると激痛が走るということが、200㎞超のロングライドで度々起こっていました。

その対策として導入したのが、ロングライド向けのソックスです。ブルべなどを走られる〇〇さんが監修したもので、底が厚手でクッション性が良いのが特徴。そのソックスを導入したところ、力加減が足裏全体に分散され、小指の痛みから解放されました。

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悪天候における対策

基本的に雨でも中止になることはないので、レインウェアの上下は必須です。最低でもレインウェアの上着は良いものを選びましょう。自分が使っているのは、モンベルのレインウェアです。防水性に優れ、軽量でコンパクトに収納できるので重宝しています。

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また、レインシューズカバーがあると、靴が早期に水没することを防ぐことができます。

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寒暖差における対策

ブルベは一年を通しておこなわれているため、天候や季節に合わせたウェアの準備が必要です。

20℃以上、15℃、10℃、5℃、0℃の区切りで揃えるのが分かりやすいですが、それぞれ対応したウェアを購入する必要は必ずしもなく、インナーとアウターの組み合わせて揃えていきました。

見るべきは最低気温で、そこに合わせてインナー、サイクルウェア、サイクルグローブ、インナーグローブ、ネックウォーマー、ボディーウォーマー(腹巻)、トゥーカバーやレッグウォーマーといった装備を選定していくとよいです。

SRを獲得するために行ったこと【エントリー~前日】

エントリー峠を越える

ブルベは登録制で人数制限のあるイベントですので、まずはエントリーをしなくてはいけません。距離の短い200kmや300kmは人気ですぐに完売してしまうので、エントリー開始時間前にパソコンの前で申込ページを開いて待機していました。

時間になったらページをリロードして申込を開始します。入力項目はテキストファイルなどにひとまとめにしておき、コピー&ペーストで行えると素早くエントリーできます。また、支払い方法は各団体で異なりますので、事前にチェックし、ネットバンクを利用して早々に支払っていました。

ルートの机上チェック

Qシートが公開されたら、まずは机上でルートチェックです。ブルベの主催団体は主にRWGPSでルートデータを公開していますので、地図上のルートデータとQシートを突き合わせながら、一つ一つ分岐点をチェックしていきます。

RWGPSの地図をGoogleマップにして、分岐点はストリートビューに切り替えながら、交差点の名前や近くに何があるのか確認するのが分かりやすかったです。

https://ridewithgps.com/

ルートをサイコンへインポート

自分はQシートよりGPSナビをメインに利用して走るので、机上チェックが終わってQシートとRWGPSデータとの相違がなければそのままダウンロードして、サイコンへ取り込みます。RWGPSのルートデータが異なっている場合は、自分でQシートからルートデータを引くつもりでしたが、初年度では公開されているルートデータがそのまま利用できることが多く助かりました。

普段使っているサイコンはGarmin Edge 1030。Garminにルートデータを入れる際、RWGPSでは取込方法を親切に提示してくれるのですが、その通りにやると、サイコン上から見たルートタイトルが文字化けしてしまったので、今は以下のように行っています。

  • 1.RWGPSからTCX形式でファイルをダウンロード
  • 2.Garmin Connectを開く
  • 3.Garmin Connectのコースからファイルをインポート
  • 4.インポートしたデータのタイトルを設定
  • 5.デバイスへ転送をクリック
  • 6.USBでデバイスをPCと接続してデータ転送

PC(Point du Contrôle「チェックポイント」)情報の印刷

ナビ派とは言え、Qシートが重要であることに変わりはありません。最低限、チェックポイントの名称と距離が把握できるよう加工したものを印刷して、トップチューブに貼り付けています。

また、Qシート自体はPDF化して、スマートフォンからいつでも参照できるように保存していました。

ルートの試走

ルートデータが出来上がったら、可能な限り試走をします。理由は以下のようなものです。

1.RWGPSルートデータが正常にナビされるかチェック

サイコンのナビは優秀で目的地まで案内してくれることの方が多いですが、時々、変なところで左折の指示が出ることがあり、うっかりその通りに進んでしまいコースアウトのアラートが出て困惑することがありました。

またその他にも、急な折り返し指示や何もない直線道路でコースアウトしたと誤指示が出ることもあり、事前にナビの指示に誤りがないかチェックしておけば、無駄なロスを防ぐことができます。

2.実際に現地を走って難易度、分岐点を目で確認する

ルートを机上でチェックしGoogleマップのストリートビューで確認していても、現実に見るのとでは違うものです。初めて走る道では、分岐点に差しかかる頃合いになったときに交差点が見つからず、もしかして通り過ぎてしまったのでは、と不安を憶えることがあります。実際はもう一つ先、というオチだったりするのですが、ブルベ初心者なら尚更不安になります。

そうした不安を解消するには実際に走ってみるのが1番です。開催日の1~2週間前に試走して不安な分岐点を事前に見て確認しておくことをオススメです。

距離が長くなると全部の試走は難しいかもしれませんが、疲れが出る後半の試走をするだけでも当日の不安感を和らげることができ、最後まで走るモチベーションになります。

当日の天候チェック

天候はブルベの完走率を大きく左右するものの一つです。ブルベも趣味のサイクリングなので台風などの自然現象に抗う必要はなく、安全を重視し無理と分かればDNSする判断も必要です。

ですが、早々にDNSするよりも、ギリギリまで粘る方が個人的には良いと思っています。初年度でSRを取得した際も、開催日に台風が直撃する予報が出ているブルベがありましたが、ギリギリまで見定めた結果、台風が逸れて雨が弱くなることがわかり出走することができました。

天気予報を直前まで確認して予測を立てれば、悪天候を切り抜けられることも多くあります。SRが取れたのも、最後まで完走できる方法を模索したからに他ならないと思っています。

準備した機材・装備に不具合がないかチェック

機材や装備は少しでも変更を加えたら事前の確認が必須です。ガタつきによる緩み、サイコンやライトなら見え方、バッグ類ならタイヤや漕ぐ足に干渉しないかといった点をチェックしておきましょう。当日になって直しながら走るのは時間のロスですし、直せない不具合を抱えていた場合、DNFの原因にもなります。

自分の経験談ですが、スポークが試走中に折れたことがありますので、試走ができない場合でも、ある程度の距離を走って機材のチェックをしておいた方がよいです。

また、自分で出来ないチェックがあれば、ショップに持ち込み点検して貰うことをオススメします。

200~600kmブルベを完走するためにやっておいたこと

200㎞ブルベの場合

ブルべに始めてエントリーするなら、この200㎞から始める方が多いと思います。

まずは事前に200㎞を走りきる経験を付けておくことが重要です。もちろん制限時間内に走りきれる経験が付けられるとよいですが、最初は時間を気にせず200km走ることに慣れておきます。

自分のペースで200kmが走れるようになったら、次はグロスを気にしながら走る癖を付けます。サイコンには経過時間による平均速度を表示することができますので、それを表示しておき、その際、バッテリーがもったいなからと休憩中にサイコンを止めてスリープさせてはいけません。

あとは平均速度を見つつ、普段でも15km/hを切らないよう走ることができれば、ブルベも完走できること間違いなしです。

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300㎞ブルベの場合

300kmも200kmと同様に、事前に300kmを走り切る経験を付けておいた方が良いです。できるなら、コースの試走もしておきましょう。そうすれば、後半の疲れた時に気持ちが切れずに走り切れます。

また、300kmは200kmに比べて夜間走行の時間が増え、外灯のない道を走る機会も多くなります。前照灯はかならず200ルーメン以上、できれば300~400ルーメンで点灯可能なライトを準備しておくことが安全に走るために必要になります。

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400㎞ブルベの場合

400kmが最も厄介です。脚力のある方なら仮眠せずに完走することができますが、そうでない方は仮眠が必要となる距離です。その微妙なラインの見極めが難しく、自分は一度に走りきろうとして見事に失敗しました。なので、初挑戦するなら200〜300kmの間でネットカフェ等の仮眠場所を何箇所かピックアップしておくか、事前にここと決めてホテルを予約してしまった方が良いと思っています。

それと、眠気対策でカフェインに頼るのはあまりオススメしません。仕事等で徹夜できる方でも、ロングライドで胃腸が弱った段階でのカフェイン摂取は胃を荒らしてしまい、胃痛や吐き気と闘う羽目になりますので。自分が正にそうでした……。

そんな体調不良に陥った時の対策として、太田胃散のような胃薬を持参しておくことをオススメします。

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600㎞ブルベの場合

600kmは400kmに比べるとそこまで難しくありません。重要なのが休憩場所で、だいたい300~350kmあたりで宿を取れるのがベスト。自分のエントリーした600kmの場合、主催者から「この辺りの健康ランドが便利」等のアドバイスがあったので、それに従いました。

仮眠できる時間は人それぞれですが、だいたい2~4時間くらいではないかと思います。この仮眠が後半に響いてきますので、可能な限り多く時間が取れるよう、宿の到着後から再出発までの準備をテキパキこなすことが重要となります。

それと、できるならコースの試走もしておきたいところですが、この距離になるとすべてを試走するのは難しいのではないでしょうか。自分の場合、2日目に走る残りの距離だけ試走しておきました。疲れが出る状況でもルートの難易度を経験しておけば、終盤のペース配分が分かるので走りやすくなります。

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まとめ

これまでSRを獲得するまでにやったことを色々と書いてきましたが、まとめるとこんな感じです。

1.走りやすいBRMにエントリーする

2.楽に走れる装備を充実させておく

3.机上と試走でコースの難易度を把握する

4.天候と機材のチェックは入念にする

やり方は千差万別でそれぞれに合った方法があるかと思いますが、この記事が皆様の参考になれば幸いです。

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