【旅138日目】天に続く道と知床五湖に横断道路と羅臼岳!世界遺産絶景サイクリング!

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは。ノブです。

日本一周自転車旅138日目は世界遺産知床半島ライドです。

目次

本日のルート

Relive ‘日本一周自転車旅138日目’

Garmin Forethlete230J 走行データ

旅レポ・フォトギャラリー

クリオネキャンプ場を出発

午前5時半頃に起床。テントが濡れている。昨晩は少し雨があったみたいですが、穏やかな朝です。

お湯を沸かして朝食。温かい飲み物が有り難い気温です。温まる。

晴れマークが久しぶり。今日は雨は降らない。もうそれだけで嬉しいです。

テントに付いていた雨水もさっと拭けばいいくらいでしたので、さくっと片付けて、午前6時45分頃に出発。

サイコンを確認したところ、昨日のうちに12,000kmを突破していたようです。離島や半島を含めた日本一周の目安が12,000km。それを137日目で超えました。最終的にどれくらい走れるのか楽しみです。

天に続く道へ

今日の目的地は知床半島。その中央を突っ切る知床横断道路を走りたいと思います。

と、その前に一つ寄り道。この先に見える坂を登っていきます。

ここは天に続く道と呼ばれる、有名な直線道路です。

展望台もありますが、道路から見るのが一番分かりやすい。

最初、展望台を見つけて撮影ポイントだと思っていたら、その先をさらに登ったところに本当の撮影ポイントがありました。

ご丁寧に撮影の台まで用意されています。確かにここからの方が絶景ですね。

知床エゾシカファームとオシンコシンの滝

再び国道334号線へと戻ります。天に続く道周辺の道路は直線道路なので、ダウンヒルが気持ちいい。

海沿いへと出て来ました。ここからウトロまではオホーツク海沿いを走っていきます。

道沿いに知床エゾシカファームという場所を見つけて、足を止めました。

ここは鹿肉加工用の鹿を一時的に飼育している場所のようです。エゾシカによる食害は北海道にとって厄介な出来事。エゾシカを美味しくいただいて個体数を減らせたらいいですよね。

さらに進んでオシンコシンの滝へ。

流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれる知床の景勝地です。

道の駅 うとろ・シリエトクで鹿バーガー

約40km走って道の駅『うとろ・シリエトク』へ。

この先、知床半島の奥へと進むことになるので補給場所も少なくなるはず。エゾ鹿肉バーガーで補給です。

お肉が柔らかく、トマトソースの優しい味わいのするバーガーでした。

連日のキャンプ泊で充電がピンチ。道の駅の一角に30分200円の充電コーナーがあったので利用。高いけどやむ終えない。

知床国立公園 知床自然センター

ライドを再開し知床半島のさらに奥へと向かいます。

斜度は7~8%くらいでしょうか。

坂を登り切ったらしばらく緩やかな登り。このまま知床峠を登って羅臼に抜けるか、知床半島のさらに奥へと向かう分岐路へと差しかかりました。

ちょうどその分岐点に知床自然センターがあり、トイレ休憩がてら立ち寄ることにしました。

館内は新しくかなり綺麗。どうやらカフェやアウトドアショップもあるみたいです。

熊の毛皮が。

そして、熊を捕獲する道具も展示されていました。

センターでは、これから国道を外れて知床半島を走るにあたりルートを確認。知床五湖までの9kmは舗装路で、その先カムイワッカの滝まで11kmダートとのこと。とりあえず、行けるところまで行ってみよう。

知床国立公園ライド

国道を逸れて道道93号線へ。

いきなり下りです。後でこの道を引き返すことになるので、すでに登りが確定しました。

結構下りますね。そして、下るとすぐに登り。どうやら知床半島の深部はアップダウンの激しい場所なのかも。

登りは徐々に緩くなり、知床五湖とカムイワッカの滝の分岐点へと差しかかりました。

カムイワッカの滝へは聞いていたとおりにダート。これを11km走るのか。思ったよりも固められているみたいだけど、行けるか。

少し走ってみました。うーん、グラベルロードならまだしも、これは厳しいぞ。道中でパンクしたら目も当てられない。ここは素直に引き返して知床五湖を観光しよう。

知床五湖フィールドワーク

知床五湖のレストハウスへ。駐車場も大きく、ここは人がごった返しています。

二つの建物があり、一つは売店の入ったパークサービスセンター。もう一つが遊歩道の入り口になっているフィールドハウスです。

知床五湖を散策するべく、遊歩道入り口へ。

ここは自然遺産。立ち入りのための申請書を書き、チケットを購入し証明書を発行してもらいました。

出発する前に15分ほど注意事項のレクチャーです。

その後、遊歩道へと入ります。

1.5kmの小さいループと3.0kmの大ループの2ルートがあり、殆どのひとは大ループへ。

道が混在しているので、小ループにしました。トレッキングが今日の目的ではないのでサクッと見て回ります。

知床の原野は静寂、と思いきや、どこからともなく人の声がしますね。

フィールドワークはこのような湖を回っていくようです。その道中に運が悪ければ(良ければ?)熊に出会うこともあるらしい。その場合は、来た道を引き返すのが原則です。

終盤の展望台へ。

ここは見晴らしも良いため、人が多く集まっていました。

この天気の中の散策は気持ちが良い。それにしても人が多くて、これで熊が現れるのでしょうか。

もしかすると、どこか遠くから見ているのかもしれませんね。

この周辺は電磁柵がされているので、仮に熊がいても容易に近づけない安全地帯です。

空は晴れて最高の知床大自然を満喫できました。

レストハウスまで戻ってきて、補給はこけももソフトクリーム。ブルーベリーの仲間の高山植物で、別名はリンゴンベリー。スッキリとした甘酸っぱさがあり美味しかった

昼食はスープカレー

知床五湖の散策を終えたので、国道334号線へと戻るべく来た道を引き返します。

つまりは登り。斜度7%ですが思ったほどキツくなかった。ですが、空腹に襲われました。そう言えばしっかりとした食事をずっと取っていなかった。ソフトクリームだけでは足りなかったようです。

知床峠に向かう前に知床自然センターへ立ち寄り、カフェスペースへ。

サーモンフライのスープカレーを注文。14時半に遅めの昼食です。

北海道の食材が具沢山でクリーミー。美味しかった。羅臼町にあるライダーハウスへ宿泊予約も入れて、宿も確保。安心して峠越えができます。

絶景の知床横断道路ライド

15時に再出発。これから知床横断道路を越えて羅臼町へと向かいます。ここから約10kmの登り。久しぶりの本格的なヒルクライムです。

ヒルクライムを初めて20分。標高も少しずつ上がっていきます。木々の間を抜けている気持ちの良いルート。

標高も500mを越えると大きな木々が少なくなってきました。羅臼岳が綺麗に見えています。

おお、綺麗な景色。緑の間にぐねぐねと走る道路。こうした景色って最高。ずっと見ていられます。

真っ正面に羅臼岳が現れる道路。圧巻です。

写真を撮りながら知床峠に到着。最高に気持ちよかった。これはまた登りたい峠ですね。まさか北海道1周中に渋峠や乗鞍のような高地風景のヒルクライムができるとは思ってもいませんでした。

頂上から先が羅臼町。ここから海沿いまで15kmほど下ります。

夏用ジャージに長袖インナーで登っていましたが、下りはさらにレインウェアを重ね着して下りに備えます。

今日は羅臼町の民宿&ライダーハウス 『お気軽屋』で一泊

知床峠のダウンヒル。下りも綺麗な道が続いてます。

雲の中に入り、幻想的な雰囲気になって思わず足を止めてしまいました。知床横断道路は立ち止まってばかりです。

下っていると、熊ノ湯を見つけました。無料で入れる温泉らしく気になっていました。

しかし、現在は利用不可。残念です。

そのまま下って、羅臼町内のライダーハウスへ。民宿&ライダーハウス 『お気軽屋』です。

受付をして前金で支払ってライダーハウスへ。近くにある温泉の場所も教えてもらい、後で浸かりに行きます。

自転車は共用スペースに駐輪。

ライダーハウスにしては珍しく個室があり、1800円で宿泊できます。布団は別料金ですが寝袋があるので問題なし。

志賀旅館へ温泉に浸かりにきました。ライダーハウスからは徒歩7~8分のところです。硫黄の匂いする気持ちの良い温泉でした。

夕飯はセイコーマート。ホットシェフにはいつも助けられています。美味しい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次