こんにちは。ノブです。
ロングライドの計画を立てるとき、みなさんはどのようにコースを決めていますか?
きっかけはテレビや雑誌の観光特集だったりするのかもしれません。でも、そういった特集って、車や電車、バスといった交通手段ありきで、自転車のことは考えられてはいないものです。まあ、そりゃあそうなんですけど、せっかくなら自転車で行きたいと思うのが、自転車乗りの性だと思います。
それならば、自転車でこそ楽しめるルートを選んで向かいたいって思いますよね。車通りの少ない道で、道中、ご当地グルメで補給ができて、サイクルラックがあったりすればなお良し。でも、そんな情報、一般向けの観光ガイドには載ってはいません。そんなときに参考になるのが、今回ご紹介する、一迅社より発行されている「『ろんぐらいだぁす!』 ツーリングガイド」です。
『ろんぐらいだぁす!』ツーリングガイド
収録内容
- 実装レポート Fleche 2013 Audax Kinki 火牛から逃げろ! アタック倶利伽羅峠!!
- ツーリングガイド1 嶺方峠 トンネルを抜けると、その先には!? 眼前に広がる、雄大な北アルプス!!
- ツーリングガイド2 ヤビツ峠 都内から約50km! ヒルクライムの練習場所としても有名なヤビツ峠
- ツーリングガイド3 渋峠 絶景のパノラマライン! 天空の回廊と称される志賀草津高原道路!!
- ツーリングガイド4 木崎湖 そうだ! 木崎湖に行こう!!
- 自転車アンソロジーコミック
- 『ろんぐらいだぁす!』番外編ノベライズ ぱぁしゅうたぁず
この本の魅力
ろんぐらいだぁす!の作中では、登場人物たちが日本各所の実在する場所を走っています。
それらのコースは作者の三宅先生や編集担当のいしこうさんがロケハンを兼ねて実際に走っていて、「『ろんぐらいだぁす!』 ツーリングガイド」では、そのロングライドレポートがメインになっています。写真と三宅先生のかわいい挿絵とともに、ルートが丁寧に分かりやすく解説されていて、すぐにでもロングライドに出かけたくなります。ご当地グルメの紹介も所々にちりばめられていて、立ち寄りスポットも充実した、ツーリング計画を立てるにはもってこいの一冊になっています。
さらに自転車をテーマにしたアンソロジーコミックに加え、ノベライズの「ぱあしゅうたぁず」では、一之瀬弥生の妹の一之瀬葉月を主人公にしたサイドストーリーを読むことができますので、この一冊だけで、ツーリングガイドとしてだけでなく、コミックスとしても小説としても楽しめるのも魅力です。
参考にしたロングライド・旅レポ
僕自身、2018年GW自転車旅では、渋峠への自走ルートの参考にさせてもらっています。残念ながら、白根山の噴火活動でルート変更を余儀なくされましたが、通行可能になったらツーリングガイドに載っている暮坂峠経由で渋峠を目指したいと思います。
秋には念願だった志賀高原道路を群馬側から登ることができました。
読めばあなたもロングライドがしたくなる! 以上、「ろんぐらいだぁす!ツーリングガイド」の紹介でした。
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